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ピラミッドだけじゃない!?エジプト観光で外せない遺跡12選◎

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ピラミッド

1.ギザのピラミッド群

ギザphoto@ギザの3大ピラミッド


エジプトのピラミッドと言えば、まず思い浮かべる人が多いのが、3大ピラミッドではないでしょうか。写真左手前からメンカウラー王、カフラー王、クフ王の陵墓となっています。実際に現地に立つと、そのスケールの大きさに圧倒されます♡

これらのピラミッドが造られたのは、約4500年前の紀元前2500年前の第4王朝期です。それぞれのピラミッドには、王妃たちのピラミッドや衛星ピラミッド、参道などが付いています。ピラミッドの中に入って見学することもできます◎カイロの町からバスがたくさん出ているので交通の便が良く、人気の遺跡となっています。

 

スフィンクスphoto@スフィンクス


カフラー王ピラミッドの参道入り口にあるのが、ギザの大スフィンクス。全長73.5m、全高20m、全幅19mとなっており、一枚岩からの掘り出しとしては、世界最大の像とされています◎

太古の時代、ギザ台地は海の底にあり、石灰質の生物の死がいが長い時間をかけて積み重なりました。その後、石灰岩の台地が造られたため、スフィンクスは硬い層と柔らかい層が交互になっています。

胴体の凹凸は、柔らかい層が風化により侵食されたものと、塩分がふくらみ表面がはがれ落ちたものです。スフィンクスはこのように崩壊しては度々修復され、3大ピラミッドとともにエジプトを象徴する遺跡となっています◎

 

カフラー王のピラミッド

2.サッカラ

サッカラphoto@ジェゼル王の階段ピラミッド


サッカラにも多数のピラミッドがありますが、その中でも有名なのがこのジェゼル王のピラミッドで、第3王朝期に造られました。その形から階段ピラミッドと呼ばれています◎

階段ピラミッドの段数は6段で、地下28mの地下室に墓室や回廊があります。一般的なピラミッドの形で造ったのはクフ王のものが初めてとされていますが、こちらの階段ピラミッドはその原型となったと言われています。



ジェゼル王の階段ピラミッド

3.ダハシュール

屈折ピラミッド
photo@スネフェル王の屈折ピラミッド


その外観が特徴的なのが、スネフェル王が造らせた屈折ピラミッドです。屈折ピラミッドと呼ばれる理由は、傾斜が途中で変わっているためで、上部は43度、下部は54度となっています。

スネフェル王はクフ王の父であり、赤いピラミッドなど多くのピラミッドを建造しました。2015年10月に、エジプトの考古省が構造上の謎を解くプロジェクトを組むと発表しました。屈折の究明が進むことが期待されています♡

 

スネフェル王の屈折ピラミッド

ギザからダハシュールまでのピラミッドは、「メンフィスとその墓地遺跡-ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」という名称で世界遺産に登録されています。

4.メイドゥム

メイドゥムphoto@メイドゥムのピラミッド


変わっているピラミッドと言えば、メイドゥムにある崩れたピラミッドも有名です。こちらもまた、スネフェル王によって造られました。遠くから見ると、何かの要塞や砂漠の中に立つバベルの塔のように見え、崩れる前はどのような形だったのかと見る者を魅了するピラミッドです◎

メイドゥムのピラミッドはツアー観光に入ることはあまりないため、個人でカイロから行くにはバスを乗り継いだ後に現地まで歩く必要があります。少し大変ですが、その分珍しいピラミッドを肉眼で見られる感動を味わえます♡

 

アスワン「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」

1.アブ・シンベル大神殿

アブシンベル神殿photo@アブ・シンベル大神殿


アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群は、エジプトの南部にあるナイル川流域にある古代エジプト文明の遺跡です。こちらの遺跡群は、世界遺産誕生のきっかけになったとして知られています◎

1960年代にナイル川流域にアスワン・ハイ・ダムの建設計画が立てられ、そのためにヌビア遺跡は水没する恐れがありました。そこでユネスコが、ヌビア水没遺跡キャンペーンを始め水没からまぬがれました。これ以後、歴史的価値のある遺跡、建築物、自然等を国際的に守る世界遺産条約ができました◎

アブ・シンベル大神殿はラムセス2世が建てた神殿で、古代エジプト神殿建築の最高傑作と言われています◎ナイル川に突き出た岩山を掘って造られ、正面には高さ約22mもあるラムセス2世像が4体と、その足元に彼の母や王妃、息子、娘などの小像があります。中に入って見学することができます。

ユネスコの呼びかけにより世界中から資金が集められ、アブ・シンベル神殿は100以上のブロックに切り出され、元の遺跡と全く同じ形のまま60mほど上に移動しました。神殿を注意深く見ると、切り出した跡を見ることができます◎

 

アブ・シンベル大神殿

2.アブ・シンベル小神殿

小神殿photo@アブ・シンベル小神殿


アブ・シンベル小神殿は、ラムセス2世が寵愛した王妃ネフェルタリのために造った神殿です。正面には、2体の王妃ネフェルタリ像の両側をラムセス2世像が挟むように4体あります。それらの像の足元にあるのは、彼らの子どもたちの像です。

