ソフトバンクカードのメリット・デメリットを解説!ポイントを効率的に貯める方法
ソフトバンクは「ソフトバンクカード」というプリペイドカードを発行しています。この記事では、ソフトバンクカードの特徴やメリット・デメリットを解説。また、ソフトバンクユーザーにおすすめのクレジットカードもご紹介します。
- ソフトバンクカードはVISAのプリペイドカード
- ソフトバンクカードを持つ5つのメリット
- ソフトバンクカードを使う前に知っておきたい3つのデメリット
- ソフトバンクカードにチャージする方法は7通り!
- ソフトバンクカードのバーチャルカード・リアルカード
- ソフトバンクの料金支払いにおすすめのクレジットカード
- ソフトバンクカードのメリットを最大限に活用しよう!
ソフトバンクカードはVISAのプリペイドカード
ソフトバンクカードは、Visaブランドのついたプリペイドカード。クレジットカードではないという点に注意しましょう。年会費は無料、利用金額に応じてポイントが還元される点が特徴です。
また、ソフトバンクカードのカード番号がスマートフォンやパソコンに表示されるバーチャルカードもあります。表示されたカード番号をオンラインショッピングの支払い画面に入力すると、決済可能です。
使った料金はスマホ料金とまとめて後払い
ソフトバンクカードは、あらかじめ「バリュー」と呼ばれるカード上のお金をチャージすることで利用可能です。チャージしたバリューは、国内外のVisa加盟店の支払い時に使えます。
ソフトバンクカードにバリューをチャージする際に、「後払い」を選択できることも特徴。買い物した金額は「ソフトバンクワイモバイルまとめて支払い」から自動でチャージされ、後日携帯電話料金とまとめて支払えます。
ソフトバンクカードのバリューとは
ソフトバンクカードにチャージされたお金やポイントは「バリュー」と呼ばれます。バリューの種類は2種類。支払いに使える「プリペイドバリュー」と、支払いに加え現金として引き出したり送金できたりする「現金バリュー」があります。
バリューのチャージ方法は複数から選択可能。ソフトバンクカードアプリで「ケータイ料金と合算」「ジャパンネットやりそな銀行から入金する」方法が選べる他、ゆうちょ・セブン銀行ATMから現金をチャージする方法もあります。
ソフトバンクカードを持つ5つのメリット
ソフトバンクカードは支払い時にポイントを貯められるなど、いくつものメリットがあります。
ここでは、ソフトバンクカードを持つメリットについてチェックしましょう。
- クレジットカードが持てない18歳以下でもOK
- ポイントが貯まる
- スマホ料金をクレカ払いにすればポイント2重取り
- 貯めたポイントはスマホ料金やPayPayボーナスに充当可能
- iD決済機能
それぞれ順番に説明していきます。
1. クレジットカードが持てない18歳以下でもOK
ソフトバンクカードはプリペイドカードのため、クレジットカードほど年齢制限が厳しくありません。12歳以上のソフトバンクユーザーであれば申し込み可能で、審査がない点も特徴です。
18歳以下でも持てることから、学生も利用できます。チャージした分しか利用できないため、クレジットカードのように使いすぎる心配もありません。ソフトバンクカードは、クレジットカードが持てない人にもおすすめです。
2. ソフトバンクポイントが0.5%還元
ソフトバンクカードは年会費無料のプリペイドカードですが、200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。貯まったポイントはさまざまな方法で利用できるため、現金で支払うよりも実質お得です。
2022年4月からは、付与されるポイントがTポイントからソフトバンクポイントに変更。しかし、ソフトバンクポイントもネットショッピングや街のお店などでの支払いに使えるため、Tポイントと遜色なく利用できるでしょう。
3. スマホ料金をクレカ払いにすればポイント2重取り
ソフトバンクカードはプリペイドカードですが、事前にチャージする以外の支払い方法にも、対応しています。「ソフトバンクまとめて支払いチャージ」を利用すれば、後日携帯電話料金と合わせて後払いも可能です。
その際、携帯電話料金をクレジットカード払いに設定しておくと、クレジットカード会社のポイントとショッピング利用のポイントで、ポイントの2重取りが可能です。クレジットカードを持っている人は、併用するとよいでしょう。
4. 貯めたポイントはスマホ料金やPayPayボーナスに充当可能
ソフトバンクカードで貯まったTポイントは、さまざまな使い道があります。例えば、全国のTSUTAYAやファミリーマート、ENEOSなど多くの店舗で支払いにも使えるため、貯めるほどお得です。
2022年4月以降はソフトバンクポイントへ移行しますが、貯めたポイントは携帯電話料金や端末代金に充当できるほか、PayPayボーナスへの交換も可能。PayPayが使えるお店やYahoo!ショッピングの支払いなどに利用するのがおすすめです。
5. iD決済機能
ソフトバンクカードは、スマートフォンをかざすだけで簡単に決済できるiDの支払いカードにも登録できます。iDが使える端末は、日本全国約150万台以上。グルメやレジャー、家電量販店、日用品の買い物など幅広いシーンで利用可能です。
支払い時にiDで支払う旨をお店に伝え、スマートフォンを端末にかざせば決済が完了。iDの支払いカードに登録する際は、ソフトバンクカードアプリのダウンロードが必要です。
ソフトバンクカードを使う前に知っておきたい3つのデメリット
ソフトバンクカードは多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットも持っています。発行時には、以下の3点について把握しておきましょう。
- ソフトバンクユーザー以外にはメリットが少ない
- Tポイントのチャージが1ポイント=1円ではない
- 付帯保険がない
それぞれ順番に解説します。
1. ソフトバンクユーザー以外にはメリットが少ない
携帯電話料金と合算できる「ソフトバンクまとめて支払いチャージ」が利用できるのは、ソフトバンクユーザーのみ。それ以外の人は、ソフトバンクカードの支払い方法が制限されます。
また、ソフトバンクから他のキャリアへ変更した後もソフトバンクカードを利用できますが、ポイントの2重取りができなくなるため、注意しましょう。
2. Tポイントのチャージが1ポイント=1円ではない
ソフトバンクカードで貯まったTポイントは、ソフトバンクカードへバリューとしてチャージできます。しかし、ポイントのレートは「1ポイント=1円」ではなく「1ポイント=0.85円相当」でチャージされるため、注意が必要です。
ただし、2022年4月にソフトバンクポイントに移行した後は、1ポイント=1円相当でチャージ可能です。
Tポイントをチャージするなら毎月1日〜2日に!
