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新NISA「SBIと楽天の両方で口座開設」の裏ワザは可能? 投資で失敗しやすい人にありがちな“特徴”とは

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投資で失敗しやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)
投資で失敗しやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)

投資で失敗しやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)投資で失敗しやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)

 新NISAを始める人が増えていますが、将来に向けて資産を増やすために、自身だけでなく家族にも新NISAを始めるよう勧めるケースもあるようです。もし家族で新NISAを活用する場合、証券会社は統一した方がよいのでしょうか。投資で失敗しやすい人にありがちな特徴も含め、資産運用の支援事業を行う、Financial DC Japan社長の岩崎陽介さんに聞きました。

証券会社を統一する必要はなし

Q.「父はSBI証券、息子は楽天証券」といったように、家族で別々の経済圏を使うのと、1つに統一するのとでは、どちらが効率的なのでしょうか。

岩崎さん「『効率』をポイント還元の最大化という意味で捉えるなら、正直なところ、家族でどう分けても大きな差はつきません。ポイント還元は数%で、世界経済の成長を取り込む20年・30年の運用リターンに比べたら、誤差のようなものです。そこの最適化に労力をかけるより、良質なファンドを長期でほったらかすという本質に集中した方が、はるかに効いてきます。

その上で整理すると、家族で経済圏を統一するメリットは、家計全体のお金の流れや資産状況を、一つの経済圏・証券会社で見える化しやすいことです。管理がラクになりますし、普段よく使う経済圏、例えば楽天のサービスをよく使うご家庭なら楽天、などに寄せれば、生活でたまるポイントと投資でたまるポイントが合算され、使い勝手もよくなります。

別々にするメリットは、ご夫婦で普段使う経済圏が違う場合に、それぞれが慣れた経済圏に合わせられることです。日常の買い物まで含めたポイント効率は、その方が良くなります。

ただ、私が一番お伝えしたいのは、経済圏を統一するかどうかより、『家族で同じ投資方針を共有しておくこと』の方が、ずっと大事だということです。

私はいつも『家族でマネー会議をしておきましょう』とお伝えしています。なぜなら、暴落が来たときに、事情を知らないご家族から『それ、大丈夫なのか』と止められて、せっかくの計画が崩れてしまうことがあるからです。平時のうちに『なぜ長期で持ち続けるのか』を家族で共有しておくとよいでしょう。

経済圏の統一・分散は生活スタイルと管理のしやすさで決めればよく、それより家族の足並みがそろっていることの方が、長期投資の成否を分けます」

Q.ちなみにポイントをダブルで獲得するために、SBIと楽天の両方に新NISA口座を作る裏ワザはあるのでしょうか。

岩崎さん「結論から言うと、その裏ワザは(NISAについては)成立しません。 NISA口座は1人1口座が原則で、すべての金融機関を通じて、同時に持てるのは1つだけです。従って、SBI証券と楽天証券の両方に、同時にNISA口座を持つことはできません。NISA枠でポイントを二重取りする、ということ自体が不可能です。

補足すると、課税口座(特定口座)であれば、SBIと楽天の両方に開設できます。理屈の上では、両方の特定口座でクレカ積立をすれば、両方のカードのポイントはたまります。ただし、それはNISAの非課税メリットの『外』、つまり課税口座での話であること、クレカ積立には1社当たり月10万円という上限があること、口座が二重になって管理が煩雑になることの3つを踏まえる必要があります。

そして、これが一番お伝えしたいことなのですが、こうした『裏ワザ』『お得技』に飛びつく姿勢こそ、投資では失敗しやすいので注意が必要です。ポイントの二重取りで得られるのは、せいぜい数%、しかも手間は増えます。

それよりも、NISAの非課税枠を、良質な世界株式ファンドで、長期にほったらかしで埋めていくこと。その方が、桁違いにリターンに効いてきます。焦って小手先のテクニックに走らず、どうか本質に時間を使ってください。

制度や各社のルールは変わる可能性があるため、最新の情報を定期的にご確認ください」

オトナンサー編集部

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