道路つくるので鉄道運休「もう1年」そのコストは? 難航中の“高規格道路”進捗あきらかに 異例の運休すでに3年超
- 乗りものニュース |

国土交通省東北地方整備局は2025年8月、事業評価監視委員会を開催し、山形県で事業中の高規格道路「新庄酒田道路」について進捗を共有しました。
鉄道運休「延長」 もうすぐ終わるか…?
国土交通省東北地方整備局は2025年8月、事業評価監視委員会を開催し、山形県で事業中の高規格道路「新庄酒田道路」について進捗を共有しました。
高屋道路の高屋トンネルと接する有田沢橋。高屋トンネルは貫通済みだ(画像:山形河川国道事務所)。
新庄酒田道路はその名の通り、山形県内陸部の新庄と海側の酒田を東西に結ぶ約50kmの道路。最上川沿いの国道47号のバイパスとして建設されています。新庄側は東北中央道から10.4km(新庄南バイパス、新庄古口道路)、酒田側は日本海東北道から12.7km(余目酒田道路)が開通済です。
この工事に伴い、並行して走るJR陸羽西線は新庄-余目間の全線で運休し、2022年5月からバスによる代行輸送となっています。建設中の高屋トンネルが、陸羽西線のトンネルと最小わずか3mという離隔で近接して交差することから、安全確保に課題があるためです。ただ工事の難航から、当初2024年度までとしていた運休期間は、2025年度へずれ込んでいます。
今回、事業評価が行われたのは新庄酒田道路のうち「高屋道路」3.4kmと、「戸沢立川道路」5.8kmの2区間です。後者は2023年度からスタートし、事業進捗率は約3%ですが、陸羽西線の運休理由ともなっている前者は2016年度の事業化から今年3月末までで約85%まで進捗しています。
事業費については全体で185億円増額の約690億円になるとのこと。うち、高屋トンネルの工事延長に伴う費用が15億円とされています。当初は1日あたり2mの掘進を想定していましたが、地山が硬いため1日あたり0.5mに留まりました。この掘進量の低下による増額が14億円、バス代行の期間延長による増額が1億円だそうです。
このほか、戸沢立川道路のトンネル支保工の変更による増額が71億円、物価上昇などによる増額が79億円などと見積もられています。
それでも、新庄酒田道路を整備することによる時間信頼性の向上効果を貨幣換算すれば、50年で約111億円の効果が見込まれる、などと試算されています。2024年7月の大雨時など、国道47号現道は過去10年で49回もの全面通行止めが発生しているといい、信頼性の高い新庄酒田道路の整備によって費用便益分析に含まれない多様な投資効果も見込めるとしています。
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