学生でも審査に通るクレジットカード4選!審査に落ちないコツも紹介
「学生だからクレジットカードの審査に通らない」とお悩みではありませんか?
この記事では、学生でも審査に通る可能性が高いクレジットカードを4枚紹介します。
審査に落ちてしまう原因もお伝えしますので、該当しないよう対策しておきましょう。
- 学生でもクレジットカードの審査には十分通る
- 学生におすすめの審査に通りやすいクレジットカード4選
- 学生でも審査に通りやすいクレジットカードの3つの特徴
- 学生がクレジットカードの審査に落ちる5つの理由
- 学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法2選
- 学生でクレジットカードの審査に通った!利用する際の3つの注意点
- 学生のクレジットカード審査に関するQ&A
- 学生ならあまり審査が厳しくないクレジットカードを選ぶようにしよう
学生でもクレジットカードの審査には十分通る
学生でもクレジットカードの審査には十分通ります。
とはいえ、全ての学生が審査に通るわけではありません。
以下のような学生はクレジットカードの審査には通らないと言えます。
- 中学生
- 高校生
- 高等専門学生
基本的に、クレジットカードは18歳以上の人でないと作れません。
また18歳だとしても高校生の場合は、基本的に審査には通らないため注意が必要です。
大学生になってから、もしくは18歳で働き出してからクレジットカードを申し込むようにしましょう。
大学生のクレジットカード保有率
まずは、「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成29年度)結果報告書」
の内容を紹介します。
こちらは、一般社団法人日本クレジット協会が公表している関東圏内の大学生709名を対象に行った調査結果。
本調査結果によると、大学生のクレジットカード保有率は53.6%という結果でした。
そして、所持している大学生のうち約9割が自分名義のクレジットカードを所持しているという結果も出ています。
このことから、大学生であれば、自分名義のクレジットカードを十分作れると言えるでしょう。
学生におすすめの審査に通りやすいクレジットカード4選
学生という身分はクレジットカード審査において特に不利ではありません。
そのため、好きなカードを選んでOKです。
ここからは、学生におすすめのクレジットカードを4枚紹介していきます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
①JCB CARD W
JCB CARD Wは18歳以上、39歳以下の若年層向けクレジットカード。
18歳以上であれば、大学生でも申し込めます。
とにかくポイントが貯まりやすく、年会費無料で持てることも魅力のひとつ。
そのため、クレジットカードをはじめて発行する学生におすすめです。
一部申し込み対象にならない学校もあるので、不安な人は以下の問い合わせ先に連絡してみるようにしましょう。
-
0120-015-870 または 0570-015-870(受付時間9:00~17:00/日祝年末年始休)
JCB CARD Wの審査については以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてみましょう。
②JALカードnavi(学生)
JALカード navi(学生)は、18歳以上、30歳未満の学生が持てる、学生専用のクレジットカード。
JALカード navi(学生)では、学生を以下のように定義しています。
- 大学院生
- 大学生
- 短大生
- 専門学校生
- 高専4・5年生
JALカード navi(学生)は、JCB CARD Wと同じく年会費無料です。
さらに、マイルが貯めやすく、マイルを航空券と最大6割引で交換できるという特徴も。
そのため、旅行好きの学生におすすめのクレジットカードです。
JALカード naviについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
③学生専用ライフカード
学生専用ライフカードは、18歳以上、25歳以下の学生が発行できる学生専用のクレジットカード。
学生専用ライフカードでは、学生を以下のように定義しています。
- 大学生
- 大学院生
- 短期大学生
- 専門学校生
学生専用ライフカードも、年会費は無料。
そして、学生が海外旅行に行く際にお得な特典が充実しています。
学生専用ライフカードについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
④VIASOカード
VIASOカードは、18歳以上の安定した収入のある人、または18歳以上で学生の人であれば発行できるクレジットカード。
学生専用カードではありませんが、申し込み条件に「18歳以上で学生の人」と記載があります。
そのため、大学生や専門学生、大学院生でも発行できるクレジットカードです。
他のクレジットカードと同様で、VIASOカードも年会費無料で使えます。
また、ポイントが現金として還元されるオートキャッシュバックサービスがあるのも特徴。
ポイントを貯めたり、交換したりするのがめんどくさい人におすすめです。
学生でも審査に通りやすいクレジットカードの3つの特徴
学生でも審査に通る可能性が高いクレジットカードには以下の3つの特徴があります。
それぞれ見ていきましょう。
①学生専用である
学生専用であるクレジットカードは、学生でも比較的審査に通りやすいです。
学生向けに発行されるため、年収や職業などに関係なく、ほとんどの学生が所有できます。
クレジットカードの審査が不安な学生の人は、真っ先に考えるようにしましょう。
ただし、クレジットカードによっては、申込対象にならない学校もあります。
自分が通っている学校が対象になるかどうか、確認するようにしてください。
②年齢制限がある
学生専用ではないものの、「29歳まで」などの年齢制限があるクレジットカードも学生にとって審査が比較的厳しくないと言えます。
若年層向けなので、カード発行会社も学生が申し込みをすることは想定しているはずです。
とはいえ、若年層向けのクレジットカードであっても、「学生は除く」と申し込み条件に書かれていることもあります。
「学生は除く」と書かれている場合は、当然申し込んでも審査に通りません。
他のクレジットカードを探すようにしましょう。
③年会費が無料である
年会費無料で発行できるクレジットカードは比較的審査が通りやすいと言えます。
年会費が無料であるクレジットカードは、年会費がかかるクレジットカードに比べて顧客層をより幅広く捉えていると想定できるためです。
働いていない学生のように資金力がない場合であっても、発行はしやすくなります。
ただし、申し込み条件に「学生は除く」と記載がある場合は発行できません。
必ず確認するようにしましょう。
学生がクレジットカードの審査に落ちる5つの理由
学生がクレジットカードの審査に落ちる原因は以下の5つです。
順番に解説していきます。
①クレジットカードの申し込み条件に「学生は除く」と書かれている
クレジットカードの申し込み条件に「学生は除く」と書かれているのに、学生で申し込んでしまうと審査に落ちてしまいます。
そのため、申し込み条件は必ず確認するようにしましょう。
「学生は除く」と書かれていない場合でも、申し込みページの職業欄に「学生」という項目がないクレジットカードがあります。
その場合は、学生でも申し込めるかどうかわからないため、一度カード発行会社に問い合わせてみるといいでしょう。
②携帯料金の支払いなどを過去に遅延・延滞・滞納している
携帯料金の支払いなどを過去に遅延・延滞・滞納している場合も審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
なぜなら、クレジットカードの審査は、個人信用情報機関に記録されている情報を照合して行われるためです。
個人信用情報機関には、下記の利用履歴などが残っています。
- クレジットカードの申し込み情報や利用履歴
- 分割払いで支払っているローンや携帯の端末代などの利用履歴など
そのため携帯料金の支払い遅延・延滞・滞納にも注意が必要です。
個人信用情報機関に記録されている情報は自分で変えることができません。
携帯料金の支払いで遅延・延滞・滞納などをしないように普段から気を付けましょう。
③短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる
短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいると、審査に落ちてしまいます。
カード発行会社に「お金に困っているのかもしれない」「発行するだけ発行しておいて利用する気はないかもしれない」と不審に思われてしまうためです。
どれくらいの期間の間に、どれだけの枚数を作ると審査に落ちるという明確な基準はありません。
しかし、1ヶ月の間に3枚以上作ると審査に悪影響が及びやすくなります。
複数枚クレジットカードを作りたい場合でも、1ヶ月の間に2枚までに留めておくと無難です。
④申し込み内容が間違っている
クレジットカードに申し込んだ際に、申し込み内容が間違っていると審査に落ちる可能性は高くなります。
というのも間違っている情報だと正しい審査ができないためです。
クレジットカードの審査は、個人信用情報機関に保存されている申し込み履歴とも照合して行われます。
間違った情報で申し込んでしまうと、過去の申し込み履歴と合致しない点が多くなるため、審査が正しくできません。
例え、故意ではなく不注意での間違いだったとしても、審査に落ちる可能性も。
十分注意して申し込むようにしましょう。
⑤親の同意が取れていない状態で申し込んでいる
未成年である場合、親の同意が取れていない状態で申し込んでしまうと、クレジットカードの審査に落ちてしまいます。
ほとんどのクレジットカードでは、未成年の場合保護者の同意が必要だからです。
親への同意は、電話もしくは書面で行われることがほとんど。
クレジットカードに申し込む前、もしくは申し込んだらすぐに親へ連絡し、同意してもらえるよう頼んでおきましょう。
学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法2選
学生でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法を2つお伝えします。
もし既に学生でクレジットカードの審査に落ちてしまったという人は、上記のどちらかをぜひ実践してみてください。
①親に家族カードを発行してもらう
親に家族カードを発行してもらえば、クレジットカードを所持したい本人は審査なしで発行できます。
親に頼んで家族カードを申し込んでもらう場合、発行に必要な審査を受けるのは親です。
そのため親が審査に通りさえすれば、収入なしでもクレジットカードを持てます。
ただし、家族カードは基本的に高校生を除く18歳以上の人しか持てないという年齢制限も。
それ以外に申し込み条件が定められている場合もありますので、申し込む前に忘れずに確認するようにしましょう。
②プリペイドカードやデビットカード、デポジット型カードを申し込む
以下の2つのカードであれば、審査が必要なく、クレジットカードの審査に落ちた人でも発行できます。
- プリペイドカード
- デビットカード
プリペイドカードは、チャージした金額分利用できる、前払い式のカードです。
利用した分カードにチャージしてある残高が減っていきます。
デビットカードは、利用した分が登録してある口座からリアルタイムで引き落とされるカードです。
どちらもクレジットカードのように後払い制ではないため、審査がありません。
ただし年齢制限のあるカードもありますので、申し込み前に確認するようにしましょう。
学生でクレジットカードの審査に通った!利用する際の3つの注意点
学生でクレジットカードの審査に通った場合、以下の3つの点に注意しながら利用するようにしましょう。
それぞれ詳しく解説します。
①利用限度額ギリギリまで利用せずにある程度余裕を持たせておく
クレジットカードは、利用限度額ギリギリまで利用せずにある程度余裕を持たせて利用しましょう。
利用限度額ギリギリまで利用してしまうと、クレジットカード払いで定期的に支払っているものが払えなくなったり、大切な買い物をするタイミングで使えなかったりするためです。
クレジットカードの利用限度額は、毎月その額が使えるわけではありません。
利用できる総額をあらわしたものです。
利用限度額内で利用した金額分は、支払日に返済しない限り、使えるようにはなりません。
支払日よりかなり前に利用限度額がギリギリになってしまうと、その後の利用は返済するまでできなくなってしまいます。
ある程度余裕を持たせておくことが大切です。
買う必要のあるものがあるときに買えるように、余裕を持っておくといいでしょう。
②一括で返済可能な金額だけ利用する
クレジットカードは一括で返済可能な金額だけ利用するようにしましょう。
特に収入なしで、安定していない学生のうちは、分割払いやリボ払いはなるべく利用しない方がいいです。
特にリボ払いは、高額な手数料を取られ、場合によっては返済するのが困難になってしまうこともあるでしょう。
クレジットカードによっては最初から支払い方法がリボ払いになっていることもあります。
発行したらすぐに支払い方法の設定をするように覚えておきましょう。
③保有枚数は使う分だけにしておく
クレジットカードは、利用する分だけの枚数を保有するようにしましょう。
利用もせずに放置していると、次にクレジットカードを新たに作る際に審査に落ちやすくなってしまうためです。
個人信用情報機関には、クレジットカードの利用履歴も保存されています。
過去にクレジットカードを発行したのにもかかわらず利用していないと、カード発行会社は「カードを発行しても利用してもらえない」と判断し、審査に落とす可能性も。
なるべく自分が利用するクレジットカードのみを発行しましょう。
また、すでに発行している場合は解約しておくことも大切です。
学生のクレジットカード審査に関するQ&A
学生のクレジットカード審査に関するQ&Aをまとめました。
①クレジットカードは大学生でも作ることができる?
大学生でもクレジットカードを作ることはできます。
ただし、申し込み条件に「大学生を除く」などの記載がある場合は、審査に通りません。
不安な場合は、クレジットカード会社に問い合わせすると良いでしょう。
また、本記事では大学生におすすめのクレジットカードを4つご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
②クレジットカードを持つ学生は全体の何割?
一般的には、5~6割の学生がクレジットカードを持っていると言われています。
詳細は、本記事の大学生のクレジットカード保有率で解説しているので、そちらも読んでみてください。
③学生でクレジットカードを申し込んだ場合、審査では何を見られるの?
クレジットカードの審査の基準は公開されていません。
しかし、基本的には信用情報で審査されるため、支払いの滞納などはしないように普段から注意しましょう。
本記事では学生がクレジットカードの審査に落ちる理由も解説しているので、こちらもご覧ください。
④学生でも親の同意なしでクレジットカードは作れる?
高校生を除く満18歳以上であれば、親権者の同意を得ずにクレジットカードは作れます。
2022年4月1日より、民法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
そのため、18歳や19歳の学生でも親の同意なしでクレジットカードを作れます。
学生ならあまり審査が厳しくないクレジットカードを選ぶようにしよう
今回は学生向けのクレジットカードについてご紹介しました。
以下に要点をまとめたので、ぜひ覚えておきましょう。
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学生におすすめの審査に通りやすいクレジットカードは、JCB CARD W、JALカードnavi(学生)、学生専用ライフカード(学生)、VIASOカードの4つ
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学生専用や年齢制限あり、年会費無料などの特徴があるクレジットカードは、学生でも審査に通りやすいものが多い
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学生が審査に落ちる原因は、申し込み条件で学生が除外されている場合が多く、その他にも支払いを過去に滞納した場合なども考えられる
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もし学生でクレジットカードの審査に落ちた場合は、親に家族カードを発行してもらったり、プリペイドカードなどを申し込んだりして対処する
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学生がクレジットカードを利用する際の注意点としては、支払いできる金額の範囲内で利用することなどが挙げられる
学生でクレジットカードを持ちたいなら、比較的審査に通る可能性が高いクレジットカードを選んでください。
特に学生専用のクレジットカードは学生でも比較的審査に通りやすいと言えます。
また、審査に通りやすいとされるクレジットカードでも審査に通らない場合は、審査が必要のないカードを検討してください。
ただし、年齢制限や所属する学校など申込みに条件がある場合もあるので、必ずカードごとに確認しましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。