ネフェルタリというのは、最も美しい女性という意味です。古代エジプトでは、王妃は王の足元に小さく刻まれるのが普通であった中で、ネフェルタリの像はラムセス2世と同じ大きさで造られています。ラムセス2世の7人いた王妃の中で、ネフェルタリが別格に愛されていたことが分かります♡



アブ・シンベル小神殿

ルクソール「古代都市テーベとその墓地遺跡」

1.カルナック神殿

カルナック神殿photo@カルナック神殿


古代都市テーベとは

紀元前3000年ごろ、現在のルクソールにはセペトという都市国家がありました。その後紀元前2000年ごろから始まる第11王朝時に首都となり、第18王朝までの約1000年間にわたって王国の中心地として栄えました◎

「古代都市テーベとその墓地遺跡」は、ナイル川東岸と西岸に分かれています。東岸は「生者の世界」として神殿や居住区が造られ、西岸は「死者の世界」として墓地や葬祭殿が造られました。

もともと、ここではアメン神が信仰されていました。その後、エジプト王国の太陽神ラー信仰と合わさってアメン・ラーとなり、カルナック神殿が信仰の総本山となりました。カルナック神殿は、アメン大神殿やその妻の神殿、軍神メンチュの神殿や塔門などから構成されています。

 

カルナック神殿

2.ルクソール神殿

ルクソール神殿photo@ルクソール神殿


ルクソール神殿は、カルナック神殿の副神殿として建てられ、当時はカルナック神殿とスフィンクス参道でつながっていました。かつて年に一度ナイル川が増水したため、アメン神に祈りを捧げる「オペト祭」を催すために造られました。

大列柱室の壁にはオペト祭の様子が描かれ、楽団を従え参道を進む行列や、踊り子、飲んだり食べたり踊ったりと祭りを楽しむ民衆の様子が分ります◎ルクソール神殿が「南のハーレム」と呼ばれた理由がわかる絵に引き込まれてしまいます♡

第一塔門前にあるオベリスクが有名で、かつて2本あったオベリスクの1本は、現在フランスのコンコルド広場にあります。これは、ムハンマド・アリーがフランスに贈ったためで、フランスからはカイロ歴史地区にある時計塔が贈られています。

 

ルクソール神殿

3.王家の谷

王家の谷photo@王家の谷


古代エジプト人は、太陽の沈む西側に来世があると信じ、死者の世界をナイル川の西側に造ったと言われています。紀元前1250年ごろにトトメス1世が墓地を造ったことが始まりで、この地に王達が墓地を建設するようになりました。

ラムセス2世、ラムセス3世、セティ1世の墓もこの墓地遺跡にあります。

ツタンカーメン


王家の谷で世界的に有名なのが、ツタンカーメン王の墓でしょう◎1922年にイギリスの考古学者によって発見されたツタンカーメンの墓は、2千点以上もある副葬品が完全な状態で発見され、世界を驚かせました。

中でも黄金のマスクは世界の至宝の一つとなり、見る者を魅了し続けています。発見された副葬品は、カイロのエジプト考古学博物館に展示されており、一目見るために観光客が連日訪れています。

 

王家の谷

4.王妃の谷

王妃の谷photo@王妃の谷


王妃の谷には、その名の通り王を支え共に生きた王妃たちが埋葬されています。王妃だけではなく、王子や王女などの王家の人々も埋葬されている墓地遺跡です。

ラムセス2世の妃であったネフェルタリの墓もあり、常に美しい装飾が施された墳墓として知られています。内部にはネフェルタリが神によって導かれる様子が描かれており、ラムセス2世が心をこめた愛の言葉がその墓に刻まれています♡

 

王妃の谷

5.ハトシェプスト女王蔡祭殿

女王蔡photo@ハトシェプスト女王蔡祭殿


ハトシェプスト女王の墓は、ファラオ達が眠る王家の谷にあります。なぜ王妃の谷ではないのかというと、ハトシェプスト女王はエジプト初のファラオとなった女性だからです。

ハトシェプスト女王は、王家のトトメス1世の娘であり、トトメス2世の王妃でもあった女性で、トトメス2世の死後に即位した幼いトトメス3世の摂政となり実権をにぎりました。そしてトトメス3世に代わり、ファラオを名乗るようになりました。

彼女は公式の場では、あごひげをつけ男性の衣服を身に着けていたと言われています!女王蔡祭殿内部には、男装したハトシェプスト女王の立像がありましたが、彼女の死後に即位したトトメス3世により一部破壊されています。

 

ハトシェプスト女王蔡祭殿

アブ・メナ

アブメナ

撮影:Institute for the Study of the Ancient World 『アブ・メナ』


アブ・メナは、エジプトにあるキリスト教巡礼の中心地であった都市遺跡です。1905年~1907年に発掘が行われ、付属教会や古代ローマ式の浴場跡などが発掘されました。エジプトで伝説にされるほど有名になったアレクサンドリアのメナスが、ここに葬られたとされています。

地盤がゆるく崩壊の恐れがあることから、2001年に危機遺産に登録されました。アブ・メナは、アレクサンドリアからバスで約2時間のところにあります。

 

アブ・メナ

以上、エジプトの遺跡として有名なピラミッド群と、その他の有名な遺跡スポットをご紹介しました^^紀元前数千年以上前の遺跡を巡りながら古代の歴史を感じられるエジプト。ぜひその壮大な世界を訪れてみてください♪

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