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もはや“ホテル以上!?” 長距離フェリーで「初の客室」がスゴイ! シングルも神設備が 「さんふらわあ」西の最新型に乗ってみた

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  • 乗りものニュース
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大阪南港と別府港を結ぶフェリー航路の最新鋭船「さんふらわあ むらさき」は、2023年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、多彩でデザイン性の高い船内が特徴です。このフェリーで快適な船旅を体験してきました。

最寄り駅に注意

 日本を代表する長距離フェリーのブランド「さんふらわあ」。今回は、大阪~別府航路の最新鋭船「さんふらわあ むらさき」に乗船しました。

Large figure1 gallery1「さんふらわあ むらさき」(安藤昌季撮影)

 別府行きは大阪発19時5分(金・土曜20時5分)、別府着翌日6時55分(同7時55分)、大阪行きは別府発18時45分(金・土曜19時20分)、大阪着翌日6時35分(同7時25分)と、時間を有効に使えるダイヤで、かつ、大阪・別府の両ターミナルは交通の便も良く、とても利用しやすい航路です。

 ただし一つだけ注意が必要なのは、船が発着する「大阪南港フェリーターミナル」の場所です。港へはOsaka Metroニュートラムで向かいますが、最寄り駅は「フェリーターミナル駅」ではなく、「トレードセンター前駅」です。両港間はニュートラムを使っても20分程度かかり、間違えると大変なことになりますのでご注意ください。

 大阪南港はATC(アジア太平洋トレードセンター)内にあり、駅と直結しています。飲食店やコンビニも入っており、出発前の物資の調達には困りません。

 今回は取材のため、先に船内を見学させていただきました。「さんふらわあ むらさき」は基本的には「スイート」「デラックス」「スーペリア」「プライベート」の客室があり、さらに各カテゴリー内にも様々なタイプが用意されており、幅広いニーズに対応しています。

 最上級客室の「スイート」は2~3人利用で、シングルベッド2台、リビング、バスルーム、プライベートバルコニーを備えています。バリアフリールームもあり、こちらは4人利用が可能。バスルームがシャワールームとなった「セミスイート」もあります。

長距離フェリー初の豪華な客室とは

 一番の目玉は「スイート和洋室コネクト」です。これは「和洋室スイート」(2~4人用)と「洋室セミスイート」(2~3人用)が室内の扉でつながっているもので、長距離フェリーでは初めての試み。

「和洋室スイート」は、リビング部分が畳敷きで、全体がモダンで洗練された船内でも特筆するほど美しい空間です。床面積も通常の「スイート」より広く、事実上の最上級個室と言えます。隣接する「セミスイートコネクト」と合わせると、最大7人まで利用可能です。

 次に「デラックス」を見学しました。洋室(2~3人用)、和室とウィズペットルームが2~4人用の空間ですが、窓部分の丸い意匠がアクセントで美しい空間。特に「デラックス和室」は側壁の和文様が美しく、高級料亭のようです。設備は「セミスイート」に近いですが、プライベートバルコニーがなく、リビングが小さめです。

「デラックス」にも和室と洋室を接続した「コネクティングデラックス」があり、こちらも最大7人まで利用可能です。

「スーペリア」は、定員1人の「シングル」と、2人の「ツイン」があります。どちらもシャワー・トイレ付きで、空気清浄機や冷蔵庫も完備しています。定員1人でシャワー付き個室は全国的にも珍しく、筆者(安藤昌季:乗りものライター)は実際に利用して汗を流すことができました。

「プライベート」は半個室で、「ツイン」(2人用)、「シングルツイン」(1~2人用)、「ベッドグループ」(4人用)、「シングル」(1人用)に加えて、カプセルホテルのように寝台部分だけ区切られる「相部屋」もあります。また、3~4人で使える「グループ和室」もあります。

 また、定員1人の「スタンダードシングル」は個室ですが、主にトラックドライバー用で、一般販売されない日もあります。

豪華な夕食、割安な朝食

 豊富な客室を見学した後は、パブリックスペースへ。6階エントランスは「アトリウム」と名付けられ、天井がプロジェクションマッピングになっているのが特徴です。イベント時には、航路の見どころなどが上映され、天井の巨大スクリーンで見るのはなかなか楽しい体験でした。

 エントランスにはキッズコーナーもありました。その他にも、コインロッカー、貴重品ロッカー、冷蔵ロッカー、自転車の輪行バックフォルダー、自動販売機コーナー、写真撮影スポット、売店など、設備はかなり充実しています。

 お手洗いは男女でインテリアが異なり、女性用トイレには3段階で調光可能なパウダールームもあり、見たことがないようなデザインでした。

 7階にはペットルーム、ベビーケアルーム、自動販売機コーナー、展望デッキが備わります。展望大浴場は男女別ですが、従来船の2倍の面積があり、とても広く開放感があります。

 8階にも展望デッキがあり、「スイートカフェラウンジ」が併設。スイート利用者専用で、飲料やアイス、雑誌などが楽しめます。

 再び6階に戻ってレストランを利用しました。バイキング形式で、夕食は2500円。瀬戸内海を航行する船らしく、鮮度抜群なお刺身もあり、ミシュランで星を獲得したシェフのハンバーグは、ソースの旨味が絶品でした。料理全体の質はかなり高めです。朝食は750円と割安で、多くの利用者でにぎわっていました。

 なお、当日は強風のためデッキに出られず、明石海峡大橋は見られませんでした。筆者は自室の「スーペリアシングル」で宿泊。布団は柔らかく、体に優しい寝心地で、寝台のクッション性もまずまずでした。

 総トン数1万7300トンの大型船で、航海速力は22.5ノット(41.7km/h)ですが、揺れ・エンジン音ともに小さく、寝心地も抜群でした。

 翌朝、別府港には6時59分に到着。JR別府駅への連絡バスには多くの利用客が並んでいましたが、筆者は急がなかったため徒歩で移動。JR別府駅までは35分ほどでした。

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