メンタル安定、自律神経も調整 「ウオーキング」が体にもたらす影響を柔道整復師に聞く
- オトナンサー |

早朝や夜、仕事帰りなど、「ウオーキング」を楽しんでいる人は少なくないと思います。また、健康のために「ウオーキング」を始めようかなと考えている人もいるかもしれません。「ウオーキング」には、新陳代謝の向上、血行促進、骨の強化、自律神経の調整やメンタルの安定など良い効果が期待できると語る、匡正堂齋藤整骨院 永福で院長を務める柔道整復師の齋藤洋一郎さんに、「ウオーキング」の効果や、間違った歩き方、効果を正しく得られる方法などについて、解説してもらいました。
Q.「ウオーキング」が体にもたらす効果について教えてください。
齋藤さん「歩くことで体に与えるよいことは、枚挙にいとまがありません。“人間の構造的にも、機能的にも、精神的にも”よいことだといえ、『新陳代謝の向上』『血行促進』『骨の強化』『自律神経の調整、メンタルの安定』といった効果が期待できます。
(1)新陳代謝の向上
基礎代謝を上げると、消費エネルギー量が増えて太りにくくなる上に免疫力も上がり、健康を維持しやすくなります。ダイエットをしたい人は、意識して積極的に歩くようにしましょう。
(2)血行促進
歩いて血行がよくなると心臓から血液が行きわたりやすくなり、それぞれの細胞が必要とする栄養素が充分に供給されて、疲労の回復や日常生活の質そのものが向上します。
(3)骨の強化
歩くときにかかる負担が骨を強くします。骨密度の増加にもつながり、骨折などのけがのリスクを減らすことも可能です。また、バランス感覚が養われるため、転倒防止にも一役買うことができます。
(4)自律神経の調整、メンタルの安定
リラックス効果をもたらす物質が分泌されて、メンタルにも効果的です。その他「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが活性化され、ストレスの軽減や集中力を高めるともいわれています。
一口に『歩くことはよい』と言っても、間違った歩き方をしていてはあまり意味がありません」
Q.では、間違った歩き方とは、どのような歩き方なのでしょうか。
齋藤さん「よい効果を得るためには両手、両足の四肢すべてが連動して動いていることが必要な条件です。『ペタペタ(ちょこちょこ)歩き』といった、つま先からかかとまでが同時に接地される歩き方や膝下だけを動かして歩いている状態はよくありません。また、スマホをしながら、犬の散歩をしながら、買い物しながら…といった『ながら歩き』は、歩くこと以外に意識が向いている状態で、よい歩き方とは言えません。四肢を動かす意識を持って歩くことが大切です」
Q.効果を正しく実感できる歩き方と、そのコツを教えてください。
齋藤さん「手足が“連動”するように歩くことです。両手、両足を丁寧に動かして、視線は遠くを見るように意識しましょう。一般的には早く歩くことはよいとされる傾向がありますが、まずゆっくりと歩幅を大きく歩くことを優先し、慣れてきたら速度を上げるとよいです。また、『なるべく軽量のもの』『クッション性が高いインソールが入っている』といった歩くときの靴選びも重要です。固いアスファルト上を歩くと想定した時にクッション性の高いインソールであることは最低条件だといえます。クッション性がない靴は下から受ける衝撃をそのまま受けてしまい、それに対する防御反応として股関節が内旋して反り腰を助長してしまう可能性が考えられます。また、会社への往復を“歩く時間”としている人は、ビジネスライクで機能的なシューズも販売されているので、自分に合った靴選びを行いましょう」
オトナンサー編集部
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