小4息子が挑戦!スペシャルなオリジナルトレカ作り♪ おりぞめ×Adobe Expressの親子向けワークショップ
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伝統的な染め技「おりぞめ」と、最先端のAIがまさかのコラボ! ユニークなワークショップ【おりぞめ×Adobe Expressでオリジナルのトレーディングカードを作ろう!】に、小4息子と参加してきました。伝統とテクノロジーが交わる先に現れるのは、予測できないアートの形。親子でハマった贅沢なアート体験をレポートします。
【おりぞめ×Adobe Expressでオリジナルのトレーディングカードを作ろう!】とは?
2025年7月21日(月・祝)、親子向けワークショップ【おりぞめ×Adobe Expressでオリジナルのトレーディングカードを作ろう!】が開催されました。
本イベントは、世界のクリエイティブソフト市場でトップシェアを誇るアドビの日本オフィス協力のもと、駆け出しデザイナーの応援コミュニティ「まるみデザインファーム」と、アドビ公認のエバンジェリスト(※)・北沢直樹さんの企画によるものです。
(※)エバンジェリスト:アドビの製品やサービスに精通しているだけでなく、実際の制作現場で培ったリアルな経験を持ち、それらを惜しみなく発信・共有する“伝える人”のこと。
「つくるって楽しい!」そんな思いに触れるきっかけとして企画されたワークショップは、子どもたちの感性を引き出す2部構成。
前半は和紙を折って染める伝統的な「おりぞめ」を体験し、後半では、前半でつくったおりぞめ作品を背景として生かしながら、オンラインデザインツール「Adobe Express(アドビエクスプレス)」を使用して、キャラクターやデザインを発想。世界に1枚だけのトレカを制作します。事前予約制、親子500円の参加費にて実施されました。
いざ親子3人で会場へ! 豪華クリエイター陣の直接指導にワクワク
ワークショップの舞台は、品川区大崎にあるアドビ日本オフィス。世界中のクリエイターに愛されるツールを提供する、アドビの本拠地です。そんな憧れの地に、小4の息子とともに、家族3人で心を弾ませながら足を踏み入れました。
まるみデザインファームを主宰する「まるみ師匠」こと、倉又美樹さんによるご挨拶を皮切りに、イベントはスタート。
写真左から:まるみデザインファーム主宰・倉又美樹さん、おりぞめ担当・“おりぞめのさち”さん、キャラクター担当・北沢直樹さん、カードデザイン担当・土屋愛矢さん
写真提供/まるみデザインファーム
前半の「おりぞめ体験」は、おりぞめアーティストである“おりぞめのさち”さんが指導。後半の「トレカ制作体験」では、キャラクターを人気キャラクターデザイナーの北沢直樹さんが、カードデザインをマルチクリエイターとして活躍する土屋愛矢さんが担当してくださるとのこと。
第一線で活躍するクリエイターたちによるスペシャルなレクチャーに、親子のアート魂も大いに盛り上がります。
誰も予測できない偶然の美! 思わず“わぁー!”がこぼれる「おりぞめ体験」
いよいよ前半の「おりぞめ体験」が開始。まずは、1枚の和紙を折るところから始まりました。
A4サイズの和紙をじゃばら折りにしたら、今度は下の部分を三角に折って。裏返して、また三角……そんなふうに、交互に折り進めていきます。
折り終えたら、三角の山の部分を輪ゴムで二重にくるり。しっかりと止めれば、染めの準備が完了です。
続いてさちさんによる染め方の実演が始まり、目を輝かせて見入る子どもたち。
方法は、驚くほどシンプル。三角に折った紙の角を、そっと染料に浸すだけなんです。
浸したあとは色が混ざらないように、その都度しっかりと水分を絞り切るのがポイントだそう。
さちさんが紙をそっと広げると、そこに現れたのは、思いもよらぬ色模様。にじみ、重なり、余白……偶然が紡ぎ出した“おりぞめ”世界。その美しさに、子どもたちは一斉に「わぁー!」と歓声を上げていました。
そして、いよいよ迎えた子どもたちの出番。
息子はズラリと並ぶ12色の染料の前に立ち、「どの色にしようかな?」と、楽しそうに指先を迷わせていました。
三角に折った紙の角を、染料にチョン!
ペーパーでやさしく包んで、ギューッと絞ります。
残りの2か所の角も、違う色の染料で染めていきます。
紙をそっと開くと、偶然が織りなす色と形の世界。息子の笑顔もキラリと弾けます!
