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「日本最北端への高速」どこまでできた? “日本最北の料金所”開通から23年、その先はいま? 4時間かかる旭川-稚内

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旭川~稚内250km 全通にはまだまだ

 北海道の道北エリアを南北に貫く高速道路の建設工事が進んでいます。

Large figure1 gallery11道央道。比布JCT手前の案内では直進方向に「名寄」が示されるが、道央道そのものは手前の「士別剣淵IC」が終点となる(植村祐介撮影)

 道北エリアの中心都市は旭川市ですが、北海道の土地は外部の人が想像する以上に広く、その旭川市から日本最北の自治体である稚内市までは約250kmもあります。この区間は「道央道」のほか、「名寄美深道路」「幌富バイパス」「豊富バイパス」といった高規格道路が断片的に開通していますが、旭川市から稚内市までは4時間以上を要します。

 さらに並行する国道40号の現道は市街地や山あいで線形の悪い区間が残され、厳冬期には深い雪に覆われることも考えると、その交通環境はけっして良好ではありません。そこで現在も、上記区間でのバイパス建設により、旭川市と稚内市を短絡する工事が進められているのです。

有料道路では採算とれず…「新直轄方式」で建設

 さてこの区間のうち、道央道の終点「士別剣淵IC」と、名寄美深道路の起点「名寄IC」を結ぶ24kmの整備事業が、現在本格化しています。

 この区間は1990年代に事業化されましたが、道央道が士別剣淵ICまで開通した2003年、道路公団民営化の枠組みにからみ「抜本的見直し区間」とされ、整備計画が新直轄方式に切り替えられました。つまり採算性がきわめて低く、有料方式に適さないとされ、国が無料道として建設することになったのです。したがって士別剣淵ICは延伸後も、有料区間の北端になります。

 そして2005年にはこの抜本的見直し区間が「緊急に整備すべき区間」に設定され、2007年から工事に着手、さらに複数回の事業再評価を経たのち、現在に至っています。

 計画は最高速度100km/hの片側2車線ですが、工事は暫定2車線での開通を目指し進められています。

 国土交通省ではこの道路の必要性について、「名寄市のアスパラガスの収穫量は全道一であり、約4割が苫小牧港を経由して道外へ出荷されていること」「下川町で近年栽培が盛んなフルーツトマトは約9割を新千歳空港から道外へ出荷されていること」などから、「高い鮮度を保ったまま農産品を輸送できるルートの確保が必要」としているほか、「道北エリアの救急搬送の速達性、安定性ルートの確保」も挙げています。

 さらに並行する国道40号現道での市街地の交差点を起因とする追突、右左折時の事故、郊外部における重大事故リスクの高い正面衝突事故など、道路交通の安全性も課題として挙げ、「本道路の整備により交通事故が減少することも期待できる」としています。

橋も土手もできてる! 現地の進捗は

 さて、冬本番の2026年1月、この道央道の士別剣淵IC〜名寄IC間の工事区間の状況を現地で確認してきました。

Large figure2 gallery12名寄美深道路の起点、「名寄IC」。道央道の延伸部はこのICに左方向から接続する(植村祐介撮影)

 旭川市北郊の旭川鷹栖ICから道央道に入り北上すると、つぎの旭川北ICの先で道央道最北のPAである「比布大雪PA」が現れ、さらに旭川紋別道が分岐する比布JCTに進みます。ここで道央道と国道40号現道は東西の位置を入れ替え、道央道は国道40号現道の東側の山沿いを進んで塩狩峠を越え、ほぼ直線の良好な線形を保ったまま士別市の手前で現状での終点となる士別剣淵ICに至ります。

 その先、建設が進む道央道のルートは士別市街地の東を北上、ブリヂストンのテストコースの西側を通り、名寄市の手前で再び国道40号現道と交差、その先約1kmに設けられる名寄ICで名寄美深道路に接続することになります。

 ルート上ではまず主要道や河川との立体交差部分が先行して工事着手され、その多くがほぼ完成した姿を見せています。とくに天塩川にかかる橋梁部は、遠目でもその鋼製の橋桁を確認することができました。さらにその北、士別市多寄までの田園地帯では盛り土の路盤がほぼ整備され、南北に長く横たわっています。

 この道央道の士別剣淵ICから名寄ICまでの区間の開通時期はまだ明らかにされていませんが、用地買収も進んでいること、また前述のように立体交差の構造物の建設の進捗も順調であるように思えることから、それほど遠くない時期であろうと推察できました。

 さて国土交通省では、この区間の整備により短縮できる時間は、夏季の旅行速度を70km/h、冬季の旅行速度を60km/hとした上で、夏季は12分、冬季は15分としています。ただ長距離を運転するドライバーにとっては、この24kmの区間で市街地の通過がなくなること、交差交通がなくなること、さらに冬季には路面の十分な除雪が期待できることなどから、実際に短縮される時間以上に、神経を使う運転からの解放が期待できそうです。

残る“通行止め多発”区間もバイパス建設中

 なお名寄美深道路の終点である「美深北IC」から「幌延IC」までの区間は、今後も国道40号現道に頼る状況が続きます。

 ただ国道40号現道が通る音威子府村や中川町は、名寄市や美深町を上回る豪雪地域で、天塩川沿いに沿った区間は線形が悪いだけでなく、降雪時には雪崩のおそれから通行止めの措置がとられることから、高規格道路「音威子府バイパス」の建設が進んでいます。こちらについては2025年度中の開通がアナウンスされています。

 士別剣淵IC~名寄ICと音威子府バイパスの両区間が開通すれば、旭川市と稚内市はより早く、安全な道路で結ばれることになります。ただ“最北端”までの所要時間をより短くするためにも、残る区間の高規格道路についても、早期の事業化が望まれるところです。

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