肉好き必見? 自称「都内で最安値」の精肉スーパーが東京・中央区にあった!
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ベテランライターが発見したお店
「ちょっとすごい肉屋さんを見つけました。もしかしたら都内で最安値かも」
日々東京をくまなく歩いて取材しているベテランライターから、興奮気味のタレ込みが入りました。
何でも、売られている精肉がどれもこれも安くて多くて新鮮。そのうえお総菜の種類も豊富だから、土日ともなると買いだめに来店する客の車が店の前に列を成すほど、と。
そんな肉好きが黙っていられないようなお店があるなら、行かないわけにはいきません。とりもなおさずお店にアポを取り、さっそく視察へ繰り出しました。
場所は勝どき駅から徒歩2分
都営地下鉄・勝どき駅から徒歩2分。
駅前の月島第2児童公園を過ぎて通りを1本曲がった先に、食肉専門店「あんずお肉の工場直売所 勝どき店」(中央区勝どき)はありました。平日の14時台なのに、店内は老若男女さまざまな客でにぎわっています。
同店は、食肉加工卸などを手掛けるアトム(福岡市)が運営。福岡を中心に多店舗展開しており、勝どき店は東京1号店として2021年1月29日(金)にオープンしました。干支うし年の1回目の「肉の日」に併せて開業という日取りに、並々ならぬ気合いを感じさせられます。

同社の東京支社外食事業部マネージャーの森大輔さんが店内を案内してくれました。
看板商品は何と言っても、最上級A5ランクの国産黒毛和牛・宮崎牛。「全国和牛能力共進会(和牛オリンピック)」で3大会連続の日本一を受賞した一級品です。1頭買いで仕入れているため、希少部位を含めてお手頃価格で提供できるのだと言います。
ネット通販だと2000円前後の肉が……
事前にYahoo!ショッピングで「宮崎牛 サーロインステーキ A5ランク」というワードで商品検索したところ、100g当たりの値段は1800~2500円前後が相場のよう(税込み、送料無料含む)。しかし同店では100g680円(税抜き)で売られています。「おそらく都内で一番安いのでは?」と森さんも自負します。
100坪ほどの店内に、牛・豚・鶏肉のほかカモや馬刺しなどの精肉がズラリ。加えてお総菜やお弁当も計70~80種を展開していて、
「来て楽しい、見て楽しい、『お肉のテーマパーク』を目指しています!」
という森さんの言葉にも思わず納得です。
庶民の味方、豚の切り落としは78円
ちなみにステーキなど高級肉以外の商品はというと、たとえば国産豚の切り落とし(大)が100g78円。
筆者が東京や近郊のスーパーでこれまでに見たことのある豚肉(コマ)の最安値は、おそらく90円だったはず。817gも入って、税込み688円。使う分量を小分けにして残りは冷凍保存しておけば、日々の食費をかなり抑えられそうな予感がします。

そのほかA5牛入りコロッケは1個80円。3個パックで販売していますが、学校帰りの小学生たちが「バラ売りでひとつください」とうれしそうに買っていくのだとか。
森さんいわく、勝どきは駅周辺にタワーマンションもあり、新しく転入してきた子育て世代が多く住む街。平日の朝は焼き肉弁当やお総菜を買うビジネスマンが、昼から夕方には学校や幼稚園帰りの子どもの手を引いたお母さんたちが、ひっきりなしに立ち寄っていくと言います。
コロナ禍での在宅増加も追い風に
開店からおよそ4か月、口コミやSNSでじわじわと評判が広まり、週末には区外や遠方からわざわざ来店する人も少なくないのだそう。
新型コロナ禍での在宅時間の増加も、新店の滑り出しには“追い風”となりました。外食ができない分、自宅でちょっとぜいたくな夕飯を、といったニーズが高級牛などの需要にうまく結びついた格好です。

「もともと当社は焼き肉店などの外食も展開していて、都内で言えば銀座三越にも2店舗あります。ですのでスタッフは皆、肉にとても詳しい。一般的なスーパーではあまり売られていない部位でも焼き方や調理方法を丁寧に説明できますから、そうした点もお客さんに評価してもらえているようです」(森さん)
「肉の日」の熱狂が表すもの
精肉店が最も活況を見せるのは、何と言っても毎月29日の「肉の日」です。
あんず勝どき店では、通常価格100g358円の宮崎牛切り落としを290円にして販売したところ、4月は1頭分とほぼ同じ量に当たる430kgが売れたとのこと。29日が無かった2月は最終土日の2日間で特価販売を行い、1tを売り切ったという人気ぶりです。

この日初めて来店したという60代の女性は、近くに30代の娘と孫たちが住んでいるといい、「娘に『ここ安くておいしいよ』と教えてもらって来ました。品ぞろえも豊富でいいですね。今日はお総菜だけ買いましたけど、次はお肉も買ってみたいと思います」。
コロナ禍につきアルコール消毒やソーシャルディスタンスの徹底はもちろん欠かしませんが、それにしても土日となれば、さぞかし店内はにぎわい活況を見せるのでしょう。
その風景はきっと、さながらお祭りのような熱気のはず。コロナ禍でさまざまな制約がある日々を送る今、消費者が本当に求めているものは、安い・おいしいだけでなく、しばらく間遠(まどお)になってしまった「熱気」そのものなのかもしれない、と感じさせられました。
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