ラスト2話、まさかの“大逆転”で予想不可！　番組史上最多カップルが誕生【シャッフルアイランド Season6考察・7話＆8話】

楽園・フィジーを舞台に「毎日必ず“ピンク”と“ブルー”の2 つの島にいるメンバーを“シャッフル（入れ替え）”していかなければならない」というルールのもと、本能のままに熱い恋愛を繰り広げるABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『シャッフルアイランド Season6』がついに最終回を迎えた。

番組史上最多のカップルが成立することとなった今シーズン。告白前日と告白当日の様子を描いた7話＆最終話では、誰も予想できなかった大逆転が起こる。シャッフルアイランドならではのおもしろさが爆発していた男女16人の7泊8日の恋の行方と、そこから得られた恋愛の学びを紹介する。

■怒涛の追い上げで誰も予想できなかった大逆転

特に大注目だったのが、途中参加したものの男性陣からモテモテだったダンサーのまいかをめぐる、美容師のりくとインフルエンサーのしんの三角関係、そして雑誌『小悪魔ageha』専属モデルのももとグラビアアイドルのみれいから想いを寄せられた結果、永遠にどっちが好きか分からず突然のモテ期に悩み散らかしてる大学生でモデルのだいすけとの三角関係だ。

前回別の島にいるにもかかわらずブラックボートにより“1時間の密会”が許されたりく。まいかの部屋の窓から入り、絶対に迎えに来ると約束してベッドの上でキスをするという少女漫画のようなドキドキの恋愛を視聴者に見せてくれていた二人だったが、ここでしんという刺客が現れ、「たった2日やけど最初からおった感覚」「もうちょっとチャンスがほしい」と、りくが島にいない間に急激にまいかにアプローチをする。

こんな急激にアプローチしてくる男に、モテモテなまいか様はなびくのか？　と思っていたが、しんのすごいところは懐に入るのが上手いところ。実際にまいかは「りくといると少女漫画のようなドキドキ、しんくんといると安心感というか……飾らないでいられる」と急に現れたしんと一気に意気投合。

たしかに、りくといる時のまいかは乙女のような表情でかわいらしく、しんといる時は飾らない少女のような笑みでどこか言葉も自然だ。“りくと何があったのか”をあえて聞かず、「今は自分の気持ちを伝え続けたい」という優しさも、追い風となっている気がする。これをできる男はなかなかいない。

さらに、まいかはまっすぐにアプローチしてくれるしんへの後ろめたさから、りくとキスしたことを素直に伝えるのだが、しんは「本音言うとめちゃくちゃ嫌やけど、（りくと）いい関係になってるって分かったうえで誘ってるから」と言い、むしろ自分のアプローチによってまいかを悩ませてしまって申し訳ないと謝罪する。

振られても、相手にすでに好きな人がいても、何があろうと、決して責めずに海のように広い心で包み込むようなしんの魅力が、ここになってきて初めて分かってしまった。恋愛中毒のポジティブバカ（シャッフルアイランドでのバカは褒め言葉）だと思っていたのは誤算だった……。

さらに感謝と喜びという意味の花言葉を添えた花束と手紙をプレゼントされると、まいかは「ディナーデートではしんくんのことでいっぱいいっぱいだった」「今私の中でりくとしんくんが選べないぐらい大きい存在になってる」と怒涛のアプローチでしんへの感情が一気に高まってきたと明かし、それを翌日、自身のいる島に戻ってきたりくにも伝える。

何度もデートを重ねてきて両想いかと思っても安心できない。たった一度のシャッフルで、たった一日別の島にいるだけで、相手が心変わりしてしまうという恐怖がシャッフルアイランドには存在する。こんなこと伝えられたら自分だったら立ち直れない……と思ったが、りくは「自分を責めないでほしいかな」「気持ちが動いちゃうのは仕方ないから」と言っており、23歳とは思えない落ち着きを見せていた。

