吉川愛、PC＆スマホ「苦手」　どんな役でも現場で出た「感情」大切に

　MBS・TBS系で放送中の連続ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」の主人公・白井雪役や映画「ハニーレモンソーダ」の石森羽花役などで知られる俳優の吉川愛さんが出演する映画「ALIVE HOON アライブフーン」が2022年6月10日に公開されます。

　映画は、レースゲームの世界ランカーで内向的な性格の大羽紘一（野村周平さん）が、実世界で解散寸前のドリフトチームからスカウトされ、実車レースに挑む……というストーリーです。

　オトナンサーでは、解散寸前のチームのメカニックで多弁な武藤夏実役の吉川さんに役の感想や演じる際に大事にしていることなどを聞きました。

スマホもどんどん分からなく……

Q.おとなしい役が多いイメージですが、強気な夏実を演じてみていかがでしたか。

吉川さん（以下敬称略）「SNSでもおとなしいイメージを持たれることが多いのですが、私自身はよくしゃべるタイプでどちらかといえば夏実に似ています。だから演じやすかったです。夏実ほど口調は強くないですが、ほぼ素で演じました。声も地声です」

Q.役作りでしたことを教えてください。

吉川「強気な女性なんです。男性に囲まれて育ったので、ひとつひとつのしぐさでもそういった背景を伝えられたらと意識しました」

Q.メカニックの役ですが、機械関係は得意ですか。

吉川「パソコンが苦手で、スマートフォンもどんどん分からなくなってきました。iPad、パソコンも持っていません」

Q.演技で大事にしていることを教えてください。

吉川「そのときに出た感情を大事にすることです。台本を読んでいて、ここはこう動きたいなとか考えますが、相手の方が目の前にいらっしゃると、自分が考えていたことと違う行動をすることがあるので、そのときに出た感情を大切に演じると決めています」

Q.理想の女優像はありますか。

吉川「いろいろな方に憧れられる女優さんになれたらいいなと思います。好きな役を演じて、いろんな役を極めたいです」

Q.マイブームを教えてください。

吉川「いろいろなアニメを見るのが好きです。撮影の合間にも見ていますし、リフレッシュになっています。「ゆるキャン△」とか、ゆるく、ほのぼのしている作品を見ています」

　紘一を精神的に支える夏実が劇中で大活躍。素に近いというキャラクターを演じた吉川さんの多彩な演技に注目です。

オトナンサー編集部

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