高齢者向けクレジットカードおすすめ7選!審査通過のコツまで徹底解説
高齢者の中には、クレジットカードの利用に不安を感じている方も少なくありません。
「詐欺やトラブルに巻き込まれそうで心配…」という声が聞かれることもあります。
しかし、今や60代の9割以上がクレジットカードを保有する時代。
安心して使えるカードを選べば、高齢者にとっても非常に便利なツールになります。
本記事では、高齢者でも安心して使えるおすすめクレジットカード7選をご紹介。
審査通過のコツまで解説しています。
「年代やライフスタイルに合ったカードを選びたい」という方には、
2025年版クレジットカード究極の1枚を年代別、年収別に解説した記事もあわせてチェックしてみてください。
- 高齢者にこそクレジットカードがおすすめ!
- 高齢者におすすめのクレジットカード7選
- 高齢者は家族カードを作るという選択肢も
- 高齢者がクレジットカードの審査に通る3つコツ
- 高齢者がクレジットカードを作る時のよくある質問5つ
- 高齢者こそクレジットカードを上手に活用しよう
こちらの記事では、高齢者へおすすめの安全性に優れたクレジットカードをご紹介!
中でも特におすすめなのが、上の3つのカードです。
近年の流行は、個人情報の記載がないナンバーレスデデザイン。
紛失や盗難にあっても、直接の被害を防ぐことができますよ。
三井住友カード(NL)公式サイト
高齢者にこそクレジットカードがおすすめ!

「高齢者がクレジットカードを持つのは危険じゃないの?」
「問題やトラブルに巻き込まれたらどうしよう・・・」
そんな心配がある方も多いのではないでしょうか?
多くの高齢者がクレジットカードを使い始めている証拠として、次のデータをご覧ください。
60代のクレジットカード保有率は9割以上

こちらは、クレジットカード発行元である「JCB」の調査結果(2020年版)です。
高齢者ほどクレジットカード保有率が高い傾向が見て取れますね。
なんと、60代の9割以上はカードを利用していることが明らかに!

高齢者の利用に伴って、券面の番号を廃止したセキュリティ強化型のカードが2021年から急増したため、高齢者も安心して利用できるものに変化しています。
60代・70代のシニア世代がクレジットカードを持つメリット
それでは、なぜ高齢者ほどクレジットカードの利用率が高いのでしょうか?
その理由としては、以下の3つが挙げられます。
①スムーズに支払いができるから


高齢者の中には「小銭やお札のやりとりが大変…」と悩む方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードでの支払いは、4桁の暗証番号を入力するだけ!
支払いのために小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする手間が無くなります。
レジで後ろの人を待たせてしまい、気まずい思いをした経験は誰しもあると思います。
クレジットカードを使えばそんな経験は無くなり、ストレスフリーに買い物をすることができますよ。
②旅行時の特典が豊富だから

クレジットカードには、旅行に特化した特典が多くあります。
例えば、「旅行損害保険」が付帯しているカード。
その場合、旅行先で怪我や病気に見舞われた時、数百万〜数千万円程度の補償を受けることができます。

クレカアドバイザー:清水のコメント
老夫婦やお友達同士の旅行は不安がつきもの。ちょっとした旅行にいくまえに、ぜひ1枚持っておきましょう。
JCB一般カード 公式サイト
③利用明細を家族が確認できるから

「お金を何に使ったか忘れてしまった…」という事はありませんか?
お金の管理にお困りの高齢者の方にこそ、クレジットカードがおすすめです。
利用明細が全てデータとして残る上、自分だけでなく家族も確認できますよ。

