【漫画】つい“苦手な人”のことを何度も考えてしまう女性　くよくよしなくなった“きっかけ”に「納得」＜作者インタビュー＞

　考え方の変化について描いた漫画「苦手な人への対処法」が、Instagramで1800以上のいいねを集めて話題となっています。

　苦手な人がいると、ついその人のことを考えてモヤモヤしてしまう女性。しかし、「苦手な人のことを考えている時間がもったいない！」と気付きました。考えを変えるきっかけになったのは…。読者からは、「納得できました」「明日への活力になった」などの声が上がっています。

くよくよしてしまう自分に気付き…

　この漫画を描いたのは、会社員兼イラストレーターのいとりさんです。日常の出来事や旅行記を漫画にして、Instagramやnoteで発表しています。いとりさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.このエピソードを漫画に描いた理由を教えてください。

いとりさん「自分が真剣に悩んでいることなのに、人に話すとあまり大きな問題じゃないと言われることがあり、『ひょっとしたらモヤモヤや悩みの多くは、自分の考え方のせいなのかも』と思ったのがきっかけです」

Q.自分が「言えずにモヤモヤしてしまう」タイプだと自覚したのは、いつごろでしたか。

いとりさん「数年前に結婚したのですが、夫とけんかしたときなどに、夫は翌日何事もなかったように過ごしているのに、自分はいつまでもくよくよ悩んでいることが何回かあり、『楽しいことよりも、嫌なことを何度も反すうして、自分で自分を苦しめているのかも』と自覚しました」

Q.「目からウロコが落ちた」という心理学の本は、どのような経緯で読んだのでしょうか。

いとりさん「自分の考え方の偏りや、不安がる気質を治したくて読んだ、何冊かのうちの一冊です」

Q.「気にし過ぎない」と分かっていても、気にしてしまうことはありますか。

いとりさん「たくさんあります。人の言葉の裏を読み過ぎたり、少しの冗談に傷ついたり…。本当は大ごとじゃないと分かっていても、いまだに気にしてしまいます。特に忙しくて体が疲れているときは、ネガティブになる気がします」

Q.新しい考え方をするようになって、どのような変化がありましたか。

いとりさん「『あ、今嫌な顔したな』とか『こんなこと言ったら嫌われるな』と思う瞬間はまだまだ多いのですが、『嫌われたって別にいいや』『何でもかんでも理解してもらわなくっていいや』と思えるようになりました。くよくよ考え過ぎない癖がついたと思います」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

いとりさん「『期待し過ぎないからこそ、言葉で伝えるのが大事ですね』や、『共感しました。嫌なことを何回も反すうしてしまっていたけど手放したいと思いました！』など、共感のコメントやDMをもらい、うれしかったです！　コメントやDMで漫画の良かったところを気付かせてもらうこともよくあり、とてもありがたいです」

オトナンサー編集部

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