銀行フリーローンの審査基準は甘い?審査に落ちる原因や対処法を徹底解説
「審査基準が甘い銀行フリーローンはある?」「カードローンとの違いってなに?」と疑問を持っていませんか?
結論、どの銀行のフリーローンの審査基準は厳しい傾向にあります。なぜなら、担保・保証人が不要で金利が低いためです。申し込みの際は、審査基準を把握し、きちんとした対策を立てたうえで申し込みをしましょう。
この記事では、フリーローンの審査基準や審査に落ちる原因と対策、借りられなかった時の対処法まで詳しく解説します。
- 銀行フリーローンの審査基準が厳しい理由
- 銀行フリーローンの3つの審査基準
- 審査基準が気になる方におすすめの銀行フリーローン3選
- フリーローンとカードローンどちらがおすすめ?
- 銀行フリーローンで借入するには年収がいくら必要?
- 銀行フリーローンの審査に落ちる5つの原因
- 銀行フリーローンの審査通過率を高める3つのポイント
- 銀行フリーローンの審査の流れ
- 銀行フリーローンでは仮審査に通れば本審査にも通るのか
- フリーローンを選ぶときに見るべき3つのポイント
- 銀行フリーローンの審査に落ちた時の3つの対処法
- 銀行フリーローンの審査基準はやや厳しい!審査落ちの原因と対策を知っておこう
銀行フリーローンの審査基準が厳しい理由
まずは銀行フリーローンの審査が厳しい理由について、詳しく解説します。
カードローンも無担保ですが、フリーローンはカードローンより金利が低めに設定されており、その分審査が厳しい傾向にあります。
フリーローンに申し込む際は、審査に落ちる原因やその対策を把握しておきましょう。
①貸し倒れリスクをカバーするから
フリーローンは返済できなくなった際の保証となる担保がなく、貸し手にとってリスクが大きいのが特徴です。
返済できなくなる可能性の高い人に融資を行い、貸し倒れを起こしたときのダメージが大きいため、その分審査基準が厳しくなっています。
②金利が低めに設定されているから
銀行フリーローンの審査が厳しいのは、金利が低めに設定されているのも理由です。一般的に、ローンは金利が低ければ低いほど、審査が厳しくなります。
たとえば、カードローンもフリーローンと同じく無担保ですが、金利が高いため融資を受けやすい傾向にあります。
この記事を読めば、審査への不安を解消し、安心してフリーローンを利用できますよ。引き続き、審査落ちの原因や対策をご覧ください。
銀行フリーローンの3つの審査基準
銀行フリーローンの審査において、とくに重要なポイントは以下の3つです。
- 収入の安定性
- 他社借り入れ状況
- 信用情報
①収入の安定性
安定・継続した収入を得ているかが重要です。収入が不安定な人は返済途中で収入が減少し、返済できなくなる可能性が高いためです。
たとえば、サラリーマンはパートやアルバイト、個人事業主よりも収入が減少するリスクが小さく、収入の安定性が高いと言えます。
また同じ職場で働いていても、勤続年数が長ければ長いほど融資を受けやすくなります。
②他社借り入れ状況
他社借り入れ状況も必ずチェックされます。すでに借り入れしている人は、さらに借金を抱えたことで返済が苦しくなり、貸し倒れを起こしてしまうリスクが大きいと判断されるためです。
なお、借り入れ状況は個人信用情報に記録されます。正規の金融機関からの借り入れはすべて把握されているため、虚偽の申告をしても無意味です。
③信用情報
信用情報に傷が付いていないかも大切です。延滞やローンに申し込んだ履歴が残っている場合、審査で不利になってしまいます。
さらに、過度の滞納や債務整理によって信用ブラックになっている場合、審査通過は極めて困難だと言えるでしょう。
とくに問題を起こしていない方は、気にする必要はありません。
審査基準が気になる方におすすめの銀行フリーローン3選
