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ANAの新路線、全容が明らかに! 国内航空会社初の場所も 12月から3路線 井上社長「感無量です!」

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ついにきました!

ミラノ・ストックホルム・イスタンブールへ

 ANA(全日空)が2024年12月より、新たに3つの欧州線を開設します。新路線は、羽田~イタリア・ミラノ、スウェーデン・ストックホルム、トルコ・イスタンブール。7月19日には、同社の井上慎一社長が会見を開き、同路線の詳細について説明しています。

Large a7 03746報道陣に新路線などについて説明するANAの井上慎一社長(乗りものニュース編集部撮影)。

 羽田~ミラノ線は12月3日より開設。同社の定期便としては初の就航都市で、運航は火、木、日の週3往復を予定してます。ついで2025年1月31日より、羽田~ストックホルム線を開設。国内航空会社としては初の就航都市となり、火、金、日の週3往復を計画しています。羽田~イスタンブール線は2025年2月12日から運航を開始。こちらもANA定期便として初の就航都市で、月、水、土の週3往復の予定です。

 井上慎一社長によると、この3路線の開設で日本と欧州間の週間便数は49便、就航地点数は9地点になるといいます。同社は2地域間において最大の直行便数をもつ航空会社とのことです。「実はこの3路線はコロナ前に計画していたものです。今回の就航は、ついにここまで来たかと感無量です。3路線の航空券の発売は7月22日を予定しています。今回のネットワークの拡大によって、快適で便利なナンバーワンの航空会社を目指します」(井上社長)

 なお、3地点ともボーイング787による運航を予定しています。

 ミラノについて井上社長は「日本発は6、海外発は4と想定し、海外旅行に関心がある方をターゲットにしています。また、ビジネス需要も見込んでおり、ちょうどいいバランスで存在しているマーケットです」とコメント。

 ストックホルムについて同氏は「7割のお客様が接続、つまり乗り継ぎを含む方になるだろうと位置づけています。接続を前提としたビジネス需要を中心に、北欧のレジャー需要も見込んでいます。北欧エリアを海外旅行の新たな選択肢として訴求していきたいと考えています」としています。

 そして、イスタンブールについては「ユニークな地点」とし、「当面のあいだはイスタンブールに行くお客様や、中東などへ乗り継いでいかれるお客様をターゲットとしていきます。今後レジャー需要については、海外旅行に精通している方を中心に訴求していきたいと考えています」とアピールします。

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