カードによっては、「使いすぎ防止サービス」などのように、クレジットカードの使いすぎを防ぐ機能を搭載したものもあるので、ぜひ活用してくださいね。
三井住友カード(NL)公式サイト
高齢者におすすめのクレジットカード7選
クレジットカードを発行する際、気になるのは安全性の高さ。
ここでは、高齢者におすすめしたい安全面に優れているクレジットカード7枚をご紹介します。
カード名 |
イオンカード WAON一体型(G.Gマーク付) ![]() |
||||||
年会費 |
◎ 永年無料 |
◎ 永年無料 |
◎ 無料 |
○ 4,364円 |
◎ 永年無料 |
○ 月会費
|
◎ 2,095円(税込) |
基本ポイント還元率 |
◎ 0.5%~最大7% |
◎ 0.5%~10.0% |
◎ 0.5% |
◎ 0.5% |
○ 0.5% |
○ 0.3~1.0% |
◎ 0.5% |
カードの特徴 |
ナンバーレス
|
・Amazon・スターバックス・セブンイレブンでポイント3~10倍 |
・毎月15/20/30日はイオングループで5%OFF
|
・JR東日本線・JR北海道線のきっぷが何回でも30%OFF
|
・特定加盟店でのポイントアップ
|
・アメックスの最もベーシックなカード
|
・前年の利用額に応じて獲得ポイントが優遇
|
国際
|
Visa・Mastercard |
JCB |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa・Mastercard・JCB |
・特定加盟店でのポイントアップ
|
Amex |
Visa・Mastercard・JCB |
それでは詳しく見てきましょう。
①三井住友カード(NL)|両面ナンバーレスで安全性抜群

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個人情報の印字が一切ナシ!
→盗難・紛失時も不正利用されづらい -
使いすぎ防止サービスあり!
→設定金額以上になるとアラート通知 -
国内大手銀行(三井住友)が発行
→安全性を重視したい高齢者におすすめ
魅力①安全性を徹底的に追求したデザイン

三井住友カード(NL)は、年会費永年無料の人気クレジットカード。
満18歳以上(高校生を除く)であれば、何歳の人でも持つことができますよ。
三井住友カード(NL)の一番の特徴は、安全性を徹底的に追求したデザインです。
カードを見ただけでは個人情報が一切わからないようになっています。
そのため、うっかりカードを落としたとしても、盗まれる情報は何もありません!
カードの管理が心配な高齢者の方にこそ、おすすめしたいクレジットカードですね。
魅力②使いすぎ防止サービス
外部からの安全対策も必要です。
しかし、同じくらい「気づいたら使いすぎていた…」なんて事態も心配ですよね。
そこでおすすめなのが、三井住友カード(NL)の「使いすぎ防止サービス」!
1ヵ月の利用金額の合計が指定の金額に到達すると通知が届く仕組みです。
請求前に知らせてくれるので安心ですね。

また、利用状況はスマホアプリから確認することが可能です。
本人だけではついつい使い過ぎてしまう場合、家族が監視することもできますよ。
外部からの安全対策については、24時間365日の不正利用チェックも行われています。

カード番号はアプリで確認できるので、ご家族の方にメモをとってもらい、家で保管してくださいね。
②JCBカードS|日本国内で使うならJCBが最強

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不正利用は60日前から全額補償
→不正利用時の対策は万全 -
タッチ決済機能を搭載
→暗証番号不要でピッと払える -
国内唯一の国際ブランドJCBが発行
→国内で安心して使いたい方におすすめ
魅力①不正利用時は60日前から補償
JCBカードSは、国内唯一の国際ブランドであるJCBが直々に発行しています。
日本のブランドという点でも安心感がありますが、安全性への配慮もバッチリです!
不正使用に対する監視体制は、24時間365日。
また、不正利用が発覚した場合には60日前までさかのぼって補償を受けることができます。

魅力②タッチ決済機能を搭載
JCBカードSはタッチ決済機能を搭載しています。
そのため、コンビニなどでは、暗証番号要らずで決済できますよ。
カードをピピっとかざすだけで支払いが完了するので、このうえなくストレスフリー!
ささっと支払いたい方におすすめです。
③イオンカードセレクト(G.Gマーク付)|イオン利用者は持って損はない

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イオン系列店舗で使うと還元率が2倍
→イオンをよく使う高齢者におすすめ -
毎月15日は55歳以上のポイントが2倍
→55歳以上の高齢者におすすめ
魅力①イオングループでいつでも還元率1%!
イオンカードはイオングループの対象店舗で使うと、いつでもポイント還元率2倍。
さらにイオングループ対象店舗外でも毎月10日はポイント2倍となります。
イオンをよく使う人や、ポイントアップの機会を逃さずカードを上手に使いこなせる人におすすめです。
魅力②55歳以上ならG.G感謝デーでポイント2倍
さらに55歳以上の会員限定だと、毎月15日の「G.G感謝デー」ではポイントが2倍です。
しかも、支払い額が5%OFFになるので、ダブルでお得ですね。

