dカードをApple Payに登録する方法と注意点、お店での使い方を詳しく解説
ドコモが発行し、dポイントが貯まりやすいdカード。Apple Payに登録することでカードを取り出さずにスムーズな支払いが可能です。この記事ではdカードをApple Payに登録する方法や注意点、使い方などを解説します。
- dカードはApple Payに登録すると便利!
- Apple Payにdカードを登録する方法・注意点
- dカードをApple Payに設定するときの注意点
- dカードをApple Payに登録できないときの対処法
- Apple Payに登録したdカードの使い方
- dカードをApple Payに登録してお得&便利に活用しよう!
dカードはApple Payに登録すると便利!
Apple Payとは、idやQUICPayなどの、対応デバイスをタッチするだけで支払いができる機能。iPhoneやApple Watchなどの端末で利用可能です。
dカードはクレジットカードとして利用するだけでなく、Apple Payに登録すると、より便利かつスムーズに決済できるため、活用するのがおすすめです。ここでは4つのメリットについてそれぞれ説明します。
- iD決済対応の店ならどこでも使える
- スマホをかざすだけで完了!
- 支払履歴がしっかり残る
- dカードのポイント還元率はそのまま
1 .iD決済対応の店ならどこでも使える
dカードにはiD機能が搭載されているため、iD決済に対応しているお店であれば利用でき、日本全国さまざまな場所で使えるのがポイントです。iDが使える場所は、現在全国約100万店以上(2022年1月時点)。
例えばコンビニなら15系列で利用可能で、スーパー・ファストフード店・レストラン・家電量販店などの多様なジャンルの店舗に対応している点も魅力です。
2. スマホをかざすだけで完了!
Apple Payは、スマホを端末にかざすだけで決済が完了。カードや現金を出すためにカバンの中で財布を探したり、小銭で財布がパンパンになったりすることもありません。お金を触らず決済できるため、衛生面が気になる人にもおすすめです。
また、Apple Payをメインで利用すれば、ATMでお金を下ろす手間が省けることも魅力。
3. 支払履歴がしっかり残る
iDは、支払履歴がすべて確認できることもメリットの1つ。WEBやアプリで好きなときに明細を確認できるため、家計簿代わりにもなるでしょう。dポイント残高やキャンペーン情報も同時にチェックできる点も便利です。
iDは電子マネー決済ですが、dカードと一体型なので残高を気にせず、チャージ不要で利用できるのも大きなポイントですね。
4. dカードのポイント還元率はそのまま
Apple Payの決済でもdポイントが貯まります。利用額100円(税込)につき1ポイントを付与(還元率1.0%)。dカードの特約店ならポイントアップも対象です。
スマートに支払えるApple Payだからこそ、日々のちょっとした買い物にも使いやすく、ポイントが貯まりやすいと言えます。
Apple Payにdカードを登録する方法・注意点
dカードをApple Payに設定する方法は以下の2通り。ここからは設定方法について説明し、カード認証に関する注意点もお伝えします。
- ①Walletアプリで設定する方法
- ②dカードアプリで設定する方法
①Walletアプリで設定する方法
WalletアプリはiPhoneにプリインストールされているアプリです。クレジットカードやプリペイドカード、Suica、搭乗券、映画のチケット、ポイントカードなどが1つのアプリで管理できます。
Walletアプリで設定する手順は以下のとおりです。
- iPhoneの「Wallet」アプリを起動
- 画面中央の「追加」ボタン、あるいは右上の「+」ボタンをタップ
- Apple Payに関する説明が表示されるので「続ける」をタップ
- カードの種類を選択する画面が表示されたら「クレジットカード等」を選択
- カード情報を入力
- カード情報が正しいかを確認して「次へ」をタップ
- 利用条件が表示されるため、確認後「同意する」をタップ
- dカードの追加が完了
②dカードアプリで設定する方法
dカードアプリはApp Storeでインストールしておく必要があります。dカードアプリを設定すると、利用明細やdポイント残高、キャンペーン情報などを簡単に確認できます。
dカードアプリで設定する手順は以下のとおりです。
- 「dカードアプリ」を起動
- 「ログインする」をタップし、クレジットカードの暗証番号(4桁)を入力
