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米国外では初! F-15シリーズ最新型が沖縄・嘉手納基地配備へ向けて最終チェックを開始 “諸々のトラブル”の影響は最小限?

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米空軍で2例目のFー15EX配備部隊

 アメリカ空軍は2026年9月3日、嘉手納基地への配備が予定されている最初のF-15EX「イーグルII」が、セントルイスにあるボーイングの施設を飛び立ったと発表しました。

Large figure1 gallery2嘉手納に行く前の最終調整を行うFー15EX(画像:アメリカ空軍)

 嘉手納基地に向かう予定のF-15EXは、まずセントルイスを飛び立ち、オレゴン州のポートランドに到着したとのことです。ポートランド空軍州兵基地では、同機が最終的に嘉手納基地へ移動する前に、追加の準備作業が行われる予定です。

 F-15EXは、アメリカ空軍におけるF-15シリーズのなかで最も先進的な発展型であり、高度なアビオニクス、大幅に向上した搭載能力、そして多用途の任務能力を備えています。嘉手納への恒久配備に伴い、同機はアメリカ空軍による戦術航空戦力の幅広い近代化の一環として、旧式化したF-15C/D部隊を置き換えることになります。

 実は、アメリカ国内でも同機を運用している部隊は、オレゴン空軍州兵第142航空団しかなく、嘉手納に配備される機体は、2番目の部隊運用機となります。また、アメリカ国外に駐留するアメリカ軍としては、初めての配備となります。

 同機は、配備以前の開発段階から、まさかの不運が立て続けに発生した機体としても知られています。まず、同機は2021年頃から量産が開始され、8機が2022年12月から納入される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大や、キャノピー装着のための穴あけ作業の不備などの問題から、計画は見直されました。

 その後、2025年中に12機を納入するスケジュールに変更されましたが、ミズーリ州セントルイスにあるボーイング・ディフェンスの工場では、2025年8月4日に始まったストライキの影響で、またもや遅延が発生しました。

 この問題は、2025年9月11日に暫定合意案が提示されたことで、ひとまず落ち着きを見せました。しかし、不透明な状況が続いていたこともあり、2026年に予定されていた沖縄・嘉手納基地へのF-15EX配備にも遅れが生じる可能性が危惧されていました。

 今回のリリースによると、嘉手納へのF-15EXの到着は2027会計年度に開始される予定とのことです。2027会計年度は2026年10月1日から2027年9月30日までの期間となっているため、当初の予定から大幅な遅れにはならず、若干の遅れにとどまる見通しとなっています。

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