GW明けに憂鬱 どうすれば…病気の可能性は? 心理カウンセラーが説く注意点&対処法
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2025年のゴールデンウイーク(GW)が終わりましたが、連休明けは憂鬱(ゆううつ)になる人が多いといわれています。もし憂鬱な状態に陥った場合、どうすればよいのでしょうか。連休明けに憂鬱になってしまう原因や対処法について、心理カウンセラーの平井綾乃さんに聞きました。
仕事や学業に関するプレッシャーが影響している可能性も
Q.ゴールデンウイーク明けに憂鬱になることがあります。この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。この時期に起こりがちな病気も含めて、教えてください。
平井さん「誰でも、多かれ少なかれ連休が終わるのは悲しいものですよね。そのため、純粋に喪失から憂鬱が生じることはあるでしょう。一般的にはゴールデンウイーク後からお盆まで、しばらくはまとまった休みが取れないので『仕事や学業を頑張り続けなくてはいけない』というプレッシャーが憂鬱な状態を引き起こしているのかもしれません。
連休明けの場合は、いわゆる『五月病』の影響を考えなくてはいけません。五月病とは、環境に適応することがストレスとなり、次第に精神的にも身体的にも抑うつ症状が生じてくる状態のことを指します。正式には、五月病という病名はありません。
新年度を迎えて、自分を取り巻く環境に何とか適応しようと緊張感をもって取り組むわけですよね。しかし、連休の休息から気持ちが仕事モードに戻らず憂鬱などの症状が生じることがあります。
また、春は寒暖差が激しく天気も安定しにくいので、自律神経も乱れがちです。それに伴って何となくだるい、何となくやる気が出ないといった『不定愁訴(原因不明の体調不良)』も起こりがちです」
Q.連休明けに憂鬱な状態が続く場合、どうすればよいのでしょうか。対処法について、教えてください。
平井さん「例えば『連休中に出掛けた』『頑張って大掃除をした』など、いつもの休日とは少し違う過ごし方をした人は、体を十分に休めることができなかった可能性があります。
レジャーは心のリフレッシュにはなりますが、体は案外疲れているもので、休み明けのメンタルに影響することも多いです。連休中にイベントがあった人は連休後、まずはしっかり休息を挟みながら、体調を戻していきましょう。
そこまで疲労がないのに憂鬱な状態が続く場合は、憂鬱のきっかけや理由があるのかもしれません。特に『どういったときに憂鬱になるのか』を手掛かりに、なぜ憂鬱が生じているかを自分で分析してみましょう。憂鬱の理由が思い当たらない場合や、理由が分かってもどう対処すればいいか分からないときは、周囲の人や専門家に相談しても良いと思います。
あるいは、次の連休まで仕事を頑張ることにプレッシャーを感じるのであれば、可能であれば計画的に有給休暇を取得するのをお勧めします」
Q.ちなみに、憂鬱な状態は自然に改善されるものなのでしょうか。注意点はありますか。
平井さん「休み明けの憂鬱は、仕事がうまく回ってくるにつれて落ち着いてくるものです。しかし、もし憂鬱な状態が2週間以上続いているのであれば、それは心身の何らかのサインと思われます。この場合は気合いで乗り切ろうとせず、なぜ憂鬱な状態が続いていると思うのかを一度振りかえってみてください。原因が思いつかない場合や自力での解決が困難な場合は、専門家の手を借りることも検討しましょう」
オトナンサー編集部
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