プロミスで収入証明書が必要になる条件は?提出方法や要請の無視がいけない理由を解説
「プロミスの利用には収入証明書類の提出がいつ必要になるか知りたい人必見!結論、プロミスでは基本的に収入証明書を提出することなく融資を受けられます。ただし、突然提出を求められることも考えられるため、あらかじめ準備して万が一の場合に備えておきましょう。
この記事では、プロミスで提出できる収入証明書やその方法についても紹介。収入証明の提出要請を無視するべきではない理由も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の結論をちょい見せ!
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プロミスで収入証明書の提出をなしにするには
希望額50万円以下or総借入額を100万円以下に収めよう
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提出書類は給与明細または源泉徴収票がおすすめ
もっていない場合は税務署に相談
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収入がない無職の場合はどの消費者金融も利用ができない
バイトをするか国の制度に頼るべき
- プロミスの借り入れで収入証明書が必要になる条件とは?
- プロミスの収入証明で提出できる書類は?
- 収入証明書が手元にない場合の対処法とは?
- プロミスの収入証明書の提出方法は?
- プロミスへの申し込み方法は?
- プロミスの収入証明書提出を無視したらどうなる?
- プロミスの収入証明に関するよくある質問
プロミスの借り入れで収入証明書が必要になる条件とは?
プロミスでは、基本的に収入証明書類を提出することなく融資を受けられます。
ただし、収入証明書類の提出が義務づけられる場合もあり、それは以下の3パターンです。
それでは、順番に見ていきましょう。
➀新規契約で50万円以上の借り入れを希望する場合
プロミスの新規契約においては、以下にあてはまる場合に収入証明書類の提出が必要です。
- プロミスでの利用限度額が50万円を超える
- 他社も含めた賃金業者からの借り入れが、総額100万円を超える
プロミスは大手消費者金融に該当するため、上記のような場合には、源泉徴収票などの提出を受けることが義務づけられ、年収の3分の1を超える貸付を禁止する総量規制というルールに従っています。
たとえ50万円に満たない少額融資を希望する場合でも、審査状況によって、もしくは勤務先の変更を行った場合も収入証明書類の提出が求められることがあるため、あらかじめ準備をしておきましょう。
➁3年以上利用すると電話またはメールで提出が求められる場合も
プロミスとの契約が数年経った場合でも、収入証明書類の提出が必要になることがあります。それは以下の3パターンです。
- 前回提出してから3年が経過したとき
- 途上与信で他社借入額が増えたことがわかったとき
- 途上与信で異動情報が見つかったとき
異動情報とは信用情報に記載される事故情報のことで、具体的には延滞発生や代位弁済・貸倒れ・借金整理・契約解除など、与信判定上マイナスに作用する事例が挙げられます。
収入証明書類の提出を放ったらかしにしておくと、利用限度額の減額や借り入れの利用停止といった厳しい対応を取られることがあるため、必ず提出するようにしましょう。
③限度額が50万円以上になる増額を希望した場合
プロミスでは、増額審査も通常の融資と同様、以下の場合に収入証明書類の提出が必要になります。
- プロミスでの利用限度額が50万円を超える
- 他社も含めた賃金業者からの借り入れが、総額100万円を超える
増額の案内がプロミスから来た場合でも、上記の条件に当てはまれば収入証明書類の提出が必要になるため注意しましょう。
プロミス 公式サイト
プロミスの収入証明で提出できる書類は?
