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ガッキー、長澤、蒼井優…やってそうでやってない大物女優の「朝ドラ」を見たい!

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「スカーレット」主演の戸田恵梨香さん(2019年3月、時事通信フォト)
「スカーレット」主演の戸田恵梨香さん(2019年3月、時事通信フォト)

 NHKの連続テレビ小説「エール」がコロナ禍の影響で休止中です。しかし、5月には来年度前期の「おかえりモネ」のヒロインに清原果耶さんが決まり、早くも話題になりました。今年度後期には、杉咲花さんが主演する「おちょやん」も控えています。朝ドラはやはり、国民的関心事なのでしょう。

 そんな朝ドラのヒロインはかつて、新人もしくはそれに近い女優がオーディションを経て“抜てき”されるものでした。が、2006年前期の「純情きらり」において、すでに実績のあった宮崎あおいさんがオーディションなしで指名され、結果を残します。この“指名”パターンが近年はむしろ主流なのです。

 朝ドラ100作目の記念作品「なつぞら」(2019年度前期)の広瀬すずさんもそうでした。また、前出の杉咲さん、清原さんは朝ドラの助演を経験した上で指名されています。つまり、ヒロイン以外の役で評価を高めた上での“内部昇格”パターンでもあるわけです。

指名や内部昇格にある安心感

 抜てきに比べ、指名、さらには内部昇格という選び方には安心感があります。無名女優をヒロインにすることによるリスクが避けられ、また、枠になじんだ人を使うことで朝ドラらしさも確保できるからです。

 ただその分、サプライズ感や新鮮さに乏しいのも事実。そこで、ある提案をしてみたいと思います。昔ほど高視聴率が取れなくなった今、無名女優をいきなり起用するのは難しくても、前作「スカーレット」(2019年度後期)の戸田恵梨香さんのようなパターンなら、いつもと違うテイストが示せるのでは、という提案です。

 というのも、彼女は朝ドラをやっていそうでやっていない大物女優の一人でした。子役時代には出演経験があるものの、19年も前のこと。「スカーレット」では年齢的に10代を演じるのは大変なのではと言われつつ、演技力で乗り切り、母親となって息子の闘病と対峙(たいじ)する中年期の芝居ではファンを大いにうならせたものです。

 つまり、この年代のトップ女優なら、ハタチ前後の若手女優が苦労しがちな、実年齢以上の時期もうまくこなせる可能性が大きく、それが新たな朝ドラヒロイン像の構築にもつながるのではと感じるのです。

 このパターンにハマりそうな女優、ほかにいないかと探してみたら、新垣結衣さんがいました。「朝ドラに主演で出てほしい!女優ランキング」などでは1位に選ばれるほどですが、朝ドラ経験は一度もありません。NHKのドラマ自体なぜか縁が薄く、3年前に2話形式の作品に出たことがあるだけです。

 とはいえ、「NHK紅白歌合戦」には2度、審査員として登場。2016年に「恋ダンス」を審査員席でちらっと披露した際には、この流れで朝ドラヒロインもあるのではという見方も飛び出しました。

 なお、同じ事務所では「なつぞら」に福地桃子さんが出演。現在の「エール」には男性ですが、中村蒼さんが出演中です。

 さらにさかのぼると、「あまちゃん」(2013年前期)で能年玲奈(現・のん)さんがヒロインを、「まれ」(2015年前期)で清水富美加(現・千眼美子)さんがヒロインの親友役を務めました。この2人はその後、この事務所を離れましたが、思えばこのあたりが、新垣結衣さんによる朝ドラが実現しそうなタイミングだったのかもしれません。

長澤まさみ、綾瀬はるか、蒼井優…

 そしてもう一人、やっていそうでやっていない大物女優としては長澤まさみさんがいます。ただし、こちらは中3で1度、朝ドラを経験していますし、大河ドラマには3作出演。女忍びの役を2度やった後、「真田丸」でヒロインを演じました。脚本家の三谷幸喜さんには「忍者役のオファーしか受けないのかと思ってた」などとツッコミを入れられていたものです。

 しかも、彼女の事務所はこれまで、沢口靖子さんに斉藤由貴さん、田中美里さんといった朝ドラヒロインを輩出してきました。作品はどれもヒットしています。

 新垣さんも長澤さんも、もしヒロインになれば、大人の女性のリアルな葛藤を自然体で演じてくれそうです。また、最近の長澤さんは、怪演的な弾けた芝居も得意にしていますし、朝ドラに新風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。

 他には、綾瀬はるかさんの主演を期待する声もよく聞きます。彼女の場合、田舎のお年寄りにも大人気ですから、ヒットの確率は高いことでしょう。ただ、大河やスペシャルドラマなど、NHKでの主演経験が豊富な分、サプライズ感には乏しいかもしれません。

 それよりはむしろ、蒼井優さんの朝ドラを見てみたい気がします。大河「龍馬伝」に出演したことはありますが、映画女優のイメージが強く、また、既婚者であることから、そこを生かした新鮮な演技も期待できそうです。

 ちょっと上の世代では、米倉涼子さんも面白い存在です。現在44歳ですが、過去には藤山直美さんが47歳で主演したこともあるので、まだまだいけます。大河「武蔵 MUSASHI」でヒロインを務めたことはあるものの、もう17年も前の話。今春には独立して個人事務所を開設するなど、節目の時期でもあり、もしヒロインが実現すれば、転機にふさわしい意欲的な芝居を見せてくれるに違いありません。

 今回は30代以上の女優に絞って考えてみましたが、20代にも朝ドラ色のない人はいます。例えば、橋本環奈さんや新木優子さん。こういう人がヒロインを務める朝ドラも、独特な魅力が生まれることでしょう。

 長い歴史を誇るとはいえ、まだ100人程度しかいない朝ドラヒロイン。さまざまなタイプの女優によるドラマをこれからも楽しみに見ていきたいものです。

作家・芸能評論家 宝泉薫

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