広げるまで、どんな模様が潜んでいるのか分からない。この予測できないドキドキ感がたまりません。
息子は合計5枚のおりぞめにチャレンジ! 広げるたびに変わる表情に、親子で「わっ!」「キレイだね!」の連続でした。
その中から、トレカの背景にしたいお気に入りの1枚をチョイス。写真撮影をし、前半パートが終了しました。
創造力って、ここまで広がる⁉ トレカ制作で実感した“AI”と“Adobe Express”の底力
続いては、後半パートへ。前半に染め上げたおりぞめ作品を背景にし、誰でも手軽に魅力的なデザインがつくれるオンラインツール「Adobe Express」を使って、世界に1枚のトレカ制作へと移ります。
まずは生成AIを活用したオリジナルキャラづくりの基本を、北沢直樹さんからレクチャーしていただきました。
オリジナルのキャラを生成するには、頭の中にあるイメージを言葉にする“プロンプト”がカギ。
「主語」「スタイル/見た目」「シーン/背景」の3つを意識して入力すると、生成AIが具体的にデザインできて、思い描いたイメージにグッと近づけるのだそう。お絵描きのヒントみたいで、子どもでも気軽にチャレンジできそうですね。
キャラのつくり方を学んだら、いよいよAdobe Expressを使ってトレカづくりにチャレンジ。
Adobe Expressは、操作がシンプルで直観的。デザインのテンプレートも豊富だから、トレカ用のテンプレートを選ぶだけで、気軽に楽しめちゃうのがうれしいポイントです。
絵を描くのが苦手なお子さんでも大丈夫。Adobe Expressに搭載された生成AIが、「こんなキャラつくりたい!」を形にしてくれます。
キャラクターを試作したら、次は背景におりぞめ作品を配置。
おー、まさにアナログとデジタルの融合ですね! これは楽しい‼
続いて、本命キャラを思案しながら、プロンプトを打ち込む息子。
AIって何でも自動でこなしてくれるように思われがちだけど、 実はどんなプロンプトを投げかけるかで、出来上がりの世界がガラリと変わります。その“ひと言”を選ぶのに、案外、頭をひねるんですよね。息子も「うーん、どうしよう……。何て入れたらいいかな?」と悩みながら、言葉を探していました。
そして、完成したキャラがこちら!
プロンプトをじっくり練った甲斐があり、力強く、カッコいいドラゴンキャラが誕生しました。
お次は、土屋愛矢さんからカードデザインのレクチャーを受けます。
写真提供/まるみデザインファーム
キャラの名前や設定を“自分色”に書き換えるのはもちろんですが、背景色や文字色、フォントの選び方で、ぐっと自分らしい世界観が広がるとのこと。
息子もその教えに導かれ、フォントを変えたり、背景色を変えて工夫しながら、自分らしさあふれるデザインの世界を追い求めていました。
キャラやデザインをゼロから考えるのは、やっぱり難しい……。そんなときこそ頼りになるのが、ひらめきの相棒“AI”と、豊富なテンプレートがそろったAdobe Express! ちょっと使ってみるだけで、「え、そんな発想あり⁉」という予想外のアイデアに出会えて、創造力の幅がグンと広がる気がしました。
傑作トレカそろい踏み! 子どもたちの個性きらめく発表タイム
参加者全員のトレカが完成すると、最後はドキドキの発表タイム。
息子が生み出したキャラは、「ファイヤードラゴン」。炎のような力強さと神秘的なかっこよさが宿っています。レア感を表現したくて、文字や色使いを工夫したそうです。
最初は照れくさそうにしていた息子でしたが、いざ皆の前に立つと、自分なりのこだわりをしっかり言葉にして伝えることができました。
今回はちょっとスペシャルに、2人のお子さんのコメントもご紹介します! とってもキュートな「まかろねこ」ちゃんを生み出したのは、こちらの女の子。
大好きなマカロンから着想を得て、キャラづくりをスタートさせたそうです。最初に打ち込んだプロンプトで画面に現れたのは、口いっぱいにマカロンを詰め込んだ、ちょっと気持ち悪いネコ! でも、そこから試行錯誤を重ねて、ここまでキュートに仕上げたのはすごいですよね。
続いて、インパクト抜群の見た目を誇るキャラクター「一般人市民」を生み出したのは、こちらの男の子。
ひときわ目を引く存在感に、参加者の視線は一斉に釘付けになりました。 「おもしろそう!」という理由で、この設定に決めたのだとか。そして驚くべきは、そのステータス。なんと、体力の数値がケタ違いなんです。まさに“ただ者じゃない”一般人(笑)。
それぞれの子どもたちが、自分らしさを全開にした発表会。ユニークな発想や予想外の展開に、思わず笑ったり驚いたり……。個性がキラリと光る瞬間がいっぱいでした。
まとめ
偶然が描く美「おりぞめ」と、ひらめきをくれる相棒「AI」。2つの出会いから、作り手さえ想像しなかった“新しい世界”が生まれるのがすごいですよね。
そんな豊かな体験を、アート好きな息子といっしょに味わえたことは、とても貴重で幸せな時間でした。
北沢直樹さんがデザインしたカプセルトイ「軍艦巻きプルバックカー」、通称「軍カー」。ユーモラスで愛嬌たっぷりな“走る寿司”の姿に、息子をはじめ、会場の子どもたちの視線は釘付け♡
今回の一流のクリエイターさんたちとの出会いも、息子の感性にそっと刻まれ、どこかで芽吹いてくれたらうれしい限りです。またこんな体験ができるワークショップがあれば、ぜひ参加したいと思います。
ちなみに、Adobe Expressにはずっと無料で使えるプランがあるから、誰でも気軽に始められるんです。オンラインでサッとつながるから、面倒な設定も不要。お子さんといっしょに試してみれば、きっと楽しいひらめきが広がりますよ。
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
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