結果、最終日の告白でりくとしん、二人からの告白を受けたまいかが選んだのはまさかのしんだった。そう、しんは最後のたった2日間で大逆転し、まいかとゴールインしたのだ。

急激な追い上げにより、まいかに振られることとなってしまったが、「いつ誰が島を交代するかが分からない。そういうのも全部含めて運命だったんじゃないかな」と自身を納得させ、「二人の恋を応援します。応援」とカップル成立を祝福するりく。どこか少し背伸びしたような言葉も切なく、今後の幸せを願わずにはいられない。

しかし、たった2日間で結果を覆すほどの、気になった相手へのまっすぐなしんのアプローチは拍手を送りたくなるほどすごかったのも事実。りくもしんも、どちらもいい男すぎるし、ここまでの男二人に愛されるまいかもすごい。

■キスは感情の起爆剤!?　悩んだ末の三角関係の結末

一方、最後まで予想がつかなかったのが、だいすけ＆みれい＆ももの三角関係だ。だいすけはももとのデートで何があったか聞かれた際に「（みれいと）キスした」と明かすのだが、その言葉に衝撃を受けたももからの「どうだった？　よかった？」という質問に「よかった」と馬鹿正直に答えるほど、現在の状況に頭が回っていない。だいすけ、圧倒的にモテ慣れてなさすぎる。流石のもももこれには笑い出してしまっていた。

しかし、それすらも逆手に取れるのがももである。夜のプールで二人きりになっても「激迷い」と二人からの同時アプローチに煮えきらないだいすけに「上書きしていい？」と“上書キッス”するのだ。さらに、そのままプールサイドに押し倒し、何度もキスした後「よかった？」って笑う姿は完全に小悪魔。エロい。エロすぎる。

もうだいすけは「よかった」と答えるほかないし、激迷いも加速するほかない。実際にキス後には「今はももちゃんに気持ちが動きつつあります」と話すだいすけ。しかし、毎回キスするたびに気持ちが動くチョロさを見せてる辺り、最後にみれいと会えばみれいに気持ちが動くのではないだろうか？　と思ってしまう。

そんな予想をなぞるように、次の日ももとだいすけがいる島に「だいくんを取り返しに来ましたー！」と一途な想いをひたすらに突き通してきたみれい。これだけでも強すぎるのだが、だいすけに送ったチョコレートを手で食べさせると見せかけ、そのままキスで口移しをする“チョコレートキッス”をかましてくる。そして、それはチョコレートがなくなってからも続くので、今シーズンの衝撃シーンの1つとなったのはいうまでもない。

二人の美女に連日連夜技ありキスをお見舞いされ、その度に感情が爆発してあっちにこっちに気持ちが傾いていただいすけ。どっちを選ぶのか最後まで予想がつかなかったが、結果だいすけは“一途に自分を想い続けてくれた”という理由でみれいを選んだ。

こちらは追い上げたように見えたももではなく、一途なみれいの恋が実るかたちとなったのだ。正直今シーズンで一番羨ましがられたのは二人から猛烈なアプローチを受けてキスをしまくっていただいすけなのでは？

■21歳経営者美女が手に入れたのは恋人か、マッチョな忠犬か

また、かつよしをめぐるsaeとフィーナの三角関係も、最後にsaeが歌で想いを伝えたものの、かつよしはフィーナが初めて会った日に言った「（遠距離でも）会いに行く」との言葉が決め手となったようでフィーナとゴールイン。

二人きりで過ごした離島での一夜から始まった恋はもう誰にも止められず、シャッフルアイランドらしい真夏の一気に燃え上がるような恋を見せてくれた。

まいかに可能性を感じながらフラフラしていたしんたろうも、らるむの「楽しいことよりも嫌な気持ちにされることが多い」「しんたろうが一途だった瞬間がほとんどない」との厳しいお言葉にさすがに焦ったのか、今後の自分の行動を「見ててほしい」とお願いし、行動を改めることに。