フリーローンの審査基準が気になる方は、以下の3社から選ぶと良いでしょう。
- 住信SBIネット銀行 多目的ローン|借り入れ条件が易しい
- みずほ銀行 多目的ローン|求められる年収が低め
- 群馬銀行 多目的ローン|年収100万円以上から借り入れ可能
それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
①住信SBIネット銀行 多目的ローン|借入条件が易しい
最も申し込みしやすいフリーローンです。勤続年数や年収などの制限がないため、どんな人でも借り入れしやすいのが最大のメリットです。
また、ネット銀行は固定費が低く貸し倒れリスクを大きく取れるため、融資を受けられる可能性が高いと考えられます。
ただし借り換え目的では利用できません。借り換え以外ならぜひ住信SBIネット銀行 多目的ローンを利用しましょう。
②みずほ銀行 多目的ローン|求められる年収が低め
年収があまり高くない方におすすめです。収入が低い、または不安定なことで借り入れできないのではないかと不安な方は多いはずです。
みずほ銀行なら年収200万円から借り入れできます。さらにメガバンクが提供しているため、安心感が強いのもポイントです。
年収条件が気になる方は、みずほ銀行 多目的ローンを検討しましょう。
③群馬銀行 多目的ローン|年収100万円以上から借入可能
収入面で不安が大きい方におすすめです。パートやアルバイトでは、フリーローンで借り入れできないと諦めている方も少なくないでしょう。
群馬銀行なら年収100万円から借り入れでき、パートやアルバイトにも融資を行っています。最短翌日に審査結果がわかるのもメリットです。
また、群馬県の周辺だけでなく、大阪も対象地域に入っています。気軽に申し込みたい方はぜひ群馬銀行 多目的ローンを検討しましょう。
フリーローンとカードローンどちらがおすすめ?
フリーローンとカードローンどちらが向いているのか迷っている人もいるでしょう。そこでここからは、フリーローンが向いている人の特徴・カードローンが向いている人の特徴を紹介していきます。
フリーローンが向いている人
フリーローンが向いている人の特徴は以下の2点です。順番に解説していきます。
-
借りすぎの不安がある
-
金利を抑えたい
①借りすぎの不安がある
「ついつい何度もお金を借り入れてしまう」「借りすぎの不安がある」という人は、フリーローンがおすすめです。
フリーローンは原則1回しか借り入れができないため、借り入れ枠があるとついつい借りすぎてしまう人はフリーローンの利用を検討しましょう。
②金利を抑えたい
カードローンと比較して、フリーローンは低金利です。そのため、日々の返済の負担を抑えられます。
借り入れ用途が1つしかなく、なるべく日々の返済の負担を減らしたい人はフリーローンの利用がおすすめです。
カードローンが向いている人
カードローンの利用が向いている人の特徴は以下のとおりです。順番に解説していきます。
-
なるべく早めに借り入れをしたい
-
何度も借り入れをしたい
①なるべく早めに借り入れをしたい
なるべく早くお金を借りたいなら、カードローンの利用がおすすめです。とくに消費者金融系のカードローンは、最短で即日融資もできます。
銀行・信販会社が提供するフリーローンの場合、早くても最短翌日で、場合によっては1週間かかることもあります。そのため、融資を急ぐなら、即日融資が可能なカードローンを選ぶとよいでしょう。
②何度も借り入れをしたい
何度も借り入れをする予定があるなら、カードローンの利用がおすすめです。フリーローンは借り入れが1回きりですが、カードローンは利用限度額内で何度も借り入れができます。
いざという時の出費に備えたい人は、カードローンの選択がおすすめです。
プロミス 公式サイト
銀行フリーローンで借入するには年収がいくら必要?