通常のイオンカードよりもお得にポイントが貯まるので、イオンが近くにある方はぜひ持っておくべき!白い犬がぴょこっと顔を出すデザインも可愛らしいですよね。
④大人の休日倶楽部ジパングカード|高齢者のためのクレジットカード

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高齢者(65歳以上)専用のカード
→年金受給者でも審査に通りやすい -
JR東日本/JR北海道線が常時30%割引
→旅行付きの高齢者におすすめ
魅力①JRのきっぷが割引価格で購入できる
大人の休日倶楽部ジパングカードは、満65歳以上の人のために発行されているカード。
そのため、高齢者でも審査に通りやすいのが特徴です。
JR東日本線・JR北海道線のきっぷをいつでも30%割引価格で利用できます。
さらに日本全国のJR線のきっぷも、20回まで20%・30%割引。
国内旅行が好きなシニア世代には、欠かせないクレジットカードです。

大人の休日俱楽部ジパングカードは国内サービスに特化しているので、「旅行をしない人」「海外旅行が好きな人」は不向きなのです。自分のライフスタイルを考慮してみましょう。
⑤楽天カード|国内取得率No.1でみんな使っているから安心できる1枚

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流通系/信販系カードとよばれる部類
→高齢者でも審査に挑戦できる -
ポイント還元率が常に1%〜
→ポイントを貯めたい方におすすめ -
楽天市場では常時3%還元
→ネット通販が多い方におすすめ
魅力①高齢者でも審査に挑戦しやすい
楽天カードは、流通系・信販系カードです。
そのため、年金受給者で安定収入があれば審査に通過できる可能性は十分にあります。
年会費永年無料にもかかわらず、カードには盗難保証が。
トラブルへの配慮があるのは、高齢者にとって安心できるポイントですね。

国内シェア率No.1ということで保有している人が多いので、「みんなが使っている」という安心感は大きいでしょう。しかも特典も豊富なので持っていて間違いはない1枚です。
魅力②楽天市場で常時3%還元

楽天カードの強みは、なんといっても高いポイント還元率。
通常時の還元率も1%と高めな上、楽天市場で利用するだけで還元率は3%になります!
さらに、SPU(スーパーポイントアッププログラム)やお買い物マラソンを利用することでもっとお得に。
少し計算が複雑なので、高齢者の方はご家族に頼んでみるのもいいかもしれません。
日常の買い物で楽天市場を使うという高齢者の方は、きっと重宝するカードになるはずです。
⑥アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード|年金受給者の欄があり申し込みやすいカード

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国際ブランドはAmerican Express
→憧れのアメックスカードを持てる -
申し込みフォームに「年金受給者」あり
→年金受給者でも申し込み対象 -
世界で通じるブランド&デザイン
→ステータス重視の高齢者におすすめ
魅力①年金受給者でも申し込み対象
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードはステータス性が高いカード。
そのため、所持するための条件も厳しい印象がありますね。
しかし、申し込みフォームの職業欄には「年金・不動産・利子配当による収入」の項目があります。
つまり、年金受給者でも申し込み可能という訳です。
申し込みフォームの所得欄には、年間の年金受給額を記入してくださいね。
▼申し込みフォーム

魅力②ステータスのかっこよさはNo.1
アメックスのデザインは、世界で通じる「ハイステータス」の象徴。
かっこいいカードを持ちたい方・ステータスで負けたくない高齢者の方におすすめです。
ちなみに、海外旅行が好きな方も、アメックスブランドが最もおすすめ。
空港ラウンジサービス・海外電話サービスなどの旅行時の特典の豊富さは抜群です!
慣れない海外にも安心して行くことができますよ。

高齢者にとってアメックス発行は難しいイメージがありますが、「年金受給者」の欄があることから審査に通る可能性が十分にあると予想できます。「しっかりとしたカードを持ちたい」という人におすすめの1枚です。
▼アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードについてはこちらもチェック
⑦三菱UFJカード ゴールド|コスパ抜群のゴールドカード