8つ下ではあるものの、21歳の経営者という強強なスペックを持ち合わせるらるむは「なんで私が見ててなきゃいけないんだよ」といいつつも、まるで忠犬のように寄ってくるしんたろうをどこか憎めない様子だ。

結果、最終的にしんたろうに告白された際にらるむは「戻ってきてくれてありがとう。おいで」と余裕の笑みを浮かべ、8つ年上の屈強な肉体を持つしんたろうをまるで犬のように手懐けて呼び寄せると、おでこにキス。これにはMCのニューヨーク屋敷も「完全に主導権握られてるやん！」と笑っていた。

そう。完全に主導権はすでに彼女の手の中、リードを握っているのはらるむである。しんたろうは「尻に敷かれないようにします」とは言っていたが、もうすでに尻に敷かれているのでこのままかわいいワンワンとして時たまらるむに怒られながらも忠犬として仲良くしてほしい。

■シャッフルアイランドがくれた“恋に予定調和などない”という学び

今シーズン史上最も大きな波乱もなく成立したのが、かほとゆうた。かほが「ほんまにうちら運いいなって」と言う通り、本当にこの二人は運が良く、他のメンバーのように幾度となく引き離されたり、別の島にいる間に他の人にアプローチしたり、アプローチされてなびいたりすることが大きくなかった。

ある意味、運が物を言うシャッフルアイランドでも、難なく添い遂げられた運命のカップルともいえる。

一方で逆に運に恵まれず、お互いに惹かれ合っているものの何度も引き裂かれ、同じ島になかなかいられなかったのが、ANとせかいだ。シャッフルアイランドの最終告白は“同じ島にいる相手”にしかできないのだが、せかいは最後に行われた2つの箱のうち赤い貝を引くことができれば移動できるという2分の1の確率のシャッフルで、赤い貝を引くことができなかった。

告白のチャンスすら得られず真っ白な貝を見た瞬間に泣き崩れるせかい。せかいが来れなくなった島で最後に会うことも許されなかったAN。この番組の仕様に心底悲しみがあふれていたが、今シーズンから登場したブラックボートにより、見事せかいはANのいる島に上陸。無事思いを伝え、晴れてカップル成立となった。

今シーズンのシャッフルアイランドは、“恋愛に絶対はない”という真実を、これ以上ないほどドラマチックに見せてくれた。たった一度のシャッフルで、ほんの一瞬の言葉選びと行動で、過ごした時間の長さにかかわらず、人の心は大きく動いてしまう。それは、運や偶然という言葉では到底片付けられるものではないし、納得させられるような感情ではない。

恋に正解はないけれど、この夏、この島で過ごした16人の姿からは相手を責めずに受け止める強さ、一途に思い続ける覚悟、そして最後の瞬間まで諦めずに気持ちを伝え続ける勇気を学ばせてもらった。きっと次の夏も、ここではない別の島で誰かの運命を変える恋が動き出すだろう。

シリーズ史上最多視聴者数を更新するなど大きな反響を呼んでいる『シャッフルアイランド Season6』の第1話～第3話と最終話は、「ABEMA」にて現在も無料見逃し配信中。
https://abema.tv/video/title/90-1887

さらに、成立カップルのここでしか見られない初デートの様子も現在「ABEMA」プレミアム（※）にて配信中。
（だいすけ＆みれい、かつよし＆フィーナ編：https://abema.tv/video/episode/90-1887_s60_p101）
（しん＆まいか、しんたろう＆らるむ編：https://abema.tv/video/episode/90-1887_s60_p102）
（セカイ＆あん、ゆうた＆かほ編：https://abema.tv/video/episode/90-1887_s60_p103）

（※）月額1,080円(税込)の「ABEMAプレミアム」にご登録いただくと、限定の作品を視聴できるほか、「追っかけ再生」や「ダウンロード機能」などの限定機能をお楽しみいただけます。また、月額580円(税込)の「広告つきABEMAプレミアム」では「ABEMAプレミアム」限定コンテンツを広告つきで視聴いただけます。

（瑞姫）

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