「そばとナスは食べ合わせ悪い」って本当? “真偽”を管理栄養士に聞く
- オトナンサー |

気温が高い時期によく食べられるのが、冷たいそばやそうめんです。その際、夏野菜のキュウリやトマト、ナスなどと一緒に食べる人は多いと思います。ところで、ネット上では「そばとナスは食べ合わせが悪い」という内容の情報がありますが、本当なのでしょうか。そばとナスにそれぞれ含まれている栄養素も含め、管理栄養士の松田加奈さんに教えていただきました。
そばとナスに含まれている「カリウム」が体を冷やす
Q.そもそも、そばとナスにはそれぞれどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
松田さん「そばはとても優秀な穀物で、カロリーがとても低く、タンパク質が豊富に含まれているので血糖値が上がりにくいです。さらに、ポリフェノールの一種であるルチンのほか、ビタミンB1やビタミンB2、微量栄養素である亜鉛などのミネラルが入っています。また、コリンという成分が入っており、血管を柔らかくしたり、血圧を下げたり、脳の働きを向上させたり、アルツハイマーの進行を抑えたりするのに効果的とされています。
ナスは水分が90%以上で、カリウムが豊富に含まれています。むくみや高血圧を防止するのに加えて、体を冷やしてくれる効果もあるため、夏バテ防止にも有効な夏野菜です。また、ナスに含まれる紫色の天然色素である『アントシアニン』はポリフェノールの一種で、免疫力アップや抗酸化作用による美肌効果、老化予防といった効果も期待できます。さらに、腸内環境を良くする食物繊維も豊富なので、便秘気味の人にもおすすめの食材です」
Q.「そばとナスは食べ合わせが悪い」という話を聞きますが、本当なのでしょうか。
松田さん「そばとナスを一緒に食べても胃腸に負担がかかるわけではなく、体に害があるというわけでもありません。そばとナスに含まれるカリウムには利尿作用があり、体を冷やしてしまうので『食べ合わせが悪い』といわれているのではないでしょうか。そばとナスを一緒に食べるときは、温かいそばにすれば問題ないと思います。また、ネギなどの体を温める効果がある食材を入れれば、体を冷やす効果も薄れるでしょう」
Q.そばと一緒に食べると望ましくない食べ物はありますか。
松田さん「そばとナスのほかに、『そばとスイカ』『そばと柿』の組み合わせもあまり望ましくありません。どちらも体を冷やす効果があるので、その効果が強く出てしまいます。また、柿は食物繊維を豊富に含んでいるため、あまり消化に良くありません。体が冷えた状態で消化が悪い物を食べると体調を崩してしまう可能性があります。そばと食べ合わせが悪い食材を食べるときは、温かいそばを選ぶなど工夫するとよいでしょう」
オトナンサー編集部
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