暑い時期でも「掛け布団」って必要? SNS「6月から使っていない」も…睡眠のプロが“使用”勧めるワケ
- オトナンサー |

夏のような気温が高い時期に、掛け布団やタオルケットなどを使わずに寝る人は多いのではないでしょうか。SNS上では「夏はタオルケットも使わない」「6月ごろから掛け布団を使っていない」「この夏、一度も掛け布団を使っていない」「掛け布団を掛けると暑い」などの声が上がっています。そもそも、暑い時期に掛け布団を使う必要はあるのでしょうか。掛け布団の主な役割や、掛け布団を使わずに寝た場合に体に与える影響などについて、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。
眠りにつくと副交感神経が優位になり体温が低下
Q.掛け布団にはどのような役割があるのでしょうか。暑い時期に掛け布団を使うメリットはあるのでしょうか。
山本さん「人間は寝ているときに汗をかきますが、掛け布団にはその汗を吸収して外に放出するという役割があります。また、体温調節の役割もありますね。特に、エアコンを使って寝ることが推奨されている昨今は、体が必要以上に冷えるのを防ぐ必要があります。そのため、『夏の暑い季節だから何も掛けなくていいや』と思わずに、タオルケットでもいいので何かを掛けて寝た方が良いですね」
Q.暑い時期に掛け布団を使わずに寝た場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。
山本さん「先述の話と重なりますが、掛け布団の大きな役割の一つとして『適切な体温に保つ』ということが挙げられます。『夏だったら体温は下がらないのでは?』と思われるかもしれませんが、人間の生理的な仕組みとして、眠りにつくと副交感神経が優位になっていきます。すると、起きているときよりも体温を調節する機能が少し鈍ってしまいます。
そのため、起きている間に『ああ涼しいな、快適』と思う室温で何も掛けずに寝てしまうと、寝ている間に体温調節がうまくいかずに体が冷えて『寝冷え』につながってしまうんですね。ですから、就寝時に掛け布団やタオルケットなどを体に掛けると、体が必要以上に冷えるのを防ぐ効果があります」
Q.暑い時期に掛け布団を使うときは、どのような素材の製品を選ぶとよいのでしょうか。
山本さん「暑い時期の掛け布団選びは、吸湿性と保湿性、それから通気性というものが大事なポイントになります。そうした機能を持ち合わせているのが、麻や綿などの天然素材で作られているものですね。
最近の安価な製品ではアクリルやポリエステルなど、肌触りが良いものも多いのですが、化学繊維は熱をためやすいです。ですから、体から布団に移った熱が放出されずに、熱がこもったままになってしまいます。そうなると、部屋の温度が適切でも暑苦しさを感じてしまう原因にもなるため、掛け布団の素材選びも重要ですね」
オトナンサー編集部
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