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スペイン代表メンバーって誰がいるの? 現在の主力は? イニエスタ代表引退後、気になる中盤の構成は…【編集部フォーカス】

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現在のスペイン代表にはどのような選手が揃っているのか【写真:Getty Images】
現在のスペイン代表にはどのような選手が揃っているのか【写真:Getty Images】

2010年・南アフリカワールドカップ制覇、2008年と2012年の欧州選手権(EURO)制覇を果たすなど、一時代を築いたスペイン代表。しかし、ここ最近は2016年のEUROや昨年のロシアW杯で早々に大会から姿を消すなど、低迷が続いていた。それでも、同国は先月にEURO2020本大会出場を決めるなど、王座奪還に向け順調な歩みを見せている。今回は、そんなスペイン代表のメンバーを基本フォーメーションからポジションごとに紹介していく(代表成績は10月15日のスウェーデン代表戦終了時のもの)。

GK

 2010年・南アフリカワールドカップ制覇、2008年と2012年の欧州選手権(EURO)制覇を果たすなど、一時代を築いたスペイン代表。しかし、ここ最近は2016年のEUROや昨年のロシアW杯で早々に大会から姿を消すなど、低迷が続いていた。それでも、同国は先月にEURO2020本大会出場を決めるなど、王座奪還に向け順調な歩みを見せている。今回は、そんなスペイン代表のメンバーを基本フォーメーションからポジションごとに紹介していく(代表成績は10月15日のスウェーデン代表戦終了時のもの)。

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ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
生年月日:1990年11月7日(29歳)
代表成績:41試合出場/28失点

 長くスペイン代表で活躍した名GKイケル・カシージャスの後継者として、現在の同国代表で正守護神を担うダビド・デ・ヘア。難しいシュートを誰もが驚くようなセービングで防ぎ、足下の安定感も抜群と、世界でも屈指の実力を持つ選手だ。所属するマンチェスター・ユナイテッドでも不動の存在として活躍しており、2017/18シーズンにはプレミアリーグの「ゴールデングローブ賞」も受賞。今年2月にはプレミアリーグ通算100試合目となるクリーンシートも達成している。

 ただ、昨年行われたロシアワールドカップで低調なパフォーマンスに終始したデ・ヘアは、その後のリーグ戦などでもらしからぬミスを連発するなど、ここ最近は調子を落としている。これまで「神セーブ」でチームを幾度となく救ってきたのは紛れもない事実だが、そのあたりは少し気になるところ。来年行われる欧州選手権(EURO)という大舞台に向けて、本来の調子を取り戻してもらいたいところだが…。

DF

セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)
生年月日:1986年3月30日(33歳)
代表成績:168試合出場/21得点7アシスト

 言わずと知れたスペイン代表不動の守備職人。対人戦の強さや攻守で輝きを放つ空中戦の強さなどはピカイチで、最終ラインから発揮される高いリーダーシップはチームにとって必要不可欠なものとなっている。ワールドカップ4大会、欧州選手権(EURO)3大会出場を誇るなど大舞台での経験も豊富。所属するレアル・マドリーでも数々のタイトルを獲得しているなど、「勝ち方」を知っている存在だ。まさに、スペイン代表の「顔」的な選手であるといっても、過言ではないだろう。

 ロベルト・モレノ監督の下でも不動のキャプテンとして活躍するS・ラモス。スペイン代表での通算168試合出場はGKイケル・カシージャスを上回る同国史上最多の記録だ。また、スペイン代表ではこれまで21得点を叩き出している同選手だが、これは同国代表における10位タイとなる成績。センターバックを本職としながらも高い得点力を発揮しており、攻守両面で輝きを放っていると言えるだろう。来年のEUROで王座奪還を目指すスペイン代表だが、その目標達成にこの男の活躍は欠かせない。

イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
生年月日:1991年5月17日(28歳)
代表成績:10試合出場/0得点0アシスト

 2010/11シーズンにレアル・ソシエダBでデビューを果たしたレフティー。身長は182cmとセンターバックの中では小柄だが、足下の安定感は抜群で、大きなブレがないのが魅力的な選手だ。サイドバックを務めることができるなど柔軟性も兼備。過去にはマンチェスター・シティやバルセロナが獲得に動いたとされているなど、ビッグクラブからも注目を集めていた。そんな同選手は、昨年1月にソシエダからアスレティック・ビルバオへ移籍を果たしている。当時は「禁断の移籍」として、大きな話題となっていた。

 スペイン代表デビューは2013年8月に行われた親善試合のエクアドル代表戦。しかし、それ以降は代表からまったく声がかからなくなり、ワールドカップやEURO出場なども逃し続けてきた。それでも、ロシアワールドカップ以降、再び招集を受けるようになると、UEFAネーションズリーグやEURO予選などで継続的に試合に出場。ルイス・エンリケ監督やロベルト・モレノ監督の信頼を掴み取った。ただ、まだ完全に主力に定着したとは言い切れず、現在はDFマリオ・エルモソなどと激しい定位置争いを繰り広げている。

ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
生年月日:1992年1月11日(27歳)
代表成績:23試合出場/0得点4アシスト

 スペイン代表、そしてレアル・マドリーでも不動の右サイドバックとして活躍する27歳。豊富なスタミナと強靭なメンタリティーの持ち主であり、90分間ハードにプレーすることを厭わない選手だ。攻撃面では積極的な攻め上がりからクロスなどで好機を演出、守備面では的確なカバーリングなどでピンチを救うなど、攻守両面でチームにもたらすものは多い。身長は173cmと大柄ではないが、簡単に当たり負けしないフィジカルの強さもストロングポイントだ。

 スペイン代表デビューを果たしたのは2014年となっているカルバハルだが、現在までに同国代表で出場した試合数は「23」とかなり少ない。これは、度重なる負傷の影響で離脱を強いられているのが大きな原因となっており、EURO2016出場もそうした不運によって見送りとなっている。昨年のロシアワールドカップには無事に出場できた同選手だが、来年のEURO出場は自身の大きな目標であると見ていいだろう。すでにチームの本大会行きは決まっており、あとは万全な状態を維持するだけだ。

ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
生年月日:1989年3月21日(30歳)
代表成績:70試合出場/8得点12アシスト

 ブラジル代表DFのマルセロにも引けを取らない超攻撃的サイドバック。抜群のスプリントと足下のテクニックを兼ね備えており、DFながら攻撃のセンスは非常に高い。所属するバルセロナでもFWリオネル・メッシらと抜群の連係を見せるなど、スペースに飛び込む動きとタイミングなどは世界でもトップレベル。一度スピードに乗らせると止めるのが困難な選手と言っても過言ではなく、左サイドバックとして世界でも屈指の実力を持っていることは間違いない。

 スペイン代表としては、これまで70試合に出場。2012年には同国のEURO制覇にも大きく貢献している。ロシアワールドカップ終了後、ルイス・エンリケ監督が就任してからは同指揮官との確執が報じられ、代表に招集されないといったこともあったJ・アルバだが、昨年11月にようやくスペイン代表に呼ばれると、以降も継続して同チームに名を連ねている。現在は負傷中ということもあり、11月シリーズの招集は見送られているが、復帰すれば再び頼もしい存在として活躍してくれるはずだ。

MF

セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
生年月日:1988年7月16日(31歳)
代表成績:115試合出場/2得点7アシスト

 世界でも屈指の実力を持つ選手と称され、スペイン代表やバルセロナの黄金期を支えてきた長身MF。抜群のポジショニングで攻守のバランスを整え、パスや相手を剥がすボールコントロールを武器に中盤で目立たずとも違いを生みだすことができる。チームの「心臓」といっても過言ではなく、その技術や状況判断力は真似しようと思っても難しいのが事実だ。ワールドカップ3大会出場を誇るなど経験も豊富で、若手選手からすればお手本中のお手本となる選手である。

 現在31歳となったブスケッツだが、スペイン代表にはロシアワールドカップ以降も継続的に招集されており、かつてバルセロナでも共闘したルイス・エンリケ監督、そしてロベルト・モレノ監督の下でベテランらしい存在感を放っている。ただ、全盛期に比べるとやはりパフォーマンスの波が激しくなってきた印象は否めず、所属するバルセロナでもMFフレンキー・デ・ヨングにその地位を脅かされ続けている。スペイン代表でも同ポジションにはマンチェスター・シティに所属するMFロドリという実力者がおり、アンカーとしての地位が安泰と言えないのが事実だ。

チアゴ・アルカンタラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
生年月日:1991年4月11日(28歳)
代表成績:36試合出場/2得点7アシスト

 ジョゼップ・グアルディオラ監督が惚れ込んだ世界屈指のプレーメーカー。柔らかいボールタッチと精度の高いパスを武器に一瞬で違いを生み出すことができるなど、オフェンスセンスは抜群だ。また、効果的なサイドチェンジや相手の隙を見逃さず、スペースにドリブルで侵入していくなど状況判断力にも優れる。シャビやアンドレス・イニエスタの「後継者」といった呼び声も高く、まさにスペインが生んだ最高級のMFだ。

 スペイン代表としてはこれまでに36試合出場で2得点7アシストという成績を収めているチアゴ・アルカンタラ。負傷癖があり、継続して高いパフォーマンスを発揮することができないのはマイナスポイントだが、同国代表では本職のインサイドハーフ以外にもアンカーを務めるなど、チーム戦術によって柔軟な対応を見せることができる貴重な存在だ。9月に行われたEURO予選のフェロー諸島代表戦では2アシストを記録し、チームの4-0大勝に大きく貢献。今後も引き続き、輝きを放ってくれるだろう。