よりお得にポイントをチャージしたい際には、毎月1日~2日を狙いましょう。リアルカードのチャージであれば、毎月1日10時から2日9時59分までの24時間限定で100ポイント=100円としてチャージが可能です。
Tポイントをソフトバンクへチャージする場合は、タイミングを狙うとポイントがムダになりません。
3. 付帯保険がない
ソフトバンクカードはクレジットカードではないため、国内・海外旅行保険やショッピング保険の付帯はありません。そのため、国内旅行や海外旅行の保険をカードでまかないたい人にはデメリットになるでしょう。
旅行保険やショッピング保険が必要な場合は、別途クレジットカードを作る必要があります。
ソフトバンクカードにチャージする方法は7通り!
ソフトバンクカードにチャージする方法は全部で7通りあります。それぞれの方法は下記の通りです。
- アプリからチャージ
- 郵便局やコンビニからチャージ
- セブン銀行ATMからチャージ
- Tポイントからチャージ
- りそな銀行/埼玉りそな銀行/近畿大阪銀行からチャージ
- PayPay銀行からチャージ
- 自身の銀行口座からチャージ
チャージする方法によってチャージ金額の上限・下限などが設けられているため、事前に確認をしてからチャージしましょう。
ソフトバンクカードのバーチャルカード・リアルカード
ソフトバンクカードは、申し込み後すぐにスマートフォンで使える「バーチャルカード」とプラスチックの「リアルカード」の2種類あります。
リアルカードは、ソフトバンクアプリから簡単に申込が可能。発行の手間もかかりません。また、リアルカードには、Tポイントカードの機能も付いていますが、この機能を使うためには別途オプションの申し込みが必要です。
リアルカードを受け取った後|カードに署名&暗証番号を設定
ソフトバンクカードのリアルカードは、ソフトバンクアプリから申し込んだ後に郵送で届きます。カードを受け取った後には、カード裏面に署名をし、My Softbankのカード会員ページから、暗証番号を設定しましょう。
ここで設定した暗証番号は、リアルカードを使い駅の券売機でチケットを買う場合や、海外のATMを利用する場合などに入力が求められます。署名と暗証番号の設定は必ず済ませておきましょう。
ソフトバンクの料金支払いにおすすめのクレジットカード
ソフトバンクカードでまとめて支払いチャージを設定する場合には、ソフトバンクの料金をクレジットカードで支払うのがおすすめです。ソフトバンクカードとクレジットカードのポイントが2重取りでき、効率的にポイントが貯まります。
ここからは、ソフトバンクカードと相性のいいおすすめのクレジットカードを紹介します。
- PayPayカード
- リクルートカード
1. PayPayカード
PayPayカードは、2021年12月に「ヤフーカード」から新たに切り替わり誕生したカードです。
最短7分(申込5分、審査2分)で使え、審査完了後、会員メニューでカード番号が確認できたら、ECサイトなどで即時利用できます。
※ご利用にはクレジットカードの審査があります。申し込み時に口座登録が完了していない場合、カードの即時利用はできません。
PayPayカードをYahoo!ショッピングで利用すると、3.0%のポイント還元が受けられる点が大きな特徴です※。また、ソフトバンクユーザーはYahoo!プレミアムの会員特典が利用できるため、Yahoo!ショッピングのポイント還元が大幅アップ。
さらにPayPayの「ソフトバンクプレミアム」も適用され、よりお得な特典が受けられます。
2. リクルートカード
リクルートカードは、還元率が常時1.2%を誇る高還元カードです。また、リクルート系サービスを利用することでさらに高い還元が得られます。
Visa、MasterCardの2ブランドを選べばPayPayにも登録できるため、よりポイントが貯まりやすくなる点が特徴です。ソフトバンクカードで貯めたポイントをPayPayボーナスに交換すると、より効率的にポイントを運用できるでしょう。
ソフトバンクカードのメリットを最大限に活用しよう!
ソフトバンクカードは、クレジットカードと違いプリペイドカードのため、利用するハードルが低い点が魅力です。
ソフトバンクユーザーで、「クレジットカードは持てないけど、近い機能を持つカードが欲しい」という方はぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。ポイントが貯まるため、現金で支払うよりお得になりますよ。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。