【タブー】お見舞いや還暦祝いで椿の花を贈ってはいけない……理由は?【椿の花言葉】
- マイナビウーマン |
日本原産で古くから日本人に愛されてきた椿。西欧では「日本のバラ」と称されたほど、世界的にも日本のイメージが強くもたれている花です。そんな椿には、まさに謙虚で誠実な日本人の性質を表したような花言葉がつけられています。ここでは、ツバキの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。
椿(ツバキ、つばき)の花言葉
冬の寒空の中、美しい花を咲かせる椿。古くから日本人に愛されてきた、日本を代表する花のひとつです。
そんな椿の花言葉は、「控えめな美しさ」「誇り」。
「控えめな美しさ」とは謙虚を美徳とする日本人らしい花言葉ですが、実際の由来は、華やかな外見に反し香りがしないことにあります。
「誇り」は、西欧において「日本のバラ」とも称えられたその美しさにちなんでつけられた花言葉です。
椿の色別の花言葉
椿というと赤色のイメージが強いですが、ピンクや白の椿もよく見られますよね。椿は色別にも花言葉がつけられています。
赤色の椿の花言葉…「謙虚な美徳」
白色の椿の花言葉…「申し分のない魅力」
ピンク色の椿の花言葉…「控えめな美」
どれも椿の美しさをよく表している花言葉です。いかに、椿のその美しさが多くの人から称賛されているかがわかりますね。
椿の花言葉に怖いものはある?
「椿 花言葉」と検索すると「怖い」という言葉も出てきます。
実際にインターネット上では、椿の花言葉のひとつに「罪を犯す女」があるという説が出回っているようです。
この花言葉の由来とされているのがオペラの「椿姫」。
「椿姫」は娼婦と青年の恋を描いたストーリーで、最後に娼婦が青年と別れるために彼に嘘をつき、最終的に娼婦は亡くなってしまう流れです。
ただ、この話には怖いと思われる要素はなく、「罪を犯す女」の花言葉も正式につけられているのかは不明です。
椿の特徴
椿は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、原産国は日本や朝鮮半島、中国など。日本国内に分布する椿としては「ヤブツバキ」や「ユキツバキ」が有名です。
開花時期は冬。2~4月頃になると、枝先に5~7cmの花を咲かせます。葉は厚めで光沢がある緑色。上向きのギザギザがあるのが特徴的です。
日本原産の椿では、ヤブツバキ、ユキツバキが古くから観賞用に取り入れられてきましたが、近年はそれ以外の原種の栽培も盛ん。色や花の形もバラエティに富んでいます。
椿の基礎知識
・分類…ツバキ科ツバキ属
・原産地…日本、朝鮮半島、中国
・別名…タイトウカ(耐冬花)、ヤブツバキ(藪椿)、マンダラ(曼荼羅)、椿(和名)
・開花期…11~12月、2~4月
・出回り期…10~3月
椿の名前の由来
椿(ツバキ)という名前は、葉の特徴に由来するといわれています。
葉がツヤツヤとしていて厚みがあることから「艶葉木(ツヤバキ)」「厚葉木(アツバキ)」と呼ばれるようになり、それが転じて「ツバキ」となったというのがその説。
花の美しさよりも葉の特徴から名前がついたところがなんともユニークです。
椿の誕生花
誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
椿が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。
1月1日(白)、1月2日(赤)、1月25日(白)、1月27日(赤)
古くから日本に存在する椿の歴史
日本を原産とする椿。その存在はかなり古くからのようで、日本では福井県の貝塚から、5000年前の椿を材料にしてつくられた石斧の柄や櫛が見つかっています。5000年前といえば縄文時代。その頃から椿が使用されていたことになります。
さらに、日本最古の歴史書「古事記」にも、任徳天皇や雄略天皇を称える言葉として「ゆつ真つばき」と記されています。
江戸時代になると椿ブームが発生。1630年には、日本最古の花図鑑である椿の図鑑「百椿集」が制作されました。
ヨーロッパでもブームになった椿
18世紀になるとヨーロッパにも椿が渡り、その美しさにヨーロッパ人は夢中に。椿を胸に飾るファッションも流行しました。
前述したオペラ「椿姫」はフランスの小説がもとになっていますが、そのヒロインも赤や白に椿を身に着けて登場しています。
また、世界的人気ブランド・シャネルのカメリアコレクションにも、椿が採用されています。
椿を贈るときの注意点
鮮やかで美しい椿は、切り花で贈るのも喜ばれそうですよね。
ただ、贈るシーンによっては避けたほうがよい花のようです。
というのも、椿は枯れるとき、花ごとぼとっと落下します。これが死を連想するとされ、お見舞いや還暦などでのプレゼントとしてはタブー視されているのです。
椿をプレゼントするにしても、適したシーンか考えて贈るようにしましょう。
まとめ
椿には、美しさ、謙虚さを示すすてきな花言葉がつけられていました。
花自体も華やかな美しさをもっていますが、その枯れ方の特徴から、贈るシーンには注意が必要です。
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