必要な年収額は一概には言えません。なぜなら、借り入れ額次第で求められる返済能力が変わってくるためです。
借り入れ額を決めるなら「総量規制」を参考にすると良いでしょう。総量規制とは、貸金業者の貸付を利用者の年収の3分の1までに制限する法律のことです。
フリーローンは銀行が提供しているため総量規制の対象にはなりませんが、借り入れできる金額の目安にはなります。
銀行フリーローンの審査に落ちる5つの原因
銀行フリーローンの審査に落ちてしまう場合、次のような原因が考えられます。
-
借入条件を満たしていない
-
収入が不安定
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他社借入が多い
-
連続で申し込んだ
-
信用情報に問題がある
①借入条件を満たしていない
フリーローンには必ず借り入れ条件があります。たとえば、年収が300万円以上、勤続年数1年以上、年齢65歳までなど、サービスによって条件はさまざまです。
借り入れ条件を満たしていないと絶対に審査には通らないため、必ず確認しておきましょう。なお「住信SBIネット銀行 多目的ローン」は条件がゆるい上に金利が低いため、借り入れ条件を確認したうえで申し込みを検討しましょう。
②収入が不安定
収入が不安定だと審査落ちしやすくなります。たとえば、パートやアルバイト、個人事業主の方は収入の安定性が低いと判断されます。同じく、勤続年数が短い方や職場を転々としている方も注意が必要です。
なお「群馬銀行 多目的ローン」は条件がゆるく、さらにパートやアルバイトでも借り入れできます。群馬や東京、大阪などの対象地域に住んでいる方はぜひ申し込みを検討しましょう。
③他社借入が多い
借り入れ件数が多い方も審査に落ちやすいでしょう。多重債務者に融資をおこなうのは、貸し手にとってリスクが大きいためです。
収入状況にもよりますが、すでに2〜3社以上から借り入れしている場合、借り入れは困難です。
④連続で申し込んだ
ローンへの連続申し込みも審査落ちの原因です。ローンへの申し込み履歴があると、困窮しているのではないかと判断されてしまいます。
直近でローンに申し込んでいる方は、審査結果にかかわらず申し込みを避けた方が良いでしょう。
⑤信用情報に問題がある
信用情報に問題がないかもチェックしましょう。多少の延滞くらいなら少し時間をおけば良いですが、債務整理などで信用ブラックになっていると審査通過は困難です。
気になる方は、CICやJICCなどの信用情報機関に開示請求すれば信用情報に問題がないかすぐわかります。
銀行フリーローンの審査通過率を高める3つのポイント
これから銀行フリーローンに申し込む方は、審査通過率を高めるため以下のポイントを押さえておきましょう。
- 借り入れ額を少なめにする
- 入力内容をチェックする
- 1社ずつ申し込む
①借り入れ額を少なめにする
借り入れ額は必要最低限にすることが大切です。借り入れ額が多いとその分高い返済能力を求められ、結果的に審査難易度が高くなってしまいます。
フリーローンはカードローンと違い、増額や追加融資ができないため、あらかじめ借り入れ目的を明確にしておきましょう。
なお「群馬銀行 多目的ローン」は結婚や引っ越し、旅行をはじめさまざまなプランが用意されています。群馬周辺や大阪などに住んでいる方はぜひ申し込みを検討しましょう。
②入力内容をチェックする
申し込みの際は、入力情報にミスがないか確認しましょう。事実の通りに記入できていれば、審査に通りやすくなります。
とくに、年収や他社借り入れ状況、勤務先などの情報は返済能力を確認する上で重要です。目視でしっかりチェックしてミスがないようにしてください。
③1社ずつ申し込む
必ず借り入れ先は1社に絞りましょう。連続で申し込むと心象が悪くなり、審査落ちしてしまう可能性が高くなります。
審査の際は必ず個人信用情報が照会されるため、申し込み履歴があることはすべてわかります。たくさん申し込むより、借り入れ先を絞った方が結果的に融資を受けやすいでしょう。
審査対策を立てたら、早速申し込んでみましょう。とくに「住信SBIネット銀行 多目的ローン」は審査基準がゆるく、ネット銀行で借り入れしやすいため、ぜひ申し込みを検討しましょう。
それ以外でおすすめのフリーローンは、以下の記事で紹介しています。
銀行フリーローンの審査の流れ
手続きをスムーズに進めるため、審査の流れについても理解しておきましょう。
- 申し込み
- 仮審査
- 本審査
- 契約
①申し込み
まずはWebから申し込みましょう。申し込みの際は以下のような情報の入力を求められます。
- 個人情報
- 他社借り入れ状況
- 年収
- 勤務先
- 返済用口座
虚偽の申告をすると審査落ちする原因になるため、正しい情報を入力しましょう。
②仮審査
仮審査では信用力・返済能力をチェックされます。返済能力が不足していたり信用情報に傷が付いていたりすると、この時点で審査に落とされることも。
