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まずは自分と向き合う。『心に効く美容』でMEGUMIが教える“本当の美しさ”

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  • マイナビウーマン
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美しさって、なんだろう。画面越しに見るアイドルやモデルたちは、毛穴一つない肌と最強のスタイルで笑いかける。SNSで見かける有名人たちも、みんな目が大きくて、足が長くて……陶器のような肌も、はじけるような笑顔も持っていない自分ってなんなんだろうと、勝手に自己肯定感を下げてしまうこともある。

タレント・モデルのMEGUMIさんも、私たちにとっては手の届かないような憧れの存在の一人ではあるのだけれど、バラエティで見かけた時のキレの良いコメントと、SNSでの情熱的な発信が気になっていた。そんな彼女が今年4月に発売した『心に効く美容(MEGUMI著・講談社)』は、昨年発売した『キレイはこれでつくれます(MEGUMI著・講談社)』に続き、話題を呼んでいる。

“心に効く”というワードが気になって本を手に取ってみると、そこには「美しさとはなんなのか」という問いに対する答えが記されていた。

【この本を読んで分かること】

・美しさのはじめの一歩は、自分の弱さと向き合うこと
・自分のことだけを考えた、MEGUMIさんのご自愛コスメと美容メソッド
・スキンケアだけでは、本当の美しさは手に入らない

■弱さを知ることで、必要なものが分かる

美容の本だと思って手に取ったけれど、本はMEGUMIさん流の、心との向き合い方から始まる。常にキラキラ輝いているように見えるMEGUMIさんにも、不安や焦り、自分を責めてしまう心の弱さもあるのだという。

そんな自分の弱さを受け入れ、抱きしめる一つの方法が、美容なのだ。美しさを保ちたい、もっと上に行きたいという向上心も大切だけれど、ずっと走っていれば息が上がる。スマホとSNSを通して、いつでも美の高みにいる人々にアクセスできてしまう私たちは、自分が思っているよりもずっと、疲れているのかもしれない。まずは、そんなことに気づかされる。

MEGUMIさんは美しさのために美容を極めたのではなく、ごく自然に自分のことを大切にしようとする過程の中で、美容というアプローチ方法を突き詰めた人なのかもしれない。自分を愛するってどういうことなのか、自己啓発本を何冊読んでも、ふんわりとしか理解できていない。だけど自分のカラダを大切にすることが、自分を愛することにつながっていることは理解できる。

「肌ケアは心のケアだ」と、MEGUMIさんは言う。肌の調子が悪ければ気分が下がるし、人に会いたくなくなる。だけど私たちの生活は忙しいし、致し方なく肌を傷つけてしまう時もある。後ろ向きな気持ちになってしまう自分の背中を押すために、肌を愛すのだと。

自分に自信がある人なんて、世の中に何人いるんだろうと思うけれど、日本人女性の自己肯定感の低さは、世界でもトップクラスだという。自信をつけようとがむしゃらになる前に、まずは「ダメな自分」を受け入れることで、自分に合うスキンケア、セルフケアを選びぬくことができるようになるのかもしれない。

美しくなるために、美容家が勧めるものをすべて取り入れる必要はないのだ。自身の習慣や弱みと向き合った時に、何が必要なのかを見極めることこそ、美容を始めるにあたっての第一歩なのだと気づくことができた。

■美しくなるため、ではなく「生きるための美容」を実践したくなる

だからこそきっと、本の中でMEGUMIさんが勧めるものを全て使う必要はないのだと思う。そうとは分かっているのだけれど、MEGUMIさんの好奇心あふれる美容との向き合い方に、関心せずにはいられない。

シンプルに成分のいいコスメもたくさん紹介されているのだけれど、MEGUMIさんはそれだけを重視しているのではないような気がする。ヘルシーなカラダに必要なもの……十分な水分、ターンオーバーを促すための発汗、食事では摂りきれない栄養素の補給。プラスアルファで選んでいるというよりは、自身に足りないものを補完できるものを選んでいるように感じた。

だからこそ、MEGUMIさんはコスメで全てを解決しようとしていない。朝の時間を有効に活用するための工夫や、運動を習慣化するコツも教えてくれた。コスメって、本当に困った時に私たちを助けてくれるものではあるけれど、努力なしに美しくなろうとするのも違うのかもしれない。

我慢するダイエットのような努力ではなく、自分に必要なものと向き合う努力。コスメを使ってケアするだけでは、本当の美しさは手に入らないのかもしれない。自分を知り、必要なものを考えてケアしたからこそ、自分で自分を愛せたという実感が湧くのだ。この「思考のクセ」をつけることは、美容に向き合う上で必要不可欠なことだと感じた。

その上で「身体を変えると性格も変わる」と、MEGUMIさん。もちろん最初から自分の弱い部分に向き合えたらそれでいいのだけれど、日々色々なものと戦うために武装している私たちは、自分ですらすぐに自分の弱いところを見抜けない。そんな時は、身体を動かすことを先にしてみるのもいいのかもしれない。

よく身体を動かし、眠る前に思考をリセット。そして、次の日はリフレッシュして頭を動かす。当たり前のことにも思えるけれど、工夫しないといつの間にか、忙殺されてしまうことでもある。忙しすぎてストレスが溜まったら、入浴や食事で心の負担を緩和する。一言で表すなら「生きるための美容」、そんな言葉がぴったりだと思った。

■自分の弱さを補うために、コスメの力も借りる

自分は知らず知らずのうちに、健康的に生きることを諦めていたのかもしれない。忙しいのは仕事のせいで、ストレスがあるから睡眠も浅い。だから朝眠いのは仕方ないし、肌が荒れたら高級な美容液に頼るしかないと思っていたが、どうやらそうではないらしい。

だってMEGUMIさんはきっと、私たちより忙しい。忙しいから不健康になるわけではないのだ。心の負担をなかったことにしてしまうこと、身体と向き合わずなあなあに過ごすこと……そのことこそが不健康の原因だ。

インタビューページの「弱さを背負って、強く生きていく」という言葉が、強く胸に刺さった。本を読みながら、不健康に過ごしてきた自分を責めそうになっていたけれど、MEGUMIさんが伝えたいのはきっとそんな負の感情ではない。つらい時は感情を外に吐き出すこと、自分に合ったコスメで自信をもらうこと、不健康のループから抜け出す方法は一つではないんだということを、MEGUMIさんならではのたくさんの選択肢を持って示してくれた。

ちなみに紹介されているコスメや愛用しているサロンには、こだわりが伝わる「使った人しか分からない」リアルなレビューが書かれていて、そのあまりの熱量ゆえに「私も試してみたい……!」という気持ちになる。

以前の著書『キレイはこれでつくれます』の時もそうだったけれど、価格帯もプチプラからこだわりの逸品までピンキリで、MEGUMIさんにとっては金額よりも「どこを満たしてくれるか」が重視されていることが伝わる。

ただ、選択肢の数があまりにすごいので、どんな女性でも「これなら試してみたい」と思えるものが見つかるのではないかと思う。負のループにハマっている、なんて自覚のない人も、本を読めばきっと、自分の生活を、そして自分自身を見つめ直すことができるだろう。

美しく強いと思っていたMEGUMIさんの弱さと、強く生きるコツ。どんな人にも悩みはあるけれど、弱点はキチンと向き合えば、カバーできるのだ。「自分らしい美しさ」とは、そんな自分と向き合って、自分のことを好きになった人が持てるものだ。

本を読み終えて、私ももっと自分を愛してみたくなった。さっそく、メモしたコスメやサロンのHPを読みながら、明日からの新しいルーティンを考えてみよう。

(ミクニシオリ)

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