ここでは、プロミスで提出できる以下の収入証明書類について紹介していきます。
では、順番に解説していきます。
➀最新の源泉徴収票
年末に勤務先から発行される源泉徴収票であれば、この1枚の提出で済ませられます。ただし、使用できる源泉徴収票には以下の条件があるため注意しましょう。
- 契約者本人の氏名が記載されている
- 勤務先の情報が記載されている
- 年収が明記されている
源泉徴収票は発行から1年間有効で、提出可能なのは認証年度が前年度のものになります。ただし、提出日が1月1日から2月末の場合は、前々年度分が提出可能です。
源泉徴収票は年間の所得がすぐに確認できるため、審査スピードが早くなると言われています。もし手元にあるなら、給与明細書や税額通知書よりも源泉徴収票を優先して提出しましょう。
➁直近2カ月の分の給与明細書
勤務先から毎月発行されている給与明細書も、収入証明書として利用が可能です。直近の1年に賞与がなければ、直近2カ月分の給与明細書のみで済みます。ただし、利用できる給与明細書には以下の条件があるため注意しましょう。
- 契約者本人の氏名が記載されている
- 勤務先の情報が記載されている
- 年収が明記されている
賞与がある場合は、別途で直近1年分の賞与明細書の提出も必要になるため注意しましょう。
③確定申告書
自営業やフリーランスで会社発行の書類がない人は確定申告書で代替ができます。ただし、利用できる確定申告書には以下の条件があるため注意しましょう。
- 契約者本人の氏名が記載されている
- 勤務先の情報が記載されている
- 年収が明記されている
提出日が1月1日から3月31日の場合は、前年度分も提出が可能です。
④税額通知書・所得(課税)証明書
税額通知書には前年の所得額が明記されているため、収入証明書として利用できます。所得(課税)証明書は、「収入額」と「所得額」の記載があるもののみ利用が可能です。
また、提出する時期によって以下のように内容物が異なるため注意しましょう。
- 1月1日から6月30日の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの
- 7月1日から12月31日の場合は、証明する年度が前年度のもの
源泉徴収票や確定申告書の控えなどを受取ったときは、念のため保管(コピー)しておき、いつでもスムーズに提出できるようにしておきましょう。
プロミス 公式サイト
収入証明書が手元にない場合の対処法とは?
収入証明書類が手元にない場合は、市区町村役場・勤務先・税務署で発行してもらう必要があります。
書類によって発行場所がことなるため、以下の表を参考にしてみてください。
プロミスの収入証明書の提出方法は?
➀Web経由|公式サイト・アプリ
プロミスの公式サイトであれば、まず「会員ページ」にログインします。「メニュー」選択後に「収入証明書の提出」から画像のアップロードで、収入証明書の提出が可能です。また、プロミスの会員サービスは公式アプリからも利用でき、アプリ上から収入証明書の提出ができます。
➁Web未経由|店頭・FAX
店頭では、プロミスの自動契約機に収入証明書類を持っていけば、その場で提出ができます。
収入証明書の提出はFAXからも可能です。プロミスコール(0120-24-0365)に問い合わせると、送付用のFAX番号が知らされます。プロミスコールの利用可能な時間帯は平日の9:00~18:00になるため、申し込みの曜日・時間帯には注意しましょう。
プロミス 公式サイト
プロミスへの申し込み方法は?
➀申し込み
プロミスの申し込みには、審査に必要な個人情報の入力と本人確認書類の提出が求められます。
申し込みの際の個人情報の記入は必ず正確に済ませましょう。虚偽の申告や入力ミスは審査時間が長引いたり、審査落ちの原因になります。
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勤務先電話番号に自分の携帯番号を入力している
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勤務先名に法人名ではなく店舗名を入力している
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年収欄に手取り年収を入力している
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自宅・勤務先住所の番地以下が未入力になっている
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勤務先の電話番号・住所に本社情報を入力している
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派遣元ではなく派遣先の情報を入力している
本人確認書類は現住所が確認できる運転免許証や保険証が必要です。また、借入希望額が50万円以上場合は、年収確認書類の提出が求められます
プロミスの申し込み方法はWebや店舗などがありますが、自宅で手軽に済ませられ郵送物もないためバレにくいWeb手続きの利用がおすすめですよ。
プロミス 公式サイト
➁仮審査・本審査
まず、申し込み時に入力された情報をもとに仮審査が行われ、その後に信用情報をもとに本審査が行われます。
ここでは、仮審査時にチェックした項目の信憑性を確認するため、本人確認の一環として実施される職場への電話連絡による在籍確認に注意しましょう。
職場への電話連絡を避けたい人は、申し込み直後に相談すれば、本人確認書類(運転免許証)に加えて、以下の書類を提出する代替確認に変更が可能です。
- 社会保険証
- 給与明細書
▼「プロミスの審査について詳しく知りたい!」という人は以下の記事をチェックしてみましょう。プロミスの審査について詳しく調べられています。
③契約・借り入れ
無事に審査を終えたら次は契約です。契約では実際の借入限度額とそれに応じた金利が決定され、ローンカードの有無も選択できます。
契約が完了したら、すぐに融資を受けられます。おすすめの借り方は「瞬フリ」。瞬フリを利用すれば、スマホ・PCから24時間365日手数料で振り込みを受けられますよ。
プロミス 公式サイト
プロミスの収入証明書提出を無視したらどうなる?
