日本最後の「トロリーバス」ついに運行終了へ 所要時間わずか「10分」 ラストランの概要が決定
- 乗りものニュース |
あの特徴的な音も聞けなくなります。
11月30日に運行終了。最終便は抽選制に
立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光は2024年10月3日、日本最後のトロリーバスとなっている「立山トンネルトロリーバス」の運行を11月30日に終了すると発表しました。
立山トンネルトロリーバス(画像:立山黒部貫光)。
立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。ケーブルカー、バス、ロープウェイなどを乗り継ぎながら、立山や黒部ダム、飛騨山脈を通過していきます。
このうち、室堂~大観峰間(3.7km)は「立山トンネルトロリーバス」として運行されています。この区間の所要時間はわずか10分です。トロリーバスは、一般的なバスのようにハンドルで操作しタイヤで走りますが、正式には「無軌条電車」といい、電線から電力の供給を受けて動く、鉄道に分類される乗りものです。
立山の主峰・雄山(標高3003m)の直下を貫通する立山トンネルでは、1971年からディーゼルバスが使われていましたが、1996年からトロリーバスに置き換わりました。立山黒部貫光によると、立山トンネルトロリーバスには約28年間で累計1920万人以上が乗車したといいます。
しかし、更新が必要な車両部品の調達が難しくなったことから、2024年11月30日で営業運転を終え、12月1日付でトロリーバスを廃止する予定です。
立山黒部アルペンルートでは、長野側の黒部ダム~扇沢間(6.1km、関電トンネル)でもトロリーバスが運行されていましたが、2018年に終了し、現在は電気バスが使われています。
日本で唯一かつ最後のトロリーバスとなった立山トンネルトロリーバスも同様に、2025年4月からは電気バスに置き換わります。
運行最終日となる11月30日は、午後から特別ダイヤで運行される予定。最終便(室堂15:00発)は、事前募集の抽選(200名)による完全予約制となります。
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
いいね | ||
---|---|---|
ムカムカ | ||
悲しい | ||
ふ〜ん |