京王線の「主力車両」が一新!“新車並み”車内に大変化 あと何年使うの?
- 乗りものニュース |

京王線の最大勢力である9000系にリニューアル車両が登場。車内は徹底的にリニューアルされており、まるで新車のようです。
9000系のリニューアル車両が公開
京王電鉄は2025年3月8日(土)、9000系のリニューアル車両を若葉台車両基地(東京都稲城市)で公開しました。この車両はリニューアルに合わせてサンリオキャラクターのラッピングトレインとなり、2025年3月10日(月)から運行を開始する予定です。
リニューアル前の京王9000系(写真AC)
9000系は2000(平成12)年12月に運行開始。現在は10両編成が20本、8両編成が8本在籍し、京王電鉄では最大両数を占める主力車両です。8両編成は京王線内のみで運用され、10両編成は都営新宿線への直通運転に対応しています。
車両正面のデザインは、運転台の窓が側面まで回り込む「パノラミックウインドウ」を採用しており、初代5000系を彷彿とさせる車両となっています。
今回リニューアルが実施されたのは、2006年1月に登場した10両編成の9731編成で、新造から約20年が経過したことから、大規模なリニューアル工事が実施されました。
9000系は、8両編成の方が10両編成より先に登場していますが、10両編成の方が走行距離が長いため、優先してリニューアルすることになったそう。今後、年間1~2編成が順次リニューアルされていく見通しです。なお、「8両編成のリニューアルも今後検討していく」(京王電鉄)といいます。
京王電鉄の担当者によると、今回は車齢50年程度まで使用できることを視野に入れてリニューアルを行ったとのこと。現在、同社では車両の長寿命化も検討しているそうですが、実際に9000系を車齢50年程度まで使用するかは未定としています。
車内は徹底的にリニューアルされ、車内案内表示器や天井付近など一部を除き、ほぼ全て刷新。天井から床までモノトーンで統一されたデザインとなりました。様々な移動ニーズに対応すべく、全車両にフリースペースが設置されたことが特徴です。
座席の座り心地も向上
座席はこれまでのローズピンクから、八王子市の伝統工芸品である多摩織物をモチーフとしたデザインに変更。これまでの座席はシート板にウレタン製のクッションを置いたもので、経年によるヘタりも見られましたが、新しい座席はSバネが入ったポリエステル製となり、座り心地が大幅に向上しています。
また、2026年初めに導入予定の2000系の設計も反映され、座席の縦握り棒が増設されたほか、優先席の縦握り棒には滑り止め加工が施されています。
ドアは全て交換され、車内のイメージが大きく変化しています。これまでは化粧板がないステンレス無地の単層ガラスのドアでしたが、化粧板が貼られた複層ガラスのドアに交換されました。これにより、冷たいイメージが無くなり、ドアガラスが結露して立っている人が濡れるということもなくなります。
座席の端にある袖仕切りは、透明ガラスが入ったものに交換されて開放感が感じられるようになったほか、ここに天狗のキャラクターも描かれるなど、遊び心があるものとなりました。
数少ない変わっていない点が、車内案内表示器です。これは従来通り、LED表示器(千鳥配置で1両に4か所)となっています。京王電鉄の担当者は「LCD(液晶ディスプレイ)への交換も検討しましたが、コストと保守の観点から見送り、LED表示器のままとしています」と話します。
インバータ制御装置は、フルSiC(シリコンカーバイド)素子を用いることで、現行の9000系と比較して約20%省エネ性能が向上しています。
9731編成はサンリオキャラクターのラッピングトレインとなっていますが、これから登場するリニューアル車両に外観上の変更を加えるかは検討中とのことです。
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
いいね | ![]() |
|
---|---|---|
ムカムカ | ![]() |
|
悲しい | ![]() |
|
ふ〜ん | ![]() |