ファビアン・ルイス(ナポリ/イタリア)
生年月日:1996年4月3日(23歳)
代表成績:5試合出場/0得点2アシスト

 いま注目を浴びる若手選手の一人であると言っても過言ではない。ナポリに所属するファビアン・ルイスは今夏に行われたU-21欧州選手権で大会MVPに輝くなど、全世界にその名を示した逸材だ。身長は189cmと大柄で、フィジカルの強さなどをもちろん兼ね備えるが、足下のテクニックにも優れており、リズムを変えるパスやプレスを剥がす抜群のタッチなどで相手を無力化することができる。23歳にしてそのセンスは研ぎ澄まされていると言ってもよく、現在はバルセロナやレアル・マドリーといった数多くのビッグクラブが熱視線を注いでいる。

 スペイン代表デビューを果たしたのは6月のEURO予選・フェロー諸島代表戦。その時は途中出場でわずか16分間のプレーに留まったが、同月10日のスウェーデン代表戦で先発入りを果たすと、アシストを記録し、フル出場も果たした。同選手を先発に抜擢したルイス・エンリケ監督はその試合を最後に代表指揮官の座を退いたが、後任のロベルト・モレノ監督の下でもF・ルイスは躍動。先月のスウェーデン代表戦でも再びアシストを記録するなど、主力に定着しつつある。勢いは十分だ。

FW

ロドリゴ・モレノ(バレンシア)
生年月日:1991年3月6日(28歳)
代表成績:22試合出場/8得点2アシスト

 バレンシアで活躍する28歳のアタッカー。相手の裏へ抜け出すスピードとそこから繰り出されるパンチ力のあるシュートを武器に持ち、一瞬でゴールに向かうことができる恐ろしい選手だ。また、FWながら中盤の位置に降りてゲームの組み立てに参加することも多く、ボールを引き出してチャンスメイクをする能力も兼備。カウンターでもポゼッションスタイルでも特徴を出せるレベルの高いプレイヤーだと言えるだろう。

 昨年行われたロシアワールドカップでは3試合で途中出場を果たしたが、残念ながら結果を残すことはできなかった。しかし、同大会以降は主力に定着すると、持ち味を発揮。ロシアW杯終了時点ではスペイン代表で2得点しか挙げることができていなかったが、昨年9月から現在までに6得点を叩き出している。スペイン代表ではCF、右ウィングと交互に起用されることが多く、良い意味でポジションが定まっていない。指揮官の信頼が厚いことは確かだ。

ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
生年月日:1997年4月21日(22歳)
代表成績:6試合出場/1得点1アシスト

 レアル・ソシエダで10番を背負う若きアタッカー。左右のウィング、CF、トップ下と攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という柔軟性を兼ね備え、切れ味鋭いドリブルや視野の広さを生かしたチャンスメイクなどで決定的な仕事を果たすことができる選手だ。「ラ・レアルのレジェンド」であるシャビ・プリエトから10番を受け継いだ昨季はリーグ戦で13得点を記録。これはチーム内で最多の数字となっていた。

 オヤルサバルがスペイン代表デビューを果たしたのは2016年5月のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦。この時同選手はまだ19歳であった。それ以降しばらくはU-21スペイン代表を主戦場としていたオヤルサバルだが、今年6月に久しぶりのフル代表招集を受けると、同月10日のスウェーデン代表戦でゴールを記録。それ以降は継続して起用されるなど、主力に定着した。今後のスペイン代表を背負っていく存在になることは間違いなく、引き続きその活躍から目が離せない。

アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
生年月日:1992年10月23日(27歳)
代表成績:31試合出場/16得点4アシスト

 アトレティコ・マドリーで活躍する長身FW。身長190cm、体重84kgという恵まれた体躯を生かしたポストプレーの上手さを兼ね備え、ボックス内で発揮する強さも持ち味の一つだ。また、ただ前線に張るだけではなく、相手の裏のスペースへ走り込んだり、ドリブルで守備陣を突破するなどの動きで違いを生みだすことも可能。前線で様々な役割を果たすことができるオフェンスセンスに優れたストライカーだと言えるだろう。

 昨年行われたロシアワールドカップへの出場は逃したモラタだが、同大会終了以降は継続的に招集を受けており、1トップとして奮闘中。EURO予選ではここまで4試合の出場で3得点1アシストを記録中と、ゴールに絡み続けている。9月と10月シリーズは負傷などの影響で招集外となっていたモラタだが、11月シリーズでは代表に復帰。所属するアトレティコ・マドリーでは公式戦6試合連続得点中と絶好調を維持していたため、良い状態でスペイン代表に合流することができそうだ。

フォーメーション

▽GK
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)

▽DF
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)
イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
ジョルディ・アルバ(バルセロナ)

▽MF
セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
チアゴ・アルカンタラ(バイエルン・ミュンヘン)
ファビアン・ルイス(ナポリ/イタリア)

▽FW
ロドリゴ・モレノ(バレンシア)
ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)

▽監督
ロベルト・モレノ

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