プロペラ、逆ゥー! 「徹頭徹尾異形の飛行機」理由は”超高スペック”ゆえだった!? 間もなく実施の”空の祭典”に降臨へ
- 乗りものニュース |

パリ航空ショーで、フランスの航空会社のOYONNAIRが運用するP.180「アヴァンティ(Avanti)」シリーズの最新派生型「エボ(EVO)」が展示される予定です。この機体は、通常の民間機とは大きく異なるルックスが特徴。なぜこのようなデザインなのでしょうか。
特徴は「爆速」?
2025年6月16日から開催予定のパリ航空ショーで、フランスの航空会社のOYONNAIRが運用するP.180「アヴァンティ(Avanti)」シリーズが展示される予定です。この機体は、通常の民間機とは大きく異なるルックスが特徴。なぜこのようなデザインなのでしょうか。
OYONNAIRの「アヴァンティ」(OYONNAIR公式サイトより)。
P.180はイタリアの航空機メーカーで、2025年にはトルコのバイカル社の傘下に入ることが発表されたピアッジオ・エアロスペース製のプロペラ機です。一般的なプロペラ推進の「ターボプロップ機」と「アヴァンティ」の大きな違いは、翼構成とエンジンの配置です。「アヴァンティ」シリーズ自体は1986年に初飛行していますが、このデザインは、前回展示された第3世代機、「アヴァンティ・エボ」に至るまで大幅な変更はありません。
通常、このクラスの飛行機は胴体中央部に主翼、最後部に水平・垂直尾翼を備え、エンジンはプロペラが機首側に配置されているのが一般的です。対して「アヴァンティ」は、胴体最前部に「カナード」とよばれる先翼、胴体やや後部に主翼、最後部に水平・垂直尾翼といった3対の翼配置を取ります。そして2基のエンジンは「プッシャー式」とよばれる、プロペラを後方へ向けて備えるスタイルのものが採用されています。
「アヴァンティ」シリーズは、こういった独自設計により機体の抵抗を減らし、飛行効率を向上させることができるほか、プッシャー式エンジンの採用で、一般的なデザインの飛行機よりもプロペラと客室の距離を稼げるため、2割ほど客室内の騒音を抑えることができるとしています。
とくに「アヴァンティ・エボ」は、高速性を最大の特長としており、その速度はターボプロップ機としては最高クラスの745km/h(402ノット)にもなるそうです。
なお、OYONNAIRでは「アヴァンティ」のほかに、ビジネスジェットのセスナ・サイテーションなども保有しており、これらを用いたチャーター便の運航や、医療輸送などを手掛けているとのことです。
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