地方の銀行カードローンって甘い?審査のポイントや通過のコツ・メリットを徹底解説
「新しく解説するの面倒だから口座もってる地方銀行のカードローン使いたいなぁ」なんて思ってる人必見!
結論、地方銀行カードローンの審査は甘くありません。大手銀行と同じ保証会社に審査を依頼しているため、地方銀行だけ通りやすくなることはないです。しかし、審査通過のコツを抑えれば、利用できる可能性は大きく上げられます。
この記事では、審査通過のポイントに加え、おすすめの地方銀行カードローンを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 地方銀行カードローンの審査が甘いとはいえない3つの理由
- おすすめの地方銀行カードローン6選
- 地方銀行の審査に通過するコツ
- 「審査が甘い」とはいえない地方銀行カードローンを利用するメリット3選
- 地方銀行カードローンを利用するデメリット3選
- 地方銀行カードローンを選ぶときの3つのポイント
- 地方銀行カードローンの審査は甘くない!申し込み条件をしっかりチェックしよう
地方銀行カードローンの審査が甘いとはいえない3つの理由
地方銀行カードローンの審査は「甘い」とはいえません。その理由を3つに分けて解説します。
-
審査を保証会社に委託している
-
審査を委託される保証会社は大手銀行も利用している
-
低金利のため踏み倒しのリスクを避ける必要がある
それぞれ詳しく見てみましょう。
①審査を保証会社に委託している
地方銀行カードローンは、審査を保証会社に委託しているケースがほとんどです。自社で1から審査をするのではなく、保証会社の結果を確認する形で運営されています。
保証会社は審査を託されている以上、申し込み者の情報をしっかりチェックして融資の可否を決定します。そのため、地方で小規模だからといって審査が甘いということは基本的にありません。
②審査を委託される保証会社は大手銀行も利用している
地方銀行から委託される保証会社は、他の大手銀行の審査も行っています。そのため、大手銀行と同じような審査内容になると予想されます。
地方銀行カードローンの審査が甘いといえない理由は、大手銀行と保証会社や審査基準が同等だからというのも理由の1つです。
③低金利のため踏み倒しのリスクを避ける必要がある
地方銀行カードローンは、低金利のところも多くあります。低金利でサービスを提供できるのは、もし利用者が踏み倒しても、保証会社が肩代わりしてくれるためです。
一方で保証会社は貸し倒れのリスクがないように、きちんと返済できる利用者かどうか慎重に審査を行います。そのため金利が低めの銀行系カードローンは、審査が厳しい傾向です。
おすすめの地方銀行カードローン6選
おすすめの地方銀行カードローンを6社紹介します。
- 横浜銀行カードローン|上限金利は年14.6%
- 千葉銀行 ちばぎんカードローン|上限金利は年14.6%
- スルガ銀行カードローン|最短即日審査
- 北海道銀行カードローン ラピッド|全国からの申込や融資に対応
- 愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン|愛媛銀行の口座がなくても申し込みできる
- 清水銀行 しみずピアカードローン|全国のATMで借り入れ・返済できる
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
①横浜銀行カードローン|上限金利は年14.6%
横浜銀行カードローンは「神奈川県内全地域」「東京都内全地域」「群馬県一部の地域(前橋市、高崎市、桐生市)」に住んでいるまたは勤めている方が申し込みできます。横浜銀行の口座がなくても申込可。
申し込みはWeb完結にも来店にも対応しています。借り入れや返済は近くのコンビニや駅ATMで何回でも手数料0円で利用可能※。毎月の返済は2,000円からできるので、月々の負担を軽減したい方にもおすすめです。
※一部ATMを除きます
横浜銀行カードローン 公式サイト
②千葉銀行 ちばぎんカードローン|上限金利は年14.6%
ちばぎんカードローンの利用可能エリアは、千葉県・東京都・茨城県・埼玉県全域と神奈川県(横浜市、川崎市)です。ちばぎんの口座を持っていない方や、パート・アルバイトの方でも申し込み可能。
なお、口座を持っている方なら申し込みから契約までWeb完結が利用できます。インターネットの10秒クイック診断で借り入れ可能可簡易チェックできるので、ぜひ活用してみてください。
