藤本美貴さん、仕事のモヤモヤを一喝「育休中だからしょうがなくない？」

働く三児の母・藤本美貴さんがYouTubeで「ワーママのお悩み相談」に回答しています。

「他人はどうにもできない」

YouTubeのお悩み相談では、ストレートで説得力のあるアドバイスが支持を得ている藤本美貴さん。今回は仕事のお悩みにも真剣回答です。

まず取り上げたのは1人娘を育てる28歳の事務職ワーママさんからの相談。「あまりにも仕事ができないタイプで、仕事でみじめな思いをすることがよくあります」という相談者は、「ケアレスミスが多くて周りのお局様たちから直接嫌味を言われたり、もっと電話を競い合うようにとってほしいと言われたり」で、良かれと思って手伝いを申し出ても迷惑がられるなど、仕事で自信をなくしているといいます。

とはいえ仕事を辞めるつもりはなく、なんとか頑張りたい相談者に、藤本さんは「まず、ケアレスミスはがんばってなくそう。それは自分でどうにかできることじゃん」とピシャリ。何度も文章を読み返したり数字を照らし合わせたり、丁寧な仕事ぶりを意識してほしいと苦言を呈しました。

そのうえで「お局さんとか他人のことはどうにもできない」と線を引き、嫌味を言われても「『そうですね』って席に座っておけばいいんじゃない」とアドバイス。「嫌われる必要はない」ので、ポイントは「嫌な奴にならない」こと。「まずはケアレスミスをなくして、自分のやったことに対してできるだけ文句は言われないようにしていかないと」とエールを送りました。

藤本さんの「他人のことはどうにもできない」という姿勢は一貫しています。教育係として指導している後輩の社員から「早く転職したい」と言われてしまったというアラフォーのワーママから寄せられた「仕事上でのジェネレーションギャップ」の悩みにも、藤本さんは「若い子は……って言っててもしょうがない。自分の指導が悪かったわけでもないし、落ち込む必要はない」と応じます。

その後輩社員に対して強くあたる必要もないとし、「『辛いなら辞めてもいいのかもしれないね、向いてないのかもしれないね』って言ってあげるとか。辞めてしまったら、また次の人に（業務を）教える。自分の仕事をするだけ」と、割り切ることをアドバイス。

ちなみに藤本さんのまわり（芸能界）では「昔から3日で来ないマネージャーさんは3日で来ないから（笑）」とのことで、特にジェネレーションギャップを感じることはないそうです。

育休中に同僚が昇進してモヤモヤ

妊娠・出産・子育てという一連のフェーズの中で、思うように働けず歯がゆい思いをしてきたママたちも少なくありません。自身の育休中に同僚が出世し、「私が育休中でなければチャンスがあったのかなぁ」とモヤモヤしているママさんの相談に、藤本さんは「育休中だからしょうがなくない？　しょうがないと思うしかない」とバッサリ。

仕事ももちろん大事ですが、気持ちを切り替え、「子どもという大事な宝物を産み落としたわけですから、大事に育てていく。それが私の幸せなんだと思うほうがいい」とアドバイスし、「昇進するタイミングは、その後ガツガツ働いていけばチャンスがあるかもしれないし、今モヤモヤするぐらいだったら、育休後の働き方を旦那さんと話し合ったほうがいい」とエールを送りました。

藤本さん自身も「育休中は社会に置いていかれたような気になって焦りが出ちゃう」と共感しつつ「考えてもしょうがないことは考えずに、目の前の生活を大事にしていったほうがいい」。やはり、自分ではどうにもならないことにクヨクヨ悩まず、自分自身を変えていくというのが藤本さん流です。

「遠くの幸せを見るよりも、目の前の幸せのために1歩何をするのかを考えておくと、必ず遠くも幸せになる。今日を考えて生活できるといいかなと思いながら日々生活をしております」と、藤本さんのハッピーマインドの秘訣を表す名言も飛び出していました。

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