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「日本最速のフェリー」後継2隻目「はまなす」ついに進水! 新日本海フェリー新造船 1番船にない“太陽電池ペタペタ”って!?

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  • 乗りものニュース
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新日本海フェリーが舞鶴―小樽航路に投入する新造フェリーの2番船「はまなす」が進水。1番船「けやき」も間もなくデビューしますが、2番船には“太陽電池”という新機軸が取り入れられます。

新造2番船「はまなす」 太陽電池ペタペタしますって!?

 SHKライングループの新日本海フェリーが舞鶴―小樽航路に投入する新造フェリー「はまなす」が2025年10月9日、三菱重工業下関造船所で進水しました。11月にデビュー予定の1番船「けやき」に次ぐ期待の2番船です。

Large figure1 gallery9新日本海フェリー新造船「はまなす」(深水千翔撮影)。

「はまなす」の命名・進水式は新日本海フェリーの入谷泰生社長や三菱造船の上田伸社長をはじめとした関係者も出席して盛大に執り行われました。同社グループが企画したツアー参加者など1500人が進水の瞬間を見守りました。

 この船は新日本海フェリーと鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)の共有建造船として、三菱造船が受注。船体規模は1万4300総トンで、全長は199m、幅は25.5m。航海速力は28.3ノット(約52.4km/h)で、車両積載台数はトラック約150台、乗用車約30台となっています。

 置き換え予定の「はまなす/あかしあ」は1万6897総トン、全長224.8m、航海速力30.5ノット(56.5km/h)と長距離フェリーでは国内最大級の大きさと速度を誇っていますが、「けやき」と「はまなす」では船体規模をダウンサイジングし、速度を抑えることで、より経済的な運航を可能にします。

 両船にはさまざまな省エネ技術も採用されています。国内フェリーでは初採用となる“ダックテール”を含む最新鋭の省エネ船型、アンチローリングタンクとフィンスタビライザーの併用による省エネ型減揺システム、主機関と発電機関の燃費を最適化する高効率推進プラントを採用することで、従来船と比べて航行時のエネルギーの消費量を約5%削減します。

 加えて「はまなす」には、次世代の太陽電池である「ペロブスカイト太陽電池」が甲板などに設置される見込みです。

 これは、化石燃料による船内発電を抑制し、CO2(二酸化炭素)の排出削減を目指した国土交通省「NX補助金(内航変革促進技術開発費補助金)」の採択事業の一環。折り曲げやゆがみに強く、軽量化が可能なペロブスカイト太陽電池を「はまなす」で使用し、海上環境下での耐候性や最適な取り付け方法の検証、舶用電源設備へ取り込む受電設備の仕様設計などの技術開発を行っていきます。

最安クラスでも「プライベート空間」

「はまなす」の船内は、開放的で快適な船旅を演出するため、3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター、船首部には2層吹き抜けのフォワードサロンを備えます。最上階には日本海の風を肌で感じながらの露天風呂、様々なビジュアルコンテンツを鑑賞できる多目的ルームを設置。コース料理などを提供するグリルでは海を眺めながら食事を楽しむことができます。

 旅客定員は286人です。客室はオーシャンビューの浴室を設けたスイートルーム2室のほか、専用テラス付きデラックス16室、シャワー・トイレが完備されたステート洋室30室、家族旅行に最適なステート和洋室8室、ペットと同伴できるステートウィズペットルーム5室を用意。

 安価なツーリストクラスでも、ツーリストSではプライベート空間が確保できる1人部屋の個室寝台を設けます。一番リーズナブルなツーリストAでは寝台を上下段で互い違いに配置し、プライベートを確保するとのことです。

現代の「北前船」?

 舞鶴―小樽航路に投入される新船の1番船に当たる「けやき」は、2025年11月14日に小樽発舞鶴行きでデビューします。2番船の「はまなす」は2026年6月のデビュー予定です。

Large figure2 gallery10新日本海フェリー新造船「はまなす」進水式にて(深水千翔撮影)。

「けやき」は京都の歴史をコンセプトに、グリルレストラン「大江山」やフォワードサロン「白竜」など、随所に京都や丹後ゆかりの名称や意匠が取り入れられています。このため「はまなす」では北海道をコンセプトにした船内デザインになる可能性があります。

 新日本海フェリー経営企画部の中山晃一部長は「かつての北前船と似た航路になるので、日本海側の港湾や関係団体と、ツアー企画、船内イベントや船内販売会などができればと考えている。船内生活の『非日常』を過ごしていただくため、さまざまな企画を検討中だ」と話していました。

 また、同社グループ会社でオーセントホテル小樽や、ニセコ羊蹄の宿楽水山といった宿泊施設も運営しているため、「フェリー航路単体だけではなく、観光も含めた北海道や後志地区も絡めた面展開もできればと考えている」と意気込みました。

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