Tシャツ、ジャージー着て寝るのはNG 睡眠に適した「服装」とは 専門家が解説
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地域によっては朝晩も気温が上がるようになり、パジャマの衣替えを考えている人は多いと思います。就寝時の服装も睡眠の質に影響を与えるとされており、できるだけ快適な服装で寝るのが望ましいと言えます。ところで、パジャマの代わりにTシャツやジャージーを着て寝る人もいるようですが、問題はないのでしょうか。また、睡眠の質を上げるには、どのような素材の服を着て寝るとよいのでしょうか。上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。
化学繊維の服は就寝時に不向き
Q.睡眠の質を向上させるためには、就寝時にどのような素材の服を着ればよいのでしょうか。また、就寝時に着用を避けた方がよい服はありますか。
山本さん「部屋着とパジャマが一緒という人もいらっしゃいますが、寝る前にはパジャマに着替えるのをおすすめします。着替えることで『今から自分は寝るぞ』という入眠儀式にもなります。また、睡眠と体温は非常に密接に関係しています。寝るときに着る服は一番近い睡眠環境になりますが、服の中の温度、湿度の調整のために、吸湿性や吸水性、通気性、保温性が大切になります。締めつけがなく、自然な寝返りを妨げない適度なゆとりも必要になります。
春から夏にかけては寝ているときに汗ばむことが多いため、通気性や吸湿性、吸水性に優れたものがお勧めです。例えば生地としてはダブルガーゼやサテン、サッカー、リップルなど、素材としては木綿や麻、シルクなどです。秋から冬にかけては肌触りが良く保湿性、保温性に優れたものがいいでしょう。フランネルや木綿のパジャマがお勧めです。
フリースなどに使われている化学繊維は吸湿性、吸水性がほとんどないので、寝るときに着るのには向いていません」
Q.Tシャツやジャージーを着て寝る人、服を着ない状態で寝る人もいるようですが、問題はないのでしょうか。
山本さん「寝ているときはコップ1杯分の汗をかくとされています。パジャマを着て寝ると汗をパジャマが吸ってくれますが、服を着ないで寝ると寝具に汗が全部付いてしまうため、衛生面を考えると良くないといえます。寝具を小まめに洗うのは大変だと思うので、服を着て寝るのをお勧めします。また、汗をかくと体が冷えてしまうので、そうした意味でも服を着ないで寝ることは体の冷え過ぎを招くため、お勧めできません。
ジャージーを着て寝るのもお勧めできません。ジャージーは基本的に外で着ることを前提として作られており、通気性や吸湿性が良くない上、ゴムの締めつけなどがあり睡眠には適していないからです。
パジャマは通年、長袖、長ズボンのものがお勧めです。例えば半袖のTシャツタイプのパジャマなどは、寝ているときの汗を吸収できなかったり、体が冷えて汗をかきにくくなり、深部体温がスムーズに下がるのを妨げたりするのでお勧めできません。
先述のように、パジャマは長袖、長ズボンのものがお勧めですが、夏は暑いと感じると思います。そこで、素材の厚みなどを季節によって変え、2シーズン分程度は用意しておくとよいでしょう」
オトナンサー編集部
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