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家事負担は妻9:夫1。分担できない家事問題、働くママが外注で手放したこと全部

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  • マイナビウーマン
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共働き夫婦にとって、仕事と家事・育児の両立は大きな悩みの種です。朝起きてから寝るまで分刻みのスケジュールで、息つく暇もないのではないでしょうか。そこで、夫婦の家事分担や子育ての工夫など、忙しい毎日を乗り切るためのコツを実践しているママに、お話を聞きました。

共働き夫婦の1日スケジュールとは?

家事・育児・仕事と、目まぐるしい日々を送る共働き夫婦。毎日繰り広げられる分刻みのスケジュールのなか、「こんなに忙しいのは自分たちだけ?」「みんなは毎日をどう乗り切っているの?」と疑問を持つパパやママに向けて、共働き夫婦の1日のタイムスケジュールをうかがうこの企画。

第43回となる今回は、女性向けリモートワーク実践スクール「リモラボ」を運営する株式会社リモラボで、ユニットリーダーを務め、子育てと仕事を両立するママのタイムスケジュールを朝〜日中編・夜編にわたりインタビュー。夜編では、夜のタイムスケジュールと夫婦の家事分担、育児への向き合い方をうかがいました。

取材にご協力いただいた方

株式会社リモラボ マーケティング部 オーガニック集客ユニット ユニットリーダー 安原沙織さん(40歳)

新卒から会社員として勤めていたが、夫の転勤に合わせて退職。その後、専業主婦に。自身のキャリア形成に悩んでいた頃、Instagramで「リモラボ」の存在を知り、入会。未経験からWebマーケティングやSNS運用を身につける。
現在は、フリーランスで、企業のウェブマーケティングやSNS運用のサポート、オンラインイベントやプロモーションの企画・立案を行う。さらに、株式会社リモラボではユニットリーダーとして、マーケティング領域における複数のプロジェクトの進行管理を担い、講師としても活躍。
プライベートでは、小学校3年生の男の子、小学校1年生の女の子のママ。夫は転勤があり、多忙な生活を送るため、日頃の家事を外注するなど工夫し、ライフワークバランスをとりながら育児と仕事の両立を図っている。

<夜のタイムスケジュール>

■ママが仕事を頑張る姿を子どもに見せる

ーーお子さんたちは14時半頃に帰宅するそうですね。

安原さん はい。以前は放課後の預かり事業を利用していましたが、息子が3年生になったくらいから、放課後は外でお友達と遊びたいということで。
私も家にいますし、今は息子にあわせて、娘もそのまま帰宅しています。子どもたちは、17時頃までお友達と外で遊ぶことが多いです。

ーー自宅で仕事をしていると「構ってほしい」とか「ママこれ見て!」となることは?

安原さん まだ子どもたちが小さい頃から家で仕事を続けてきたので、最近私が作業しているときは「今ママは仕事中だから」とわかってくれるようになってきました。100%ではありませんが(笑)。

――お子さんが長期休みのときはどうしていますか。

安原さん 講師の仕事など、長時間にわたってオンラインでつなぐ必要があるときや、静かな環境が望ましいときは、私が近くのコワーキングスペースに移動しています。
子どもも家で遊びたい日があるので。そういうときは、私がちょっと外に出て、なんとか回しています。

■家事の負担は自分で折り合いをつける

ーーパパは多忙で平日も帰宅が遅いとのことですね。

安原さん そうなんです。正直に言うと、今は家事も私が9割で夫が1割くらいで担っています。ただ、育児については長男と体力勝負の遊びになると、私のほうがもうついていけないこともあって。釣りに連れて行くとか、外で野球するとか、夫のほうが得意なことは夫に任せています。
普段は私がゆるく頑張って、夫がたまに家にいてくれるときには、夫にできることを全力で頑張ってもらうという加減が、今の私には一番しっくりきていて。そのバランスがとれているからこそ、日々を穏やかに過ごせていると思います。

――家事負担の心の折り合いはどのようにつけましたか。

安原さん 多忙な夫の状況も理解していますし、わが家にとっては、家事の「分担」はベストな方法ではないのかなと。それよりは、私の気持ちに折り合いをつけることと、できる限り私の手を空けることに注力したほうがいいと思っています。

ーー具体的にはどのように家事を手放していますか。

安原さん ロボット掃除機や洗濯乾燥機など、時短家電を使ったり、週1回は家事代行をお願いしたりしていますね。家事はあまり得意ではないので、いろんな方法を試しながら、なるべく手放せるように、やれることは全部やっています!
家事代行は、週に1回、3時間の利用をしていて、水回りの掃除やリビングの片付けを任せています。プロの手を借りて、仕事に集中できる環境をキープしています。

ーーとても合理的ですよね。夕飯の時短の工夫を教えてください。

安原さん 夕飯も食材カット済みのミールキットを頼んだり、作り置きおかずの宅配サービスを利用したりしています。自分が苦手なことを手放し、得意な仕事に集中する。その分しっかり稼いで、また外注費にあてる。このサイクルが回るようになってから、心が本当に安定しました。

■お手伝いは積極的にお願いする

ーー食後は、お子さんたちがお皿洗いをしてくれるとか。

安原さん そうですね。最近は自主的にお皿を洗ってくれて、助かっています。最近、子どもが「お皿を洗うから、お小遣いちょうだい」と言い出したのですが、まだ金銭感覚が身についていないので「2円でいいよ」なんて言われて(笑)。お手伝いは、楽しく気楽にやってもらうことを心がけています。
内容によっては、大人がつきっきりにならないといけなかったり、子どもだけだと時間がかかったりで、余裕があるときにしかやらせてあげられなくて。でも、最近は、やらせてみると意外としっかりできることも増えてきました。それで、子どもたちも自信がついたみたいです。

ーーお皿洗いのほかには、どんなお手伝いをしてくれますか。

安原さん 最近は特に、野菜の下ごしらえが好きみたいですね。あとは自分の洗濯物を畳んでしまうこと、シーツや枕カバーをはずして、洗うところまで持って行くなど、簡単だけど、やってもらえると助かることをしてくれるんです。

ーー声かけのコツがあれば教えてください。

安原さん なんとなく子どもの気分が乗っているときに、ちょこっと声をかけて、軽い感じでやってもらうのもポイントかもしれません。
あと「ママも子どもの頃、やってたんだから!」とかじゃなくて(笑)、やってくれたことに対して、全力で喜びを伝えるようにしています。「あなたたちのおかげで、ママはすごくうれしい!幸せ!」って。
子どもたちは「ママに喜んでほしい」という純粋な気持ちで動いてくれる時期なので、そのエネルギーをポジティブに活用させてもらっています。

■「仕組みづくり」でパフォーマンスを上げる!

ーー子どもたちが就寝した21時以降は、どんなふうに過ごしていますか。

安原さん 時代の変化に合わせて、バージョンアップできるスキルを身につけていきたいので、スキルアップの時間は欠かせません。今は、AIを活用して業務を効率化することに、とても興味があって。
今まで手作業で数時間かかっていたものを、AIで自動化する仕組みを作るのが楽しくて、簡単なツールやワークフローを整えることにハマっています。

仕事が軌道に乗った今でも、気になる講義があれば受講しています。さまざまなコースがあり、自分のペースで学べます。

ーー日頃のリフレッシュタイムはどう過ごしていますか?

安原さん 就寝前には、おしゃれなVLOGやエンタメ動画を見て、あえて仕事とは無関係の時間を作っています。ぼーっとできるものや、ちょっと笑える動画を見ることが毎日の息抜きです。あとは、ネイルや美容医療に行くと、自分へのごほうび感覚が味わえて、さらにやる気がわいてきますね。

ーーいいですね。日々のモチベーションを維持する秘訣もそうしたところにあるのでしょうか。

安原さん いえ、むしろモチベーションに左右されないことを大事にしています。リモラボで学んだことなのですが、人には波があるので、自分のモチベーションに頼っていると、どうしてもそれが下がったときに、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうんですよね。
だからモチベーションに頼らなくても一定の成果を出せるような仕組みづくりが大切だと思っています。仮に私のメンタルが不調なときや、体調が悪いときでも、回るような仕組みづくりをしています。

ーー「仕組みづくり」は、どんなことをしていますか。

安原さん 日頃から体調を整えることは第一ですね。もともと偏頭痛持ちで、天気によって体調が左右されていたのですが、必要な栄養素をサプリで補うようにしてからは、そういった不調が改善してきました。
実務的なところだと、一定の成果を上げるためには、スマホでもできる作業を増やしておくことや、AIを活用して作業を自動化することも欠かせないです。

――仕事はもちろん、日々の育児も「仕組みづくり」は大切ですよね。しかも、パパが忙しいとなるとなおさら。

安原さん そうなんですよ。悩んで、いろいろ葛藤した時期を超えて、今やっと自分らしい働き方を確立できるようになってきましたが、一時はやっぱり「周りはみんな旦那さんと一緒に家事、育児をしているのに……」という気持ちもありました。そういう時期を経たからこそ、今があるというか。
じゃあ私はどうするかと考えたときに、手が足りないことは外注すればいいし、私が外注費を出せるぐらいに稼げば、解決するのではと思って。その方向にシフトしてから、自分もだいぶラクになりましたし、結果的に自分らしく働けるようになりましたね。

(文:宮本貴世、撮影:佐藤登志雄、写真提供:リモラボ、イラスト:ぺぷり/マイナビ子育て編集部)

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