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【FP潜入取材】インフレにも家族の"もしも"にも備える「教育資金」新サービスが話題!その新しさとは?

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  • マイナビウーマン
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子育て世代にとって最大の悩みごとともいえるのが、子どもの「教育資金」。学資保険や投資、貯金などさまざまな資金準備方法があるものの、インフレが続く昨今、わが子の希望を叶えるためにどのようなかたちで教育資金を準備するのがよいのでしょうか。

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今回行われたのは、話題の新商品のファイナンシャル・プランナー(FP)向け説明会。参加したファイナンシャル・プランナーからは「今までは資産形成のための“投資信託”と万が一に備える“保険”をそれぞれ案内していたが、ひとつになるとは」との声があがるなど、その新しさに注目が集まっていました。

この新商品はいったいどんな人におすすめなのでしょう。ファイナンシャル・プランナー向け説明会に2児のママでFP資格を持つライターが参加しました。

武藤貴子/ライター、ファイナンシャル・プランナー(AFP) 
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP・2級FP技能士の資格を取得。
副業としてコラム執筆等を行う。独立後は、マネーやビジネスを中心にさまざまなジャンルの記事を執筆する。 現在はWebディレクターとしても活動中。

インフレに対応でき、NISAの非課税枠内で運用できる点が魅力

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新商品は「つみえーる」という投資信託と保険が一体化したサービス。最もよいと感じた点は、お金を増やせる可能性があり、インフレに対応できる商品だということです。教育資金を貯めるための方法としては、「学資保険」が知られています。学資保険は将来受け取れる金額があらかじめわかる一方で、運用利回りが低く、インフレには備えにくいのが難点です。

だからこそ、最近では「学資保険ではなく、自分で運用したほうがよい」という意見をSNSなどで見かけることもよくあります。そうはいっても自分で投資をして運用するのはハードルが高いし、「そもそも何を選べばいいかわからない」という方も多いでしょう。そうした方でも、「つみえーる」であれば長期の運用実績がある投資信託「ひふみ」シリーズで運用できる点がメリットだと思います。

加えて、「つみえーる」を用いて積み立てた投資信託は、他の投資信託と同じようにいつでも途中売却でき、そこまで積み立てた投資信託を現金化することができます。学資保険は途中でやめると元本割れすることもあり、解約しにくいところがありますが、「つみえーる」なら投資信託の途中売却も保険の解約のタイミングもお金を使う目的も自由。そのため、ライフプランの変更にも柔軟に対応できると感じました。

「つみえーる」シミュレーションがわかりやすい点も◎

他にも「つみえーる」が優れていると思う点はいくつかありますが、なかでも魅力に感じたのは、手続きが簡単で迷わないところです。「つみえーる」のシミュレーションはとても使いやすく、いくつかの質問に答えるだけで、目標金額の達成に必要な毎月の積立金額が簡単にわかります。

さらに、目標を達成できる確率を「90%から80%」のように調整すれば、目標金額はそのままに、毎月の積立金額を下げることもできます。わかりやすいですし、それぞれの家計状況に合わせて無理なく続けられる仕組みになっているのが嬉しいですね。

また「つみえーる」はNISAの非課税枠を活用でき、その場合は利益に税金がかかりません。また、投資信託でありながら、親の「万が一」に備えられる保険(掛け捨て型)の機能もついています。積立を続けていくほど積立目標額に対して保障すべき金額が少なくなるので、保険料が下がっていくのも合理的です。

今ある教育資金に上乗せして使ってみるのも手

もし私が「つみえーる」を使うなら、すでに積み立てている子どもの大学進学資金に”上乗せ”する形で、教育資金づくりに活用したいです。必ず確保すると決めた分は積立を進めていますが、教育費は年々値上がりしていますし、子どもが将来やりたいことに挑戦できる環境を整えるには、今の金額だけでは少し心もとないと感じていました。

すでに学資保険等で教育資金を準備している方でも、その不足分をつみえーるで補うという使い方はおすすめです。

保障部分は積立を続けるためのもの

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一方、「つみえーる」には勘違いしやすいと感じた点も1つありました。毎月支払う保険料は基本的に、契約者に万が一のことがあったとき、それでも積立を続けられるようにするためのものです。

たとえば、積立目標額を540万円に設定し、100万円積み立てた時点で契約者に万が一の事態があった場合、残りの投資予定額である440万円が保険会社から支払われます。このお金は、積立を続けるための資金にするだけでなく、積立をやめて他のことにも使えます。

しかし、一般的な生命保険のイメージでいると、親が亡くなった後の生活費までカバーできるような大きな金額(必要保障額)が支払われると勘違いしてしまうかもしれません。もちろん、積立目標額をいくらに設定しているかにもよりますが、あくまで保障部分は「積立を続けるためのもの」と理解しておく必要がありそうです。

つみえーるとは?

2025年6月にレオス・キャピタルワークスとT&Dフィナンシャル生命が「新・教育資金プロジェクト」として発表した「つみたて継続保険 つみえーる」。積立投資と保険が一体になった新しい金融サービスで、投資信託を活用した積立商品です。長期的な運用によってインフレに対応しやすく、将来的に資産が増える可能性があります。

つみえーる詳細
https://hifumi.rheos.jp/lp/tsensei/

(取材・文:武藤貴子/マイナビ子育て編集部)

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