千葉銀行カードローン 公式サイト
③スルガ銀行カードローン|最短即日審査
スルガ銀行カードローンは、全国対応の地方銀行カードローンです。来店不要のWeb完結に対応しているので、近くに店舗がなくても問題ありません。
スルガ銀行カードローンには、がん保障特約つきのカードローンが選べるのも大きな特徴です。万が一のことがあった場合はローンの残高がゼロになるというもの。いざというときに備えておきたい方におすすめです。
なお、申し込みにはスルガ銀行の口座がなくても可能。月々の返済は3,000円から自由に選択できます。
スルガ銀行カードローン 公式サイト
④北海道銀行カードローン ラピッド|全国からの申込や融資に対応
北海道銀行のカードローン「ラピッド」は、取り引きがなくても申し込み可能なカードローンです。Web申し込みに対応しており、全国どこからでも申し込みできます。
コンビニATMは、曜日や時間にかかわらず手数料無料で利用可能。3項目の入力で簡易的な3秒診断を受けられるので、借り入れ可能か気になる方はチェックしてみてください。
北海道銀行カードローンラピッド 公式サイト
⑤愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン|愛媛銀行の口座がなくても申し込みできる
愛媛銀行「ひめぎんクイックカードローン」は、取り引きがない方にも対応しており、全国どこからでも申し込みできます。
Web契約を選択すると、初めての利用で30日の無利息期間が適用されます。少しでも利息を抑えたい方におすすめです。
ひめぎんアプリを利用すれば、スマホで簡単に借り入れや残高紹介などが可能です。コンビニATMは手数料無料なので、自分の都合に合わせて気軽に借り入れや返済ができます。
⑥清水銀行 しみずピアカードローン|全国のATMで借り入れ・返済できる
清水銀行の「しみずぴあカードローン」は、上限金利が9.8%と他社より低めに設定されているのがポイントです。
申し込みには清水銀行の口座が必要ですが、清水銀行アプリを使えば口座開設も同時に行えます。
居住エリアは制限されておらず、全国どこからでも申し込可能です。Web申し込みなら24時間いつでも受付しているので、忙しい方でも空いている時間に申請できます。
しみずピアカードローン公式サイト
地方銀行の審査に通過するコツ
ここからは、地方銀行カードローンの審査に通過する可能性を上げるコツを2つ紹介します。
-
借入希望額を最低限に
①借入希望額を必要最低限に申告する
申し込みの際に必ず申告する借入希望額は、必要最低限の金額を申告しましょう。また借りるかもしれないからといって、大きい金額を希望すると、銀行の貸し倒れのリスクが高まるため、やめましょう。
②借入先は1~2社に絞る
カードローンの申し込みは、1~2社に絞りましょう。何社も申し込んでしまうと、信用情報に記載され、審査時にチェックされてしまうため、審査に落ちる可能性が高まります。
「審査が甘い」とはいえない地方銀行カードローンを利用するメリット3選
地方銀行のカードローンだからといって、審査が甘いことはありません。では、地方銀行カードローンを利用するメリットはどんなところでしょうか。3つの項目に分けて紹介します。
-
地域密着型なので利便性が高い
-
地元の顧客を大切にする傾向にある
-
消費者金融よりも金利が安い傾向にある
地方銀行カードローンを利用する利点はどんなところにあるのか、気になる方は参考にしてみてください。
①地域密着型なので利便性が高い
地方銀行は、営業エリアを限定しています。地域密着型なので、エリア内での利便性はかなり高いといえます。
駅や商業施設の中に店舗を置いたり、ATMを設置したり。市役所などの公共施設に無人ATMや出張所を置いているところもあります。
わざわざ銀行に出向かなくても、普段の生活の中で利用しやすいのが地方銀行のメリットといえます。
②地元の顧客を大切にする傾向にある
地方銀行は地域密着型であり、長い間利用してくれている顧客を大切にします。普段からその地方銀行を利用していれば、カードローンにも柔軟に対応してくれる可能性が高まります。
普段から、給料の振り込みや公共料金の引き落としなどで取り引き実績を作っておくことで、カードローンへの通過率を高めることが可能です。
③消費者金融よりも金利が安い傾向にある
大手消費者金融のカードローンは、上限金利を18.0%に設定しているところが多い傾向です。一方、地方銀行カードローンの上限金利は14~15%程度のところが多くあります。
