JALホノルルマラソン2025、アーリーエントリーは前年比130％の増加。ハワイへの渡航意欲が高まる。

大会概要

大会名称：JALホノルルマラソン2025
開催日時：2025年12月14日(日)　午前5:00スタート予定
競技種目：フルマラソン／フルマラソン車椅子競技部門(42.195km)、10Kラン＆ウォーク(10km)
主催：HONOLULU MARATHON ASSOCIATION(ホノルルマラソン協会)
協賛：タイトルスポンサー　日本航空
ウェブサイト：日本事務局オフィシャルサイト　https://www.honolulumarathon.jp/

アーリーエントリー結果と渡航者数の現状

アーリーエントリーの期間、2025年4月8日〜5月12日に実施され、前年比130%の7,191名のエントリーを集めました。コロナ禍による影響で日本からハワイへの渡航者数は、2019年の約158万人と比べ、2024年では約46％、2025年では3月期までで約44％と減少しています。しかし、ホノルルマラソンのアーリーエントリー数は、2019年と比べて約88％まで回復しています。

ランナーの参加意欲と現状

現状では、日本国内のマラソン大会は市民マラソンの大会数の増加やエントリーフィーの高騰などから定員割れとなっている大会が増えています。しかしながら、ランナーは大会参加回帰の傾向が見られます。これは「ランニングブームが下火傾向」ではなく、コア&サブコアランニングファンが確実に存在しており、自身が参加する「動機」や「ストーリー」をしっかり見極めたうえで参加する大会を選択している傾向があるといえます。アーリーエントリーの結果は、ホノルルマラソンが消費者にとって価値のある経験ができる大会として選ばれている証拠であり、また、渡航・滞在費の高騰や円安といった押し寄せる困難を乗り越える強い意志をもって参加するランナーたちの期待の表れとも言えます。

ホノルルマラソンの魅力

JALホノルルマラソンは、日本人が最も多く参加する海外マラソンで、数あるマラソン大会の中でも制限時間が設けられていないことが特徴です。レベルに関係なくスタートラインに立てば、それぞれのペースで完走できる大会として人気を博しています。コースは、花火を眺めながらのスタート、クリスマスイルミネーションが彩るダウンタウン、ワイキキビーチ、太平洋を望むダイヤモンドヘッドや、高級住宅街など、ホノルルの魅力を凝縮したものとなっています。これからも、ランナーから愛されるアロハスピリッツ溢れる大会として“世界のランの祭典”を目指します。

まとめ

JALホノルルマラソン2025のアーリーエントリーは大成功と言えます。これは、ランナーたちが自身のストーリーを具現化する場としてこの大会を選び、自己達成を求めていることを示しています。また、今後も多くのランナーがこの大会を選択し続けることで、ハワイへの渡航者数の増加を見込むことができます。