【バナナ】皮に“黒い斑点”増えると栄養アップ? 管理栄養士が教える食べ頃&廃棄の見分け方
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バナナは栄養価が高い食べ物で、特にカリウムや食物繊維などが豊富に含まれています。一方、時間がたつと、皮に黒い斑点が生じたり、皮全体が黒く変色したりするため、食べてもいいのか、気になる人は多いのではないでしょうか。バナナの食べ頃や廃棄の目安のほか、バナナが熟す過程で栄養成分が増えるのかについて、管理栄養士の松田加奈さんに教えていただきました。
熟す過程でポリフェノールが増加
Q.そもそも、バナナが「黄色→表面に黒い斑点が生じる→黒く変色」の順番に色が変わる原因について、教えてください。
松田さん「バナナは熟していく過程で皮に黒い斑点ができ、やがて黒く変色していきます。バナナの皮が黒くなるのは、バナナの中に含まれているポリフェノールが空気に触れ、酸化することが原因です。ただし、ぶつけてしまったことなどで傷んでも黒くなることがあります。
バナナの皮の黒い斑点は『シュガースポット』といい、バナナが熟して食べ頃になっている証拠であるため、食べても問題はありません」
Q.皮全体が黒く変色したバナナは食べても問題はないのでしょうか。
松田さん「食べられるかどうかを判別するには、バナナの中身を見てみましょう。皮が黒くなっていて、中身が広範囲で茶色くなっている場合は腐っています。変な臭いがしたり、変な味がしたり、明らかにどろっとしたりしているバナナは要注意。腐っているので、食べると食中毒を起こしかねません。
皮が黒くなっていても、中身が変わっていなければ食べても全然問題ありませんよ。茶色くなっている部分があれば、その部分を取り除いて食べましょう」
Q.バナナが熟すと、栄養素は増えるのでしょうか。熟していく過程で失われる栄養素はありますか。
松田さん「バナナが熟すことにより、ポリフェノールが増えていきます。ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化予防や体内の悪いものを消してくれる作用があります。バナナが熟すことによって抗酸化作用も強まるのです。
バナナが熟すことによって失われてしまう栄養素は特にありません。食べ頃である目安である、シュガースポットが多いバナナを食べることが体にとって良いでしょう。
熟してシュガースポットが増えている段階のバナナには『リン脂質』という成分も含まれています。このリン脂質には免疫力を高める効果があります。リン脂質は体内に入ると胃の粘膜にくっつき、酸の攻撃から胃を守ってくれます。さらには胃潰瘍を予防する効果もあるとされています。
ストレスが多い生活を送っている人や、つい胃に負担がかかりやすい食生活になってしまうという人は、熟したバナナを食べることを特におすすめします」
* * *
バナナが黒くなってしまっても、中身が茶色くなっていたり、臭いがしたりしていなければ食べられることが分かりました。シュガースポットは、バナナが熟して食べ頃になっている証だといいます。シュガースポットが多いバナナは甘みが強いため、おいしく食べられる目安として覚えておくといいでしょう。
オトナンサー編集部
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