- 「上記特約に同意しログイン」をタップ
- ホーム画面が表示されるのでホーム画面右上「メニュー」から「Apple Pay設定」を選択
- クレジットカードの暗証番号を入力し、「Apple Payを設定」をタップ
- 「名義」「カード番号」を確認し、「次へ」をタップ
- 利用条件を確認し「同意する」をタップ
- 「カードの追加」画面が表示されたら内容を確認し、「次へ」をタップ
- dカードが追加されたメッセージが表示されたら、「完了」をタップして終了
dカードをApple Payに設定するときの注意点
Apple Payでdカードを利用するには、カード認証が必要です。ドコモではセキュリティ強化のため、dカードを設定する際にドコモ回線による認証を導入しています。
ドコモユーザーの方は設定の際にWi-FiをOFFにして、ドコモネットワーク(spモード)に切り替えて設定しましょう。
ドコモユーザーでない人は電話認証
ドコモユーザーでない人は、カード認証画面に表示される「NTTドコモに発信」(電話認証ボタン)を利用し、電話認証をする必要があります。
電話ではカード番号・氏名・生年月日・住所・引き落とし口座等の情報を聞かれるため、事前に準備してから電話するとよいでしょう。
dカードをApple Payに登録できないときの対処法
Apple Payの設定がうまくいかないときは、いくつかの原因が考えられます。
dカードをApple Payに登録する際にエラーが出てしまう場合、次のポイントを確認してみましょう。
- 入力したカード情報が間違っていないか
- セキュリティコード・クレジットカードの暗証番号が間違っていないか
- Walletアプリのカード登録枚数が上限に達していないか
- dカードに登録するデバイス数が上限に達していないか(dカード1枚につき、最大5デバイスまで設定可能)
- Wi-Fi環境でカード認証を行っていないか
- dカードの支払い状況に問題はないか
設定する環境や入力ミスがない場合、dカードの利用状況についても確認が必要です。
Apple Payに登録したdカードの使い方
Apple Payにdカードを登録したら、すぐに利用可能です。iD対応の店舗で会計時に「iDで支払います」と伝え、端末にスマホをかざせば決済完了。
dポイントカードを提示しなくても、自動でポイント還元の対象となります。Apple Payを使う方法は「Touch ID」「Face ID」「Apple Watch 」の3つ。手順をそれぞれ詳しく説明します。
- Touch ID対応端末のiPhoneで支払う手順
- Face ID対応端末のiPhoneで支払う手順
- Apple Watchで支払う手順
1. Touch ID対応端末のiPhoneで支払う手順
- 会計時に「iDで支払います」と伝える
- TouchIDでホームボタンに指を触れたまま、レジの端末へスマホをかざす
- 音が鳴れば支払い完了
うまく指紋が認証されない場合は「パスコードで支払う」を選択しましょう。パスコードの入力でも決済が可能です。
2. Face ID対応端末のiPhoneで支払う手順
- 会計時に「iDで支払います」と伝える
- スマホのサイドボタンを2回押す
- dカードが表示されていることを確認し、スマホの画面を見てFace ID(顔認証)を行う
- レジの端末へスマホをかざす
- 音が鳴れば支払い完了
うまく顔認証されない場合は「パスコードで支払う」をタップします。パスコードの入力でも決済が可能です。
3. Apple Watchで支払う手順
- 会計時に「iDで支払います」と伝える
- Apple Watchのサイドボタンを2回押す
- Apple Watchのディスプレイをレジの端末にかざす
- 音が鳴れば支払い完了
どの方法でも、デバイスをかざすだけで簡単に支払いができますよ。
dカードをApple Payに登録してお得&便利に活用しよう!
dカードをApple Payに登録する方法や、使い方について解説しました。ポイントは次の3つです。
- dカードは「Walletアプリ」または「dカードアプリ」から登録できる
- Wi-Fi環境ではカード認証を行えない
- Apple Payによる決済もdポイントの対象になる
dカードの登録は簡単ですが、カード認証時の環境には注意が必要です。とはいえ、一度登録してしまえば決済が便利になるほか、dポイントも獲得できるので、この機会に登録してみましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。