仮審査の結果通知は、主に電話やメールで行われます。申し込み後に電話がかかってきたら、すぐ出られるようにしておきましょう。
③本審査
本審査では本人確認書類・収入証明書類が必要になります。
▼本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書(外国籍の方)
▼収入証明書類
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得証明書
- 給与明細書
場合によっては使途証明書類も必要になります。できるだけ早めに用意しておくに越したことはありません。
④契約
審査に通っていればあとは契約するだけです。借り入れ可能額や契約内容などをしっかり確認したうえで契約しましょう。
契約が済めば、指定口座にお金が振り込まれます。
銀行フリーローンでは仮審査に通れば本審査にも通るのか
仮審査に通っていれば、基本的に本審査には通過できます。しかし、以下のような場合は本審査で落ちる可能性もあります。
- 書類に不備がある
- 入力情報にミスがある
- 在籍確認ができない
入力内容や書類はしっかりチェックしましょう。また、在籍確認ができるよう、職場の人が電話に出られるタイミングで審査を受けるのがおすすめです。
フリーローンを選ぶときに見るべき3つのポイント
フリーローンを選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 金利
- 借り入れ可能額
- 審査スピード
それぞれ詳しく解説します。
①金利
最も重要なのは金利です。金利が低ければ低いほど、返済負担は減りますが審査は厳しくなります。
収入が安定している方は低金利のローンを選んでも良いですが、収入が不安定で審査落ちが不安な方は、あえて金利の高いローンを選択するのも手です。
②借り入れ可能額
借り入れ可能額もチェックしておきましょう。借り入れ可能額が少ないローンだと、希望額を借りられない可能性があります。
とくに、住宅修繕費や結婚費用など多額の資金が必要な場合は、非常に重要です。
③審査スピード
急いでいる場合は審査スピードも大切です。フリーローンの審査にかかる時間は、会社によって大きく異なります。
各フリーローンの公式サイトをチェックして、審査にどのくらい時間がかかるのか確認しておきましょう。
銀行フリーローンの審査に落ちた時の3つの対処法
銀行フリーローンの審査に落ちてしまった方は、以下のような資金調達方法も検討しましょう。
- カードローン
- 有担保ローン
- いらない物を売る
①カードローン
借り入れできない場合はカードローンがおすすめです。カードローンならフリーローンより融資を受けやすく、即日融資も可能です。ただし、フリーローンよりも金利が高いため、借り入れはより計画的に行いましょう。
なお、おすすめなのは「プロミス」です。プロミスは消費者金融のなかでも、とくに人気が高く、アプリからいつでも気軽に借り入れできます。フリーローンの審査に落ちた方は、ぜひ申し込みを検討してください。
プロミス 公式サイト
他におすすめのカードローンは、以下の記事で紹介しています。
②有担保ローン
審査に通らない場合、有担保ローンも検討しましょう。有担保ローンとは担保を元に借り入れする方法で、主に以下のような商品・サービスがあります。
- 契約者貸付(保険の解約返戻金)
- 定期預金担保貸付(定期預金)
- 不動産担保ローン(土地や建物)
- 質屋(ブランド品やパソコン等)
利用できる状況は限られますが、いずれかの担保を持っている方はぜひ検討してください。
③いらない物を売る
フリマアプリでいらない物を売るのもおすすめです。フリマアプリならリサイクルショップより高値で売れる上に、自宅にいながら出品できます。
主に以下のようなサービスがあります。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
- minne
洋服やバイクのパーツ、家電などなんでも売れるため、少しでもお金がほしい方はぜひ活用しましょう。
銀行フリーローンの審査基準はやや厳しい!審査落ちの原因と対策を知っておこう
この記事では、フリーローンの審査基準について解説しました。
- 収入の安定性
- 他社借り入れ状況
- 信用情報
フリーローンはやや審査が厳しい傾向にあります。申し込みの際は、必ず審査対策を立てて申し込みましょう。
なお、おすすめなのは「住信SBIネット銀行 多目的ローン」です。借り入れ条件がゆるく、さらにネット銀行なのでメガバンクと比べると融資を受けやすい可能性があります。
審査が不安なら、ぜひ住信SBIネット銀行 多目的ローンを最優先で検討しましょう。
住信SBI銀行カードローン 公式サイト
より多くのフリーローンと比較検討したい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
例えば、年収300万円の人は貸金業者から100万円までしか借入できないため、審査基準の厳しいフリーローンでそれ以上借りるのは難しいでしょう。