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年会費2,095円(税込)の驚きの価格
→格安でゴールドカードが持てる -
旅行時にも安心の付帯保険あり
→海外旅行でも安心! -
基本還元率0.4%~0.5%
→ポイント還元率は低め
魅力①お得に持てるゴールドカード
三菱UFJカード ゴールドは、コスパのいいゴールドカードと言えるでしょう。
ゴールドカードの中には、年会費が20,000円を超えるものもあります。
そんな中、三菱UFJカード ゴールドの年会費は2,095円(税込)と破格です!
年会費の割に、旅行関連の保険・サービスが充実しているのもポイント。
国内・海外ともに傷害保険が付帯しているのが嬉しいですね。
デメリット:ポイント還元率は0.4~0.5%
デメリットは、ポイント還元率が低いこと。
年会費無料の一般カードでも、還元率1%を超えるカードがあります。
そんな中、三菱UFJカード ゴールドはゴールドカードにも関わらず還元率は0.4~0.5%に留まっています。
ポイントを貯めることが目的の方で、旅行の予定も無い方にとってはメリットが少ないでしょう。

ゴールドカードと聞くと難易度が高いように感じますが、年金という安定収入があって信用情報に傷がなければ審査に通る可能性は十分にあります。大手会社である三菱UFJが発行するカードなので、利用者が多いという点でも安心感は大きいです。
高齢者は家族カードを作るという選択肢も

どうしても高齢者自身でクレジットカードを管理できるか心配な場合もありますね。
そんな時には、クレジットカード本会員の家族に対して発行できる家族カードを検討しましょう。

高齢者でもカードが発行できるとはいえ、管理できるかどうか不安に感じる方も多いでしょう。家族カードの発行は、家族からの目もありトラブルを未然に防げる可能性が高くなるので非常におすすめです。
高齢者が家族カードを使うメリット
高齢者が家族カードを利用するメリットは主に以下の3点です。
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
①料金の請求が本会員に届くから安心
家族カードを利用した際、料金の請求は本会員に届きます。
そして、家族カード分の利用額は全て本会員が支払う仕組みになっています。
利用履歴や明細も本会員に届くため、万が一不正利用などにあった際にもすぐに気づけて安心ですね。

家族カードでは不正利用や詐欺にあっても迅速に対応できるというメリットがあります。自分が認知症になったとしても本会員がしっかりと管理してくれるので非常に安心できますね。
②家族カードなら審査に通りやすい
家族カードの審査には、家族本人ではなく本会員の信用情報が適用されます。
本会員のカード利用履歴に大きな問題がない限り、基本的に無審査で家族カードを発行することが可能。

審査に通過できるか不安という高齢者にも家族カードは非常におすすめです。カードは本会員と同じ条件で利用できるにもかかわらず、審査対象は高齢者本人ではないので、ほぼ確実にカードを発行できます。
③家族カードの年会費は安い
家族カードの年会費は本会員カードより低額です。
しかし、家族カードでも本会員と同様のサービスを受けることができます。
家族カードを利用すればお得にクレジットカードを利用可能です。

家族カードの年会費は本会員も少額なので、維持費を心配する必要がありません。カードの種類によっては年会費無無料で発行できるので、コスパよく使いやすいカードを手に入れられます。
家族カードにおすすめ|三井住友カード(NL)

家族カードを発行するなら、三井住友カード(NL)がおすすめです。
券面には番号・有効期限などカード情報が一切印字されていないデザイン。
そのため、第三者にカード情報を見られる心配が少なく、非常に安全です。
年会費も永年無料なので維持費を心配する必要もありません。
明細書は本会員の分とまとめて確認可能で、支払い口座も一緒です。
これにより、詐欺などのトラブルへの心配も軽減されますね。

高齢者がクレジットカードを持つときに一番心配な詐欺・不正利用は、カード券面がナンバーレスなことで未然に防げる可能性が高まります。また、明細書が家族と一緒なためトラブルが起きたとしても早期対応ができ、被害の最小化につながります。
高齢者がクレジットカードの審査に通る3つコツ

60代・70代の高齢者がクレジットカードの審査を受けるときに、気をつけれるポイントは?
高齢者がクレジットカードの審査に通るコツは以下の3つです。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
①年齢制限がなく、審査に通りやすいカードを選ぶ

一口にクレジットカードといっても審査難易度は様々。
申し込みをする際には、審査難易度が低いカードを選びましょう。
また、申し込み時の年齢に制限があるカードもあります。
カードの申し込み条件は必ず確認してくださいね。
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職業欄に「年金受給者」項目があるカード
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ステータスが高すぎないカード
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消費者金融系・流通系カード
特に、60代・70代で年金を受給されている方は職業欄をチェック!
職業欄に「年金受給者」の項目があるカードは、年金受給者を利用対象と考えています。
そのため、審査通過率が高まりますよ。
②キャッシング枠なしで申し込んでみる

