【漫画】生後9カ月の娘、連日夜泣き…疲弊する母が妄想した“便利グッズ”に「今すぐ欲しい」＜作者インタビュー＞

　夜泣きに疲弊した母が妄想した道具について描いた漫画「夜、ねる時間がゆううつ。」が、Instagramで3200以上のいいねを集めて話題となっています。

　生後9カ月の娘の夜泣きに悩む母。1、2時間おきに起こされるたびに、授乳で寝かしつけている母は、まとまった睡眠時間がとれずに疲労とストレスがたまっていました。「完母にしたのは私なんだけどさ…」と思いつつ、母が妄想したある道具とは…。読者からは、「私も今すぐ欲しい」「企業の皆さん、ぜひ開発を！」「全国の完母ママ、今夜も頑張りましょう」などの声が上がっています。

「ミルクも飲めるようにしておけば良かった」と後悔

　この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、イラストレーターの「akkin」さんです。akkinさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「夜、ねる時間がゆううつ。」を描いたきっかけを教えてください。

akkinさん「ストレスを発散させるために描きました。夜、なかなか眠れないのと、授乳の苦しみが続いていたので…」

Q.完母での育児を選択した理由や経緯を教えてください。

akkinさん「『上の2人の子が完母だったから』ということが大きいですね。ミルクは作る手間やコストもかかるし、作り方や準備を忘れてしまったという理由もありますが。ただ断乳する今になって、『ミルクも飲めるようにしておけば良かった』と嘆いております…」

Q.完母にしたことで、母としてのプレッシャーを感じることはありますか。

akkinさん「あります。私がどうしても外出しなくてはいけないとき、祖母たちに育児を手伝ってもらっているのですが、娘がミルクを飲まないため、抱っこやおやつで面倒を見てもらう必要があるからです。申し訳ない気持ちでいっぱいになりますね」

Q.読者からは「パパも『父乳』が出たらいいのに…」という声が寄せられていました。akkinさんもそのように感じますか。

akkinさん「もちろんあります。授乳すると幸せな気持ちにもなりますが、逆にしんどくなるときもあるんです。世の中の大人全員がこの経験をできたら、いろいろな人のいろいろな気持ちが変わるかもしれない…。父だけでなく皆が『赤ちゃんを見ると乳が出る体』になったら、起こる必要のないトラブルや問題も少なくなるかも、とも思いますね」

Q.育児が「しんどい」「疲れた」と感じ、メンタルが落ちてしまったとき、どのようにリフレッシュしていますか。

akkinさん「『時間を作れたら寝る！』『そして、食べる！』『甘いお菓子と、おいしいコーヒーや紅茶を飲む！』ことが多いです。また、子どもの寝顔を見ると、いろいろと気持ちが浄化されますね」

Q.漫画「夜、ねる時間がゆううつ。」について、どのような意見が寄せられていますか。

akkinさん「『ニュー眠パッドではなく、のらえもんが欲しい』という声が意外にも多くて、面白かったです」

オトナンサー編集部

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