地方銀行カードローンは地元の顧客を大切にすることからも、大手銀行に比べて審査に通りやすく低金利で利用できるチャンスがあります。
地方銀行カードローンを利用するデメリット3選
地方銀行カードローンを利用するデメリットもチェックしてみましょう。
-
提携ATMが少ない
-
カードローンの申し込みは店舗で行っていない場合もある
-
申し込み対象者は居住地・勤務先で限定されることが多い
メリットと併せてチェックしてみてください。
①提携ATMが少ない
地方銀行は、営業エリア内では店舗やATMなどが充実しています。しかし、エリア外になると、実店舗や無料で利用できる提携ATMが少なくなる傾向です。
例えば「職場には近いけど自宅付近にはない」「出張が多く、利用できるチャンスが少ない」などのケースでは、不便に感じることもあるでしょう。
Web入金などを上手く利用したり、ある程度まとめてお金をおろしておいたりするなどの対策が必要です。
北海道銀行カードローンのように、全国のATMに対応している地方銀行もあります。
北海道銀行カードローンラピッド 公式サイト
②カードローンの申し込みは店舗で行っていない場合もある
カードローンの申し込みは、Web予約のみで受け付けるところが多くあります。カードローンの利用に迷っていて、窓口で担当者と相談しながら申し込みしたい方もいるでしょう。
大手のメガバンクや消費者金融の場合は、さまざまな申し込みに柔軟に対応してくれる傾向です。しかし、地方銀行の場合は「受付はWebのみ」としているところもあるため、申し込み方法に注意が必要です。
③申し込み対象者は居住地・勤務先で限定されることが多い
地方銀行は、地域の住民にサービスを提供するのが基本です。そのため、地方銀行カードローンに申し込みできるのは、営業地域内に住んでいたり勤務先があったりする方に限定する傾向にあります。
魅力的なサービス内容を提供している地方銀行カードローンが見つかっても、エリア外に住んでいると利用できないことも。全国的に営業している大手銀行や消費者金融に比べると、不便さを感じてしまうでしょう。
地方銀行カードローンを選ぶときの3つのポイント
地方銀行カードローンを選ぶときのポイントを3つに分けて解説します。
- 営業エリア内か
- 口座開設の必要があるか
- 来店の必要はあるか
どうやって選んだらいいのか迷う方は、ぜひチェックしてみてください。
①営業エリア内か
地方銀行カードローンに申し込む際には、銀行の営業エリアが重要です。地方銀行は、その名の通り地域密着型の金融機関です。カードローンに申し込みできる利用者は、地域内に居住している、または勤務している人に限るケースも多くあります。
利用を希望しても、エリア外の場合は申し込み不可となるケースも。
まずは自身の住んでいる(または勤務している)エリアが対象内かどうかチェックすることが大切です。
②口座開設の必要があるか
地方銀行に限ったことではありませんが、カードローンを利用するには口座開設が必要なところもあります。普段から取り引きしていれば問題ありませんが、新規の場合は注意が必要です。
カードローンを利用したくても、まずは銀行口座の開設から始めなければならないと、借り入れできるまでに時間がかかってしまいます。地方銀行は即日融資に対応していないため、ただでさえ時間がかかります。
銀行口座が必要かどうかは、カードローンを申し込む前にしっかりチェックしておくと安心です。
③来店の必要はあるか
地方銀行カードローンに申し込む前に、来店は必要かチェックするのがおすすめです。来店手続きのみしか対応していない場合、営業時間に合わせてお店に訪問しなければならず、忙しい方には厳しいでしょう。
一方、Web申し込みに対応している地方銀行カードローンも多くあります。特に店舗に出向くのが難しい方は「Web利用が可能か」など、事前に申し込み方法を確認しておくと良いでしょう。
横浜銀行カードローン 公式サイト
地方銀行カードローンの審査は甘くない!申し込み条件をしっかりチェックしよう
地方銀行カードローンの審査は、決して甘いとはいえません。保証会社が審査を行うため、大手と同等の厳しさと考えて良いでしょう。
しかし、地域の人を大切にする地方銀行ならではのサービスを受けられるメリットもあります。ご自宅や勤務先がエリア内の地方銀行カードローンを、ぜひチェックしてみてください。
編集部:横山のコメント
信用情報は、CICやJICCといった信用情報機関に依頼すれば、開示請求が可能です。その際、1,000円の費用がかかるため、注意しましょう。