“猛暑”疲れ&だるさ… 夏の不調を回復させる、おすすめ“入浴法”
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連日の猛暑で、疲労が蓄積していたり、体にだるさを感じている人は多いと思います。気温が高くなると冷房や扇風機にあたり続けたりして、体温を一定に保ちにくくなるため、自律神経が乱れ、不調をきたしやすくなります。そのような不調に対して、「入浴」は心身ともにリラックスすることができ、体温も温めることができるため改善するのに適切な方法です。柔道整復師で匡正堂齋藤整骨院 永福で院長の齋藤洋一郎さんに、毎日入浴するメリットや効果を高めるための方法などについて聞きました。
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入浴はリラックス効果だけじゃない! 体の回復にも関与
Q.まず、「入浴」がもたらすメリットを教えてください。
齋藤さん「『入浴』のメリットとして『温熱効果』『排熱効果』『静水圧効果』があげられます。『温熱効果』は、体を温めることで血行が促されて新陳代謝が活発になり、酵素や栄養を体のすみずみまで届けるとともに、老廃物の排出にもつながります。次に、『排熱効果』ですが、体に残った余分な熱を汗と一緒に排出することで、ベストな体温が保たれて自律神経を整えることができます。そして『静水圧効果』ですが、水は1平方センチメートルあたり約100グラムの圧力がかかるといわれ、適度な締め付けによって、マッサージをされているような状態になります。また、体の滞りやよどみのある部分を押し流す効果もあります。
さらに、『入浴』は交感神経をオフにして、体をリラックスさせる副交感神経のスイッチをオンにする効果もあり、眠りに入りやすい状態になります。そのため、入浴後のテレビやスマホは控えるようにしましょう」
Q.「入浴」の効果を高めるポイントを教えてください。
齋藤さん「湯温は40℃が理想です。適度に温まりやすいとされている温度で、これよりも高いと交感神経が働いてしまうので要注意です。反対に、下回っても十分な温熱効果を得られず、体の回復を感じにくくなります。
ベストな入浴時間もあります。冷えやすい人は20分前後、比較的体温が高い人は5~10分ほどを目安に、体が温まってきたと感じたら上がりましょう。体質に合わせることが重要です。
また、入浴剤は『塩』が入っているものを選びましょう。体が温まりやすいものであれば問題ないのですが、特におすすめなのは『エプソムソルト(硫酸マグネシウム )』の入浴剤。より体を温めたい人や冷えやすい人は『入浴』の効果をより得られやすくなります」
Q.では、効果が得られない「入浴」のNG行為も教えてください。
齋藤さん「『入浴』の本来の目的として、一時的に体温を上げ、その反作用で体の余分な熱を捨てることが挙げられます。極端な温冷浴など、刺激の強い入り方は正常な体温に戻るのを妨げるため、気をつけてください。また、浴室内で映画鑑賞などをしながらの長時間の入浴は避けるようにしましょう」
まだまだ、暑い日が続きそうです。夏バテ気味の人や、疲労が蓄積している人は連休中になるべく回復して、暑い夏を乗り切るようにしましょう。
オトナンサー編集部
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