朝、小学生の子どもがなかなか支度せず遅刻…“ダラダラ癖”改善し、やる気促すコツとは?
- オトナンサー |

朝、小学生の子どもがダラダラ過ごし、登校時間がギリギリになってしまったり、遅刻したりして困っているという人は少なくないでしょう。子どもがなかなか支度をしないのはなぜなのでしょうか。子どもがダラダラする原因や、親がすべき取り組みについて、探究型学習に特化した民間学童保育である「ユレカアフタースクール」(東京都江東区)校長の鶴原頌太郎さんに聞きました。
子どもは時間の感覚が未発達
Q.小学生の子どもが朝、なかなか着替えをしなかったり、朝食を食べなかったりすることがあります。この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
鶴原さん「子どもは時間の感覚が未発達で、朝食を食べたり着替えをしたりするのにどれくらい時間がかかるのかよく分かっていません。家を出るまでの時間から逆算して計画的に行動するのが難しいのです。
また、子どもが時計の読み方を理解し始めるのは小学校低学年くらいであるといわれています。ようやく時計を読めるようになったばかりで、まだ時計の示す時間と自分の行動にかかる時間が結びついていないことが多いのです。さらに、現在ではテレビや動画、スマホゲームなど、支度から意識をそらすものが多いですよね。時間を意識しながら支度するのが昔よりも難しくなっているのではないでしょうか」
Q.子どものダラダラする癖を改善するために、どのような取り組みが必要なのでしょうか。親がやるべき行為について、教えてください。
鶴原さん「重要なのは、『見える化』です。例えば、アナログ時計を用意して『長い針が2のところに来るまでにご飯を食べ終わってね』のように、具体的な目安を示してあげるのが効果的です。これにより、残り時間を視覚的に把握しやすくなります。『顔を洗う』『ご飯を食べる』『着替える』などのルーティンをポスターにして掲示し、やるべきことを見える化するのも効果的です。
また、ただ『やりなさい』と言うのではなく、『どっちが先に着替え終わるか競争しよう!』と提案して子どもの関心を引くような声掛けをし、勝たせてあげるのもよいでしょう。子どもは楽しいことであれば積極的に動いてくれるため、どうしたら動作を早めたくなるかを意識して声掛けすることが重要です」
* * *
子どもは時間感覚が未発達で、先の見通しを立てることが苦手だといいます。そのため、時間ややるべきことを子どもが分かりやすい形で見える化したり、声掛けを工夫したりすることで、子どもが支度に取り組みやすくなる方法を意識してみましょう。
オトナンサー編集部
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