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妻の口が悪く子どもが真似するように。注意しても直る気配がない⇒二児の父 古坂大魔王さんが「奥さん負担を減らして」と言う理由は?

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お笑い芸人や音楽プロデュース、テレビ番組のMCなど、多忙な毎日を送りながら、2児のパパとして育児に奮闘する様子をSNSで積極的に発信している古坂大魔王さん。同じように育児や夫婦関係のことで悩んでいるパパ・ママのお悩みに、ズバッと切り込みます。

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今回のお悩み

古坂さんの回答

口の悪さはどれくらい?

まず、奥さんはちょっと口が悪いだけなのか、お子さんが傷つくほど悪く言ったり怒鳴ったりしてしまっているのかによって、取るべき対応がまったく違ってくると思います。

もしもほんの少し口が悪いだけだとしたら、僕ならあまり気にしません。実はうちの実家では、少し毒舌なのが普通だったからです。もちろん、程度問題だとは思いますから、僕なら気になる場合は奥さんに繰り返し穏やかに言い方を変えることを提案し続けます。

また、子どもが真似した場合、やはり気になるほどなら言い方を変えるよう伝えます。特に他人に向かって口が悪くなってしまったら、家と外を区別するよう伝えるのが大事です。「家のなかならまだしも、外で同じようにすると、他人を驚かせたり傷つけたりするからやめようね」と教えると思います。

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ちなみに僕も妻も口は悪くないと思うんですが、僕が家のなかで変なギャグを言うことはあります。たとえば、「ケツ〜」とか「うんこ〜」とか(笑)。こうしたネタを家で言うと妻は突っ込んでくれるし、子どもたちも笑ってくれます。我が家の場合は、家族だけの内輪の会話が、理想と多少違っても問題ないんです。

でも、僕が家族の内輪ネタを外で言ったりすると、子どもは「そんなことを外で言わないで!」と怒ります。もうちゃんと家と外を使い分けているのです。これは僕が教えたのではなく、妻が教えたことですが……(笑)。

奥さんにかかる負荷を減らそう

一方、奥さんが明らかに悪い言葉でお子さんを傷つけている場合は、お子さんの心のケアが先決です。お子さんがどう思っているのか、よく話を聞いてあげてください。その結果を踏まえて、夫婦二人だけで真剣に話し合う必要があります。虐待にあたるケースも考えられるからです。

ただ、ここで大事なポイントは、同時に「奥さんに負荷がかかりすぎていないか」どうか振り返ること。女性は妊娠・出産という身体に負担がかかる大変な期間を経て、すぐに授乳などの子育てが始まるため、何年も体調不良や疲れを引きずることが少なくありません。

もしも、そのうえ子育ても家事も多く担当しているのだとしたら、イライラが増えてしまっても仕方がないでしょう。人は誰でも家事や仕事や子育てで忙しかったり、そのせいで慌てていたり、心身ともに余裕がなかったりすると怒りっぽくなるからです。

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たとえば、奥さんがお子さんに「全然片付けてないじゃない、バカなんだから!」と怒鳴ったとします。それはもしかしたら、らーくらーくさんにも言っているのかもしれません。今回の相談では、らーくらーくさん夫婦の家事や子育ての分担について何も書かれていなかったのでわかりませんが、もしかしたらご自身も奥さんに負担をかけてしまっているのかも、という点もぜひ振り返ってみてください。

共働きなのに多くの家事と子育てを妻だけに負わせている旦那さん、酒癖が悪くて迷惑をかけている旦那さんの話は珍しくなく、いろいろな可能性が考えられるからです。

いずれにしても、らーくらーくさんが自分のことは自分でしっかりやり、さらに家事や子育てを今まで以上に多く負担して、奥さんに少しゆっくり休んでもらうのもいいかもしれません。

さまざまな方法を試してみて

僕はこのご相談を最初に見たとき、奥さんの口が悪いのを嫌がっているのは、お子さんなのか、らーくらーくさんなのか、それとも両方なのか、ちょっと考え込んでしまいました。その辺りがよくわからなかったからです。

もしも家庭内が殺伐としているのが嫌なのだとしたら、口の悪くなったお子さんを抱きしめて「どんなときも大好きだよ。ただ、もう少しやさしい言葉で話せたら、パパはもっとうれしいな」と穏やかに伝えてあげてください。

「口の悪い子は嫌われるよ」と脅しを与えるのではなく、「そのままで大好きだけど、さらにこうしたほうがもっといい」と無条件の愛を伝えたうえで注意を与えるのがポイントです。できたら、奥さんも抱きしめて同じことを言ってみてはどうでしょうか。少しは状況がよくなるかもしれません。

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また、奥さんがお子さんを口悪く注意する前に、らーくらーくさんがやさしく諭すというのもひとつの手です。たとえば、お子さんが奥さんに我儘を言っているとします。奥さんが怒ってしまいそうだと思ったら、すかさず次のように注意するんです。

「そんな我儘を言ったらママが疲れてしまうよ。ママはもう十分にいろいろやってくれているでしょう」という風に。それでも奥さんが怒ってしまったら、「今は僕が叱るから大丈夫。二人で同時に叱ると逆効果みたいだから、僕に任せて」と伝えてみましょう。

このとき、絶対に言ってはいけないセリフがあります。それは「ママに怒られるよ!」。ママを悪者にするのではなく、きちんと自分の責任において子どもを諭してください。それでもダメなら、奥さんと一緒にカウンセリングに通うなどの方法もあります。まずは奥さんの置かれている状況や抱えているものを把握して、いろいろと試してみてくださいね。

今回の結論!

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古坂大魔王さんプロフィール

1973年7月17日生まれ。青森県出身。1992年にお笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。現在は、芸人、音楽プロデューサーのほか、文部科学省・CCC大使、総務省・異能vation推進大使を務めるなど、マルチな才能を活かして活躍中。2児の父。NHK Eテレ『すくすく子育て』をはじめ、多数のバラエティ・情報番組に出演中。プロデュースするピコ太郎の公式YouTubeチャンネル内に幼児向けコンテンツ「ピコスタキッズ」を開設した。

ピコ太郎のYouTubeチャンネル『-PIKOTARO OFFICIAL CHANNEL-"PIKO ST KIDS"』
Twitter @kosaka_daimaou

(取材・文:大西まお、撮影:天田輔[インタビュー]、佐藤登志雄[タイトル・結論]、編集:マイナビ子育て編集部)

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