ナスは皮むき&あく抜き必要? 管理栄養士に聞いてわかった“栄養素を無駄なく摂取するコツ”
- オトナンサー |

夏から秋にかけてよく食べられる野菜の一つがナスです。炒め物や揚げ物にして食べる人は多いと思いますが、その際、皮をむいた方がよいのか、むかずに調理した方がよいのか迷ったことはありませんか。SNS上では「ナスの皮はむかない派」「皮が硬いからむく」という声のほか、「ナスはあく抜きしなきゃダメ?」という内容の声が上がっています。
ナスを調理するときは皮をむかない方がよいのでしょうか。また、あく抜きは必要なのでしょうか。ナスに含まれている栄養素や、ナスの栄養素を効率的に摂取する方法などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
あえ物にするときはあく抜きをするのがお勧め
Q.そもそも、ナスにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
松田さん「ナスには血栓を予防したり、血液をサラサラにしたりするビタミンKや、妊娠中の女性のおなかの中の赤ちゃんにとって欠かせない、造血に必要な栄養素である葉酸が含まれています。そのため、ナスは妊娠中の女性にもお勧めの食材ですよ。加えて、カリウムはむくみや高血圧を予防したり、のぼせやほてりを鎮めるのに効果的です。ナスを食べるとさまざまなメリットがあるので、ぜひ積極的に食事に取り入れてみてくださいね」
Q.ナスを調理する際は皮をむかない方がよいのでしょうか。また、あく抜きは必要なのでしょうか。ナスの栄養素を効率的に摂取する方法も含めて教えてください。
松田さん「ナスの皮にはポリフェノールの一種である『ナスニン』という成分が含まれており、抗酸化作用や免疫アップ、アンチエイジング、がん予防などの効果が期待できます。また、目にも良いので眼精疲労の人にもお勧めです。そのため、基本的にナスを食べるときは皮をむかないでほしいですね。
ナスは油と相性が良く、揚げるとうまみ成分が増加して、甘みが増すためお勧めです。細かく切り過ぎずに、揚げたり炒めたりすると良いでしょう。
また、あく抜きをした方が良いかよく聞かれることがありますが、油で揚げたり、炒めたりする場合はあく抜きはしなくてもよいです。あえ物などは、水にさらすなどしてあく抜きをした方がおいしく食べられるのではないかと思います」
Q.ナスと食べ合わせが悪い食べ物について、理由も含めて教えてください。
松田さん「ナスと一緒に食べるのがよくないと言われるのは、『そば』ですね。ナスとそばはどちらもカリウムが含まれ、体を冷やす効果があるので、消化不良になりやすいことから、昔からそのように言われています。
しかし、そこまで気にしなくてもよいのではないかと思います。食べ合わせの悪さを改善したいのであれば、大量に食べないように注意するとともに、ざるそばではなく温かいそばにするといった工夫でカバーするのはどうでしょうか。他にも温かいお茶を飲むなど、体を冷やさないように気を付けることができれば、ナスとそばを一緒に食べても問題ないと思います」
オトナンサー編集部
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