新規契約や増額審査の場合における提出依頼を無視すると、審査には通過できません。「借入希望額が50万円を超える」「他社との借入合計額が100万円を超える」といった賃金業法によって審査・契約のために必要な場合は、収入証明書を提出しない限り、審査に通過するのは不可能です。
また、利用中でも提出を求められることもあり、その場合の提出依頼を無視すると、利用限度額の減額や借り入れの利用停止といった厳しい対応を取られることがあるため、依頼から1カ月以内を目安に収入証明書類の提出を済ませましょう。
プロミスの収入証明に関するよくある質問
最後に、プロミスの収入証明書に関する頻出Q&Aを紹介していきます。
多くの人が抱きがちな質問をリストアップしました。ぜひチェックしてみてください。
- 収入証明書提出はなしにできる?
- 収入証明書が求められる条件は?
- 提出できる収入証明書類は?
- なぜ収入証明書類が必要なの?
- 収入証明書を偽造した場合のリスクは?
- 自営業・フリーランスはなにを提出すればいいの?
- 外国籍の場合でも収入証明は必要?
Q1. 収入証明書提出はなしにできる?
結論、収入証明書の提出を100%なくす方法はありません。
「借入希望額が50万円以下」「他社との借入合計額が100万円以下」といった賃金業法の総量規制に抵触しない場合には、審査時に収入証明証明書の提出を求められる可能性は低くなります。ただし、契約後のカードローンの利用中に提出を求めてくることがあるため、絶対に収入証明書を提出せずに融資を受けられるとは言い切れません。
Q2. 収入証明書が求められる条件は?
プロミスで収入証明書の提出が求められる条件は以下のとおりです。
- プロミスでの利用限度額が50万円を超える
- 他社も含めた賃金業者からの借入が、総額100万円を超える
- 3年以上プロミスを利用する
- 限度額が50万円以上になる増額を希望した場合
Q3. 提出できる収入証明書類は?
プロミスで提出できる収入証明書類は以下のとおりです。
- 最新の源泉徴収票
- 直近2カ月の分の給与明細書
- 確定申告書
- 税額通知書・所得(課税)証明書
Q4. なぜ収入証明書類が必要なの?
カードローンを利用する際に収入証明書の提出が必要なのは、改正賃金業法によって「総量規制」や「個人の返済能力を調査しなけらばならない」といった決まりがあるためです。
借り手の返済能力を超える過剰貸付けを禁止する枠組みを厳格なものとするため、指定信用情報機関制度が設けられ、個人向けの貸付けの契約を締結しようとする場合には、貸金業者に信用情報機関の信用情報を利用することが義務づけられるとともに、1社で50万円超、または他社と合わせて100万円を超える貸付けを行う場合には、源泉徴収票などの提出を受けることが義務づけられ、年収などを基準にその3分の1を超える貸付けを原則禁止する総量規制が導入されました。
引用:日本賃金業協会公式サイト|賃金業法の概要
Q5. 収入証明書を偽造した場合のリスクは?
前提として収入証明書の偽造は必ずプロミスにバレます。もし偽造がバレれば審査に通過することはなく、カードローンの利用中でも強制的に解約させられ、非常に高いリスクを抱えることは間違いありません。収入証明書の偽造は刑法第161条:偽造私文書の罪に抵触することにもなるため、絶対にやめましょう。
Q6. 自営業・フリーランスはなにを提出すればいいの?
自営業やフリーランスで会社発行の書類がない人は確定申告書を提出しましょう。ただし、利用できる確定申告書には以下の条件があるため注意が必要です。
- 契約者本人の氏名が記載されている
- 勤務先の情報が記載されている
- 年収が明記されている
提出日が1月1日から3月31日の場合は、前年度分も提出ができます。
▼以下では個人事業主がお金を借りる方法についてをまとめています。気になる人はこちらをチェックしてみてください。
Q7. 外国籍の場合でも収入証明は必要?
結論、外国籍を持っている人は収入証明書の提出が必要です。そのほかにも在留カード・特別永住者証明書のいずれかが必要になります。そして、日常会話レベルの日本語力が求められます。
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