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東海道新幹線と東北新幹線が「直通じゃない」深い理由…つながっていたら便利なのに「なんで?」

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直通だったらもっと便利なのに…
直通だったらもっと便利なのに…

 日本の大動脈である「東海道新幹線」と、東日本の各地へと伸びる「東北新幹線」。起点となっている東京駅では、それぞれのホームは隣り合っていますが、線路はつながっていませんよね。旅行や出張のとき、「乗り換えがなければもっと便利なのに…」「なんで直通にしないの?」と感じる人も多いはずですが、なぜこの2つの新幹線は“直通”ではないのでしょうか。

東日本・西日本の“違い”が関係?

 東海道新幹線と東北新幹線が直通運転されないことには、「電圧」が関係しています。これらの路線の電圧はどちらも同じ「交流2万5000ボルト」ですが、実は使用する周波数が異なっています。この周波数の違いが、直通運転を妨げている大きな理由のようです。

 東海道新幹線の周波数が60Hz(ヘルツ)であるのに対して、東北新幹線では50Hzの周波数を採用。実は新幹線だけにとどまらず、東日本・西日本では電源の周波数が異なっています。

 この背景にあるのが、明治時代の電気の歴史。当時、東京ではドイツ製の発電機が、大阪ではアメリカ製の発電機が輸入され、電気を作っていました。時代が進んでも、そのまま2種類の周波数の電気が作られるようになったため、地域によって違いが生まれたのです。

 ただし、「周波数のせいで直通運転が不可能」というわけではありません。例えば、東京と敦賀を結ぶ北陸新幹線では、走行ルートの都合上、周波数が3回切り替わります。そのため、使用する車両には両方の周波数に対応できる機器を搭載。逆にいえば、対応機器を搭載していない車両は、同じ東日本側を走る新幹線であっても、北陸新幹線のルートを走行できないということになります。

 両方の周波数に対応した機器の必要性からも分かる通り、東海道新幹線・東北新幹線の直通運転には多額の設備投資が欠かせません。加えて、東海道新幹線が過密ダイヤであることも考慮すると、直通運転の実現は大変難しいのが現実。実際、過去に直通の計画はあったものの、JR東海側がダイヤなどの理由から消極的で、実現しなかったといいます。

 利用者としてはもっと便利になってほしいところですが、東海道新幹線・東北新幹線が直通ではないのには、さまざまな理由があるようです。次に新幹線に乗るときには、歴史に思いを馳せながら乗り換え時間をゆっくり楽しんでみるのもよいかもしれませんね。

オトナンサー編集部

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