空自「ブルーインパルス」後継機バトル、どうアピールすべき? スペックだけじゃない「露出戦略」とは
- 乗りものニュース |

航空自衛隊の「ブルーインパルス」にも使われているT-4練習機の後継機開発はどこが受注するか競争の状態に入っています。そのようななか三菱重工は、同チームを連想させる取り組みをし、アピールをしている模様です。
「T-4」の名はあまり“馴染みがない”けれど
航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」にも使われているT-4練習機の後継機開発へ関心が高まっています。T-4が一般のニュースで紹介される際は必ずと言うほど、ブルーインパルスの名前も一緒に挙げられますが、T-4を知らなくてもブルーインパルスの名や塗装を示せばニュースがイメージしやすくなるためです。そのようななか、T-4後継機がどうなるかが注目を集めているわけです。
航空自衛隊 ブルーインパルスのT-4中等練習機(画像:航空自衛隊)。
ブルーインパルスは創設以来、航空自衛隊の基地祭でアクロバット飛行を披露し、近年は自衛隊以外のイベントでも積極的に姿を見せるなど、大きな知名度を持ちます。今では多くの人が白地に青色の機体カラー=「ブルーインパルス」と分かるほどの認知度ですが、飛行機好き以外で同チームがT-4と機種を使用していることを即座に答えることができる人は多くないでしょう。
これはとくに一般のニュースで際立ちます。T-4に関わるニュースでは「ブルーインパルス」が記事や見出し、ナレーションのどこかに入る一方、ブルーインパルスがイベントで飛んだ記事ではさほどT-4の名前は出てきません。
これはブルーインパルスの名にアピール効果があることを示していますが、メーカーでもこうしたアピールへの活用は先例があり、後にT-4の主契約社となる川崎重工が新練習機開発計画へKA850と名付けた社内案を公表した際は、ブルーインパルスの初代機F-86Fとまったく同じ塗装をした模型を公開したほどです。
だいぶザワついてきた「T-4後継機」事情
そして、T-4後継機はここへきて騒がしくなっています。2024年4月の日米首脳会談では両国による共同開発へ作業部会の設置が報じられました。一方、5月に千葉県の幕張メッセで開かれた「DSEI Japan 2025」では伊・レオナルドがM346練習機を積極的にアピールし、かつて航空自衛隊のT-2超音速練習機の主契約社だった三菱重工もコンセプトモデルを展示しています。
競争状態にあるともいえる状況で、アピールの効果を高めるのは、「ブルーインパルスの後継機にもなるかも」と想像を誘うことと筆者は考えています。実際、三菱が展示したモデルは、白地と青色の塗装面積の比率がブルーインパルスを彷彿させなくもありませんでした。
GCAP(次期戦闘機)も見据え、それを使いこなすパイロットを育てるだけにT-4後継機は高度な教育性能が欠かせません。ハイテク練習機の受注へ各社のアピールが過熱すれば、ブルーインパルスカラーの完成イメージ図や模型もまた登場するかもしれません。
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