【漫画】創作の夢を追いかけていた高校時代 背中を押してくれた…今も心に残る“特別な友達”との出会い【作者取材】
- オトナンサー |

漫画家のつのだ ふむさんの漫画「僕が創作の道を選べた理由」がXで合計8千以上の「いいね」を集めて話題となっています。
作者は漫画家になる夢を捨てきれず、進学校ではなく別の高校を選びました。そこで、自分より映画に詳しく、絵も上手なクラスメイトと出会って…という内容で、友達との出会いの大きさに、読者からは共感の声が上がっています。
不安な高校時代を支えてくれた存在
つのだ ふむさんは、XやTikTokで漫画を発表しています。この記事では、漫画「糸島以前STORY」の一部を紹介、全編はKindleで読めます。つのだ ふむさんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
つのだ ふむさん「映像制作会社を辞めて、ウェブ漫画誌『コルクスタジオ』に所属したのが令和と同じ年数なので、本格的に漫画に取り組んでから7年くらいになります」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
つのだ ふむさん「漫画を描き始めた頃、noteのコンテストで『創作を始めたきっかけ』がテーマの漫画コンペがあり、その応募のために描いてみました」
Q.作品に登場した友達は、その後どのような道へ進んだのでしょうか。
つのだ ふむさん「この漫画のモデルの彼がどのような進路を進み、どうなったのかはまったく分かりません。連絡もとっていなくて…。当時は高校生になるとみんな『ケータイ』を持ち始める時代だったのですが、彼は持たない主義でした」
Q.進学先を変えたとき、迷いはありましたか。
つのだ ふむさん「迷いはありませんでしたが、高校に入ってからも、プライド、キャラ、恥といった悩みの方が大きく、もがいていました。唯一のアイデンティティになるかもしれない『創作』を諦めず、美大に進学しないと自分はどうにもならないという切実な思いがあったかもしれません。そんな不安定な時期を支えてくれたのは彼との出会いでした」
Q.高校で出会った友達と、漫画や映画の話をできたことは、どのような救いになりましたか。
つのだ ふむさん「自分に少しの自信が持てるプロセスになったように思います。彼と過ごす時間で、自分自身の土台のぐらつきを減らすことができたので、ようやく将来のことを考えることができました。それがなかったら、今ごろどうなっていたことか…と思います」
Q.「俺は楽しかったよ」と言われたときの心境を教えてください。
つのだ ふむさん「素直に楽しかったと言えなかった自分を恥じ、申し訳なくなりました。楽しいと思ってくれていた彼に対して、自分はカッコつけてそんなことを言うのか……と、情けない気持ちになりました。だから、いまだに覚えています。まあ、僕らしいですけど…」
Q.今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか。
つのだ ふむさん「バディものとして楽しんでくれた感想をいただき、うれしくなりました。今、バディものの長編新連載を描いているので、自分の手元にヒントがあったのかと気付きました。過去作にはいつも自分や創作へのヒントがあります」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
つのだ ふむさん「これからもたくさん漫画を描いていきたいです。まず自分が読みたいものを、いつまでもフレッシュな漫画を、迷いながら正直な心をしっかり記録していきたいと思います。エッセー漫画もフィクションも関係なく、長い人生の物語を描き続けていきたいです」
オトナンサー編集部
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