【和菓子or洋菓子】血糖値が気になるけど「甘いおやつ」が食べたいときの正解は?→糖尿病専門医の「おすすめ」が意外だった
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「甘いものが大好き」な人にとって、健康診断で「血糖値が高い」と指摘されるのはつらいもの。しかし、「甘いものを控えなきゃ」と思いながらも、やっぱり甘いおやつが食べたくて「洋菓子じゃなくて和菓子ならいい?」「和菓子の方がヘルシーなイメージだから」と考える人もいるのではないでしょうか。
実際、血糖値を気にする人は甘いおやつを食べてもいいのか……eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんは、「実は和菓子より洋菓子がおすすめ」とアドバイスしています。どうして洋菓子の方がいいのか、おやつの選び方と合わせて教えていただきました。
和菓子の糖質量は「かなり多い」
血糖値と聞くと、「甘いものを食べると上昇するもの」というイメージを持っている人は多いと思います。
その人の膵臓(すいぞう)の機能によりますが、糖尿病ではない人でも、甘いものを食べた直後に一時的に高血糖を来す「血糖値スパイク」を起こすことはあります。いわゆる“糖尿病予備軍”と呼ばれる「境界型糖尿病」、または糖尿病と診断されていて、薬による治療を受けていない場合、残念ながら甘いものの量に比例して食後の血糖値は大きく上昇します。
実際に、健康診断で「血糖値が高い」と指摘される人は、「甘い間食が好きな人」と「こってりとした油ものやジャンクフードが好きな人」に大きく分かれることが多い印象です。
また一方で、「和菓子は洋菓子よりも糖質が少ない」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。和菓子は小豆(あずき)を使っていることが多く、自然で健康的なイメージがあるからなのかもしれません。
結論から言いますと、和菓子の糖質量は多いです。小豆だけでも糖質量としては決して少なくないのですが、和菓子の場合、さらに砂糖などで甘みを強くつけるので、糖質量はかなり多くなります。
例えば、大福やまんじゅう1個の糖質量は30~60グラムであり、これは茶わんで換算すると、軽く1杯から2杯分の糖質に相当します。一方、和菓子は脂質が少ないためカロリーは控えめで、200キロカロリー前後です。
ただ、甘いもので血糖値が上がるといっても、糖尿病の人、“糖尿病予備軍”の人、健康診断で「血糖値が高い」と指摘された人も「甘いものを食べたい」と思うことはあるでしょう。そのようなときの「おやつの選び方」についてお伝えします。
血糖値に注意すべき人であれば、間食の糖質量はなるべく控える方が、食後の高血糖は防げます。先述の通り、和菓子は糖質量がかなり多いです。特に、あんこを使ったものを避けることがポイントです。
一方、洋菓子の糖質量は和菓子の約半分なので、どうしても食べたいときは洋菓子を選ぶとよいでしょう。意外かもしれませんが、おすすめはシュークリームやプリン、エクレアなどで、これらは糖質が20グラム前後です。ただし、脂質は多いのでカロリーが高いです。体重増加の原因になるので、食べる頻度には注意してくださいね。
オトナンサー編集部
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