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つの枠があります。
そのうちキャッシング枠とは、クレジットカード付帯の現金を借りられる機能のこと。
キャッシング枠なしで申し込みをした方が審査に通りやすくなりますよ。
お金を借りる予定がない人は、キャッシング枠なしで申し込むことがおすすめです。
③クレヒス(利用実績)を要確認

クレジットの利用履歴のことをクレヒス(クレジットヒストリー)と言います。
クレジットカードを発行する際、クレヒスの状態が悪いと審査に悪い影響が出ます。
以下の場合、クレヒスの状態が悪くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
- カードやローンの支払いが遅延している
- 短期間に多数のカードを申し込んだ
- 短期間に多数のカードを解約した
- クレジットカードを利用したことがない
クレヒスの状態はいつも綺麗にしておきたいですね。
クレヒスの問題を解決するには?

上記でも、クレヒスの状態が悪くなる場合をご紹介しました。
中でも、下記のどちらかに当てはまる場合は要注意。
- *「支払い遅延など金融事故を起こしている」
- 「クレジットカードを1度も利用したことがないスーパーホワイトである」*
それでは、クレヒスが悪くなってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
過去に支払い遅延など金融事故を起こしている場合は、よいクレヒスを積むことで対処できるでしょう。
よいクレヒスとは例えば、遅延なく支払い続ける・金融事故の履歴が消えるまで待つことです。

クレジットカードを今までに1度も利用したことがない場合は審査難易度の低いカードから少しずつ信用経験を積みましょう。
高齢者がクレジットカードを作る時のよくある質問5つ

Q1.80歳以上でもクレジットカードを新規で申し込めますか?
A. 申込み自体は可能ですが、審査に通るかどうかはカード会社次第です。
多くのカード会社では年齢の上限を明記していません。
しかし、安定収入がない方や認知機能に不安がある場合は、審査が厳しくなる傾向があります。
また、本人名義での申し込みが原則となるため、家族名義での代行申請はできません。
Q2.不正利用された金額は返金されますか。
A. はい、不正利用による被害額は、基本的には全額補償されます。
ただし、例外もあるので注意が必要です。
カードが利用停止された後、本当に不正利用があったのかカード会社で調査が行われます。
不正利用の補償対象外となるのは、次の3つのケース。
1.推測されやすい暗証番号を利用している
2.カードの裏面に署名がない
3.カード会社への連絡が補償期間を過ぎてしまった
暗証番号は生年月日を避け、カード裏面の署名欄は事前に埋めておきましょう。
Q3.カード利用者が認知症・病気になった場合、本人以外でも解約手続きはできますか。
A. 解約手続きは本人以外でも可能です。
カード会社に連絡し、名義人が認知症・病気になった旨を伝えましょう。
その後の解約の流れは電話で案内されます。
電話の際には名義人に関しての情報が問われるので、血縁者の方が対応するとスムーズに手続きができるでしょう。
Q4.高齢者になってもカードの更新は可能ですか?
A. 高齢者でもクレジットカードは更新できます。
毎月、利用代金をきちんと支払っていれば問題ありません。
通常、カードは自動で更新されます。
有効期限が近づくと、新しいカードが届く仕組みです。
そのため、 *自分から更新手続きをする必要はありません。 *
Q5.紙の利用明細書を発行することは可能ですか?
A. 多くのカード会社では、紙の利用明細書を利用できます。
しかし、利用するには発行手数料が必要になります。
環境保全の観点から、最近では多くのクレジットカード会社が紙の利用明細書からWEB明細への移行を進めています。
ただし、WEB明細はパスワード入力が必要で、高齢者には少しハードルが高い場合もあります。
申し込みの際に「紙の明細を希望する」欄があれば、忘れずにチェックを入れましょう。
高齢者こそクレジットカードを上手に活用しよう
60代・70代のシニア世代でもクレジットカードは作れます!
さらにクレジットカードには高齢者だからこそ受けられる嬉しいサービスが豊富に存在しています。
自分のライフスタイルにあった一枚を選んでみてくださいね。

プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
しかし、安心してください。クレジットカード会社は近年のキャッシュレス化にあわせて、セキュリティにかなり力を入れています!実際、多くの高齢者がクレジットカードを使い始めているんです。