野菜炒め、ラーメンに使われる「モヤシ」に「栄養なさそう」 実は栄養価高い野菜だった【管理栄養士が解説】
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8月4日は「栄養の日」です。公益社団法人日本栄養士会が2016年、人々の健康の保持、増進の実現を目的に制定しました。比較的安価に手に入り、手軽に食べられるのがモヤシです。野菜炒めやラーメンなどに使われることが多いですが、具体的にどのような栄養素が含まれているのかを知らない人は意外と多いようです。SNS上では「モヤシは栄養あるの?」「モヤシは栄養なさそう」「お勧めの調理法は?」という内容の声が上がっています。
モヤシにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。食べるときの注意点やお勧めの調理方法も含め、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
タンパク質も含まれている
Q.そもそも、モヤシにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
松田さん「モヤシには、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。また、モヤシは元々、豆なので、タンパク質も少し入っているのが特徴です。さらに、コラーゲンの生成を助け、抗酸化作用や老化予防の効果もあるビタミンCや、血圧を安定させたりむくみを予防したりするカリウムなども含まれています。
血を作るのに使われる葉酸という成分も含まれており、これは妊娠した人に対して摂取が勧められる栄養素です。新陳代謝を良くし、疲労回復の効果があるアスパラギン酸というアミノ酸も含まれていますよ」
Q.モヤシを食べるときの注意点について、教えてください。例えばモヤシを食べ過ぎると体にどのような影響が生じる可能性がありますか。
松田さん「食物繊維が多いため、食べ過ぎると便秘や消化不良で下痢になってしまう人がいるかもしれません。胃腸が弱い人は食べ過ぎに気を付けてほしいですね。ちなみに、モヤシをどのくらい食べたらよいかの目安については、1日につき2分の1袋、約100グラム程度であれば問題ないのではないでしょうか」
Q.モヤシの栄養素を効率的に摂取するには、どのように調理するのがお勧めなのでしょうか。
松田さん「ビタミンCやビタミンB1、カリウムは水に溶け出すため、ゆでると栄養分が流れてしまいがちになります。スープにしたり、炒め物にしたり、せいろで蒸したりすると、栄養をしっかり取ることができるでしょう。
また、モヤシには熱に弱い栄養素も含まれています。モヤシは短めの加熱でも食べられるため、さっと加熱する程度にとどめておくと良いでしょう。あまりゆでない、スープであれば煮過ぎない、炒め物であれば最後にサッと入れるくらいでも問題ないと思います。
なお、モヤシと一緒に取るのがお勧めの食材は豚肉です。モヤシに含まれているアスパラギン酸には疲労回復効果があり、豚肉に含まれるビタミンB1にも同じく疲労回復効果があるため、回復効果をより高めることができます。モヤシを適切に調理するだけでなく、組み合わせも考えながら調理できると良いでしょう」
オトナンサー編集部
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