高速道路のトンネル壁面に「青い線」が増加中 これは一体…? 実は“もっとデカいモノ”が無くなっていた!
- 乗りものニュース |

トンネル内に不思議な「青い線」が増加しています。これは一体何なのか、NEXCOに聞いてみると、最近のトンネルが「様変わり」したことを物語るものでした。
「青い線」は幅10cmほど
2025年3月に東名高速を走っていると、あることに気づきました。いくつかのトンネルで、壁に「青い線」が新設されているのです。
東名高速のトンネル。両側に「青い線」が見られる(乗りものニュース編集部撮影)。
その「青い線」はトンネルの両側に、目線の高さほどのところに1本の線を引いたようにずっと続いています。
ヘッドライトに当たって光るので、「反射板」だと分かるのですが、反射板といえばオレンジ色が一般的のはず。
NEXCO中日本東京支社に聞いたところ、「クルマの前照灯の再帰反射効果が最も高い位置に設置し、青色を採用することで、ドライバーへの圧迫感の低減および視線誘導の効果があります」とのこと。
実際には幅10cmほどの青い波板上の反射板で、最近のNEXCOの設計要領にも盛り込まれているもののようです。
しかし全てのトンネルにあるワケではありません。採用している場所について、同支社は次のように話します。
「白色系のトンネル照明下において、路面輝度を満足できる場合に青色の視線誘導ラインを設置できることとしています。トンネル新設時や内装の更新時に、青色の視線誘導ラインを導入するか判断しています」
白色系のトンネル照明とは、近年増えているLEDの照明です。実はこの青い線、最近のトンネルが“様変わり”したことを物語るものでした。
「薄暗いオレンジの照明」は過去のものに
「従来は、ナトリウム灯などの黄色系統の照明下において、路面輝度を満足させるため、白色の内装板と橙色の被反射材を用いていました。しかし、近年用いられている白色系照明は、空間全体の見通しが良く、視環境が改善されています」(NEXCO中日本東京支社)
今回、青い線を見かけたトンネルではいずれも、照明より下部分を覆っていた白色の内装板が撤去され、むき出しになったコンクリートの壁面に青い線が施工されています。
かつてのトンネルは薄暗く、内部に充満する排気ガスの中でも見えやすいオレンジ色のナトリウムランプが多く採用され、さらに白色の内装板でヘッドライトを反射させるなどして視界を確保していました。
しかし、排気ガスが減り、さらに照明もLED化されて明るくなったことで、トンネル内の視界は大きく向上。ついには白い内装板も不要となり、たった10cm幅の青い視線誘導ライン1本で代替できるようになったというわけです。
新設のトンネルももちろんですが、開通から年月を経たトンネルでも、リニューアル工事が進むについて、青い線がもっと見られるようになるかもしれません。
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