学生が審査に落ちないクレジットカード5選!審査通過のコツも紹介
「学生だからクレジットカードの審査に通らない」とお悩みではありませんか?この記事では、学生でも審査に通る可能性が高いクレジットカードを5枚紹介します。審査に落ちてしまう原因もお伝えしますので、該当しないよう対策しておきましょう。
- 学生でもクレジットカードの審査には十分通る
- 学生におすすめの審査に通りやすいクレジットカード5選
- 学生でも審査に通りやすいクレジットカードの3つの特徴
- 学生がクレジットカードの審査に落ちる5つの理由
- 学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法2選
- 学生でクレジットカードの審査に通った!利用する際の3つの注意点
- 学生ならあまり審査が厳しくないクレジットカードを選ぶようにしよう
学生でもクレジットカードの審査には十分通る
学生でもクレジットカードの審査には十分通ります。
とはいえ、全ての学生が審査に通るわけではありません。以下のような学生はクレジットカードの審査には通らないと言えます。
- 中学生
- 高校生
- 高等専門学生
基本的に、クレジットカードは18歳以上の人でないと作れません。また18歳だとしても高校生の場合は、基本的に審査には通りません。
大学生になってから、もしくは18歳で働き出してからクレジットカードを申し込むようにしましょう。
大学生のクレジットカード保有率
ここで、一般社団法人日本クレジット協会が公表している関東圏内の大学生709名を対象に行った調査結果「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成29年度)結果報告書」の内容を紹介します。本調査結果によると、大学生のクレジットカード保有率は53.6%という結果でした。
また所持している大学生のうち約9割が自分名義のクレジットカードを所持しているという結果も出ています。大学生であれば、自分名義のクレジットカードを十分作れると言えます。
学生におすすめの審査に通りやすいクレジットカード5選
学生という身分はクレジットカード審査において特に不利ではありませんので、好きなカードを選んでOKです。学生におすすめのクレジットカードを5枚紹介していきます。
- JCB CARD W
- JALカードnavi(学生)
- 学生専用ライフカード(学生)
- VIASOカード
ひとつずつ見ていきましょう。
①JCB CARD W
JCB CARD Wは18歳以上、39歳以下の若年層向けのクレジットカード。大学生でも申し込めますが、20歳未満の場合には、親権者の同意が必要です。
ポイントがとにかく貯まりやすく、年会費無料で持てるので、クレジットカードを発行するのが初めての学生におすすめできます。
一部申し込み対象にならない学校もあるので、不安な人は以下の問い合わせ先に連絡してみるようにしましょう。
-
0120-015-870 または 0570-015-870(受付時間9:00~17:00/日祝年末年始休)
JCB CARD Wの審査については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。
②JALカードnavi(学生)
JALカード navi(学生)は、18歳以上、30歳未満の学生が持てる、学生専用のクレジットカード。未成年の場合は親権者の同意が必要です。
JALカード navi(学生)では、学生を以下のように定義しています。
- 大学院生
- 大学生
- 短大生
- 専門学校生
- 高専4・5年生
JALカード navi(学生)は年会費無料であるにもかかわらず、マイルが貯めやすく、マイルを航空券と最大6割引で交換できます。旅行好きの学生におすすめのクレジットカードです。
JALカード naviについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
③学生専用ライフカード
学生専用ライフカードは、18歳以上、25歳以下の学生が発行できる学生専用のクレジットカード。
学生専用ライフカードでは、学生を以下のように定義しています。
- 大学生
- 大学院生
- 短期大学生
- 専門学校生
学生専用ライフカードは、年会費が無料で、学生が海外旅行に行く際にお得な特典が充実しています。学生専用ライフカードについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
④VIASOカード
VIASOカードは、18歳以上の安定した収入のある人、または18歳以上で学生の人であれば発行できるクレジットカード。未成年者の場合は、親権者の同意が必要です。
学生専用カードではありませんが、申し込み条件に「18歳以上で学生の人」とあるため、大学生や専門学生、大学院生でも発行できると言えます。VIASOカードは年会費無料で使え、ポイントが現金として還元されるオートキャッシュバックサービスがあります。
ポイントを貯めたり、交換したりするのがめんどくさい人におすすめです。
学生でも審査に通りやすいクレジットカードの3つの特徴
学生でも審査に通る可能性が高いクレジットカードには以下の3つの特徴があります。
- 学生専用である
- 年齢制限がある
- 年会費が無料である
それぞれ見ていきましょう。
①学生専用である
学生専用であるクレジットカードは、学生でも比較的審査に通りやすいと言えます。学生向けに発行されるため、年収や職業などに関係なく、ほとんどの学生が所有できます。
学生で、クレジットカードの審査が不安なら、真っ先に考えるようにしましょう。ただしクレジットカードによっては、申込対象にならない学校もあるので、自分が通っている学校が対象になるかどうか確認するようにしてください。
②年齢制限がある
学生専用ではないものの、「29歳まで」などの年齢制限があるクレジットカードも学生にとって審査が比較的厳しくないと言えます。若年層向けなので、カード発行会社も学生が申し込みをすることは想定しているはずです。
とはいえ、若年層向けのクレジットカードであっても、学生は除くと申し込み条件に書かれていることもあります。学生は除くと書かれている場合は、申し込んでも審査に通らないので、他のクレジットカードを探すようにしましょう。
③年会費が無料である
年会費無料で発行できるクレジットカードは比較的審査がに通りやすいと言えます。年会費が無料であるクレジットカードは、発行対象が年会費がかかるクレジットカードに比べて顧客層をより幅広く捉えていると想定できるためです。
まだ働いていなくて、資金力がない学生でも発行はしやすくなります。ただし、申し込み条件に「学生は除く」と記載がある場合は発行できませんので、必ず確認するようにしましょう。
学生がクレジットカードの審査に落ちる5つの理由
学生がクレジットカードの審査に落ちる原因は以下の5つです。
- クレジットカードの申し込み条件に「学生は除く」と書かれている
- 携帯料金の支払いなどを過去に遅延・延滞・滞納している
- 短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる
- 申し込み内容が間違っている
- 親の同意が取れていない状態で申し込んでいる
順番に解説していきます。
①クレジットカードの申し込み条件に「学生は除く」と書かれている
クレジットカードの申し込み条件に「学生は除く」と書かれているのに、学生で申し込んでしまうと審査に落ちてしまいます。そのため申し込み条件は必ず確認するようにしましょう。
「学生は除く」と書かれていない場合でも、申し込みページの職業欄に「学生」という項目がないクレジットカードがあります。その場合は、学生でも申し込めるかどうかわからないため、一度カード発行会社に問い合わせてみるといいでしょう。
②携帯料金の支払いなどを過去に遅延・延滞・滞納している
携帯料金の支払いなどを過去に遅延・延滞・滞納している場合も審査に落ちてしまう可能性が高くなります。なぜなら、クレジットカードの審査は、個人信用情報機関に記録されている情報を照合して行われるためです。
個人信用情報機関には、クレジットカードの申し込み情報や利用履歴だけではなく、分割払いで支払っているローンや携帯の端末代などの利用履歴も残っています。そのため携帯料金の支払い遅延・延滞・滞納にも注意が必要です。
個人信用情報機関に記録されている情報を自分で変えることはできませんので、携帯料金の支払いで遅延・延滞・滞納などをしないようにしましょう。
③短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる
短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいると、審査に落ちてしまいます。カード発行会社に「お金に困っているのかもしれない」「発行するだけ発行しておいて利用する気はないかもしれない」と不審に思われてしまうためです。
どれくらいの期間の間に、どれだけの枚数を作ると審査に落ちるかという明確な基準はないようですが、1ヶ月の間に3枚以上作ると審査に悪影響が及びやすくなります。複数枚クレジットカードを作りたい場合でも、1ヶ月の間に2枚までに留めておくと無難です。
④申し込み内容が間違っている
クレジットカードに申し込んだ際に、申し込み内容が間違っていると審査に落ちる可能性は高くなります。というのも間違っている情報だと正しい審査ができないためです。
クレジットカードの審査は、個人信用情報機関に保存されている申し込み履歴とも照合して行われます。間違った情報で申し込んでしまうと、過去の申し込み履歴と合致しない点が多くなるため、審査が正しくできなくなります。
例え、故意ではなく不注意での間違いだったとしても審査には落ちる可能性がありますので、十分注意して申し込むようにしましょう。
⑤親の同意が取れていない状態で申し込んでいる
未成年である場合、親の同意が取れていない状態で申し込んでしまうと、クレジットカードの審査に落ちてしまいます。ほとんどのクレジットカードでは、未成年の場合保護者の同意が必要だからです。
親への同意は、電話もしくは書面で行われることがほとんどです。クレジットカードに申し込む前、もしくは申し込んだらすぐに親へ連絡しておき、同意してもらえるよう頼んでおきましょう。
学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法2選
学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法を2つお伝えします。
- 親に家族カードを発行してもらう
- プリペイドカードやデビットカード、デポジット型カードを申し込む
もし既に学生でクレジットカードの審査に落ちてしまったという人は、2つのうち、どちらかをぜひ実践してみてください。
①親に家族カードを発行してもらう
親に家族カードを発行してもらえば、クレジットカードを所持したい本人は審査なしで発行できます。親に頼んで家族カードを申し込んでもらう場合は、発行に必要な審査を受けるのは親です。
そのため親が審査に通りさえすれば、クレジットカードを持てます。ただし、家族カードは基本的に高校生を除く18歳以上の人でしか持てないという年齢制限があります。
それ以外にも、申し込み条件が定められている場合もありますので、申し込む前に忘れずに確認するようにしましょう。
②プリペイドカードやデビットカード、デポジット型カードを申し込む
以下の2つのカードであれば、審査が必要なく、クレジットカードの審査に落ちた人でも発行できます。
- プリペイドカード
- デビットカード
プリペイドカードは、チャージした金額分利用できる、前払い式のカードです。利用した分カードにチャージしてある残高が減っていきます。
デビットカードは、利用した分が登録してある口座からリアルタイムで引き落とされるカードです。どちらもクレジットカードのように後払い制ではないため、審査がありません。
ただし年齢制限のあるカードもありますので、申し込み前に確認するようにしましょう。
学生でクレジットカードの審査に通った!利用する際の3つの注意点
学生でクレジットカードの審査に通った場合、以下の3つの点に注意しながら利用するようにしましょう。
- 利用限度額ギリギリまで利用せずにある程度余裕を持たせておく
- 一括で返済可能な金額だけ利用する
- 保有枚数は使う分だけにしておく
それぞれ詳しく解説します。
①利用限度額ギリギリまで利用せずにある程度余裕を持たせておく
クレジットカードは、利用限度額ギリギリまで利用せずにある程度余裕を持たせて、利用しましょう。利用限度額ギリギリまで利用してしまうと、クレジットカード払いで定期的に支払っているものが払えなくなったり、大切な買い物をするタイミングで使えなかったりするためです。
クレジットカードの利用限度額は、毎月その額が使えるわけではなく、利用できる総額をあらわしたものです。利用限度額内で利用した金額分は、支払日に返済しない限り、使えるようにはなりません。
支払日よりかなり前に利用限度額がギリギリになってしまうと、その後の利用は返済するまでできなくなってしまいます。ですので、ある程度余裕を持たせておき、ク買う必要のあるものがあるときに買えるように、余裕を持っておくといいでしょう。
②一括で返済可能な金額だけ利用する
クレジットカードは一括で返済可能な金額だけ利用するようにしましょう。特に収入がまだそれほどなく、安定もしていない学生のうちは、分割払いやリボ払いはなるべく利用しない方がいいです。
特にリボ払いは、高額な手数料を取られ、場合によっては返済するのが困難になってしまうこともあるでしょう。クレジットカードによっては最初から支払い方法がリボ払いになっていることもありますので、発行したらすぐに支払い方法の設定をするようにしてください。
③保有枚数は使う分だけにしておく
クレジットカードは、利用する分だけの枚数を保有するようにしましょう。利用もせずに放置していると、次にクレジットカードを新たに作る際に審査に落ちやすくなってしまうためです。
個人信用情報機関には、クレジットカードの利用履歴も保存されています。過去にクレジットカードを発行したのにもかかわらず利用していないと、カード発行会社は「カードを発行しても利用してもらえない」と判断し、審査に落とす可能性が高くなります。
なるべく自分が利用するクレジットカードのみを発行し、それ以外は発行しないか、すでに発行している場合は解約しておくようにしましょう。
学生ならあまり審査が厳しくないクレジットカードを選ぶようにしよう
学生でクレジットカードを持ちたいなら、比較的審査に通る可能性が高いクレジットカードを選ぶようにしましょう。特に学生専用のクレジットカードは学生でも比較的審査に通りやすいと言えます。
審査に通りやすいとされるクレジットカードでも審査に通らない場合は、審査が必要のないカードを検討してください。ただし、年齢制限や所属する学校など申込みに条件がある場合もあるので、必ずカードごとに確認しましょう。
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