【漫画】「ノー」と言えない性格の女性　人になめられることが多く…自分を変えるために実行したこととは？＜作者インタビュー＞

「自分自身を変えたい！」と思った女性の姿を描いた漫画「舐（な）められない私になる。」が、Instagramで全3話合わせて約4200以上のいいねを集めて話題となっています。

　幼い頃から、母に「要領が悪いから、人よりたくさん頑張りなさい」と言われてきた女性。そのせいか、自分が大変な状況でも、何か頼まれると「ノー」と言えない性格になりました。しかし、そんな自分を変えたいと思い…。読者からは、「私も同じです」などの声が上がっています。

飲酒や買い物でストレスを発散していたが…

　この漫画を描いたのは、「みほはは」さんです。Instagramとブログでエッセー漫画を発表し、Kindleでは読者から寄せられた病気やけがの体験談を漫画にして、無料配信しています。また2024年11月には、『母の勘を信じて　次男が入院するまでの記録』（KADOKAWA）を電子書籍で出版しました。みほははさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。

みほははさん「これは小さい頃からずっと悩んでいたことで、今回コミックエッセーの講座を受講したときに引き出していただいたテーマです。私は『40歳までにやりたいリスト』というものを作っていて、そこにも『なめられやすい自分を変えたい』と書いてあり、自分を変えるきっかけになればと思い、漫画にしました」

Q.「ノー」と言えずにストレスがたまったとき、どのように発散していますか。

みほははさん「お酒を飲んだり、買い物をしたりしていましたが、今年は何度も体調を崩してお酒があまり飲めなくなり、また買い物でストレス発散するのも、もったいないと気付きました。これからは、運動などでストレスを発散できたらと思っています」

Q.自分が変わったことで、周囲の人の態度も変わりましたか。

みほははさん「まだ、本当になめられたくない人へは伝わっていませんが、自分の中ではだいぶ前向きになってきたと思います」

Q.「ありのままの自分」を知るために、やっていることはありますか。

みほははさん「『思いを言葉にする、ノートに書く、漫画にする！』です。その行動で、気持ちを語源化できている気がします」

Q.やりたいことリストのうち、実現できたものはありますか。

みほははさん「歯の矯正を始めたり、深爪を伸ばしてネイルしたり、姿勢を意識するために整体に通ったりなど、自分の小さな見た目を変えることは少しずつできています。また、両親に自分のお金で旅行をプレゼントすることも、近場ですが、かなえることができました」

Q.この作品について、どのような意見が寄せられていますか。

みほははさん「『私もなめられやすいです』という、共感の声を頂きました。性格はすぐには変えられるものではないけれど、『変えたい』と意識するだけでも違うかなと思います。これからも少しずつ意識して、自分を変えていきたいです